釣り

2023年12月11日

ブラックバスを「バスとば」に

今年は、ブラックバスを釣りに3回行きました。

 

 



1回目はボウズ、2回目と3回目で大きなバスを釣り上げました。

40cmの大物を2本釣り上げたことが大きな成果です。

2回目の時に紹介しましたが、最初は干物にして食べました。しかし、食べやすさの点では、三枚におろして、骨を取ってから干物にした方が食べやすかったと思います。

3回目のバス釣りの日に、その日釣ってきたバスを天ぷらにしてみました。3回目で紹介しています。

シソに巻いて天ぷらにしましたが、間違いなく美味しい一品になりました。

その後、11月の半ばに、3月まで同じ職場だった仲間たちを呼んで、ホームパーティをしました。

解凍したバスに片栗粉をまぶして、唐揚げ風にしました。みんな、初めて食べたバスを美味しいと好評でした。

そして、残ったバスを「鮭とば」のようにしたくて挑戦してみました。

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解凍したバスの表面の水分を取り、醤油と味醂1:1に2日間、冷蔵庫で漬け込みました。

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そして、2日間寒風干しをしました。気温が高いと、ただの干物になってしまうので、この時期を選びました。

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寒風干しの後、フライパンで簡易燻製にしました。燻製の材料は、緑茶、砂糖、月桂樹の葉です。

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火加減が難しく、温度が高いと干物になってしまい、低いと煙が出ないので、蓋の温度や煙の出具合を見ながら調整しました。

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本当は、大きな燻製器で温度を低くした冷燻にしたかったのですが、燻製器の準備が出来ていなかったので、とりあえず、温燻でしたが試してみました。

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約40分ほど燻製処理をして、3日間寒風干ししてみました。

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色が黒くなり、「鮭とば」のような感じになりました。

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かなり、固くなりました。少しだけ、切ってみました。

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食感は「とば」です。バス特有の香りというか、生臭みは少だけ残っています。醤油と味醂の味は、全体に染み込んでいました。ただ、燻製は、かなり甘いです。冷燻でしっかり煙を染み込ませたほうが良いです。

初めてにしては、上出来です。ビールの肴になりました。

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来年は、もっとバスを釣りたいと思います。そして、岩出山で買ってきた大久保のかりんとうを入れた一斗缶を燻製器にして、燻製したいと思います。

来年の楽しみが、また一つ増えました。


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2023年07月15日

柳の下に2匹のブラックバス

2023.7.14

先週の上山前川ダムのブラックバスに続いて、今週も天気の合間を見て、前川ダムに行ってきました。



前回同様、我が家で養殖しているドバミミズを持って、早朝4時に自宅を出発しました。

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ダムの堤体の水際でロッドを振るバスラーを見つけました。いつもの場所にリトルカブを止めましたが、今日は先客はいませんでした。

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日の出前、湖面には靄がかかっていました。

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一本目は20cm代のバスがかかりました。この上ないほど、暴れて騒ぎましたが、今回は網の中で神経〆されてしまいました。

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ポイントは前回と同じ場所ですが、前回よりも水位が下がりました。

隣にバスラーのオジさんが現れて、盛んにロッドを振るのですが、全くヒットしませんでした。そのうちに、どこかに行ってしまいました。

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今回は、バスが回遊してきませんでした。前回は5時過ぎころから、盛んに泳ぎ回るバスが見られたのですが、今回はさっぱり魚影が確認できません。

かかってくるのはブルーギルばかりです。

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水中の見えるミミズを食いに行ったバスを最後に、釣れるのはギルばかりでした。

最後のミミズでギルを釣り、すぐに上げずに水中を泳がせていたら、大きなバスがかかったギルを飲み込みました。

針がバスにかかるほど飲み込まなかったので、水面から出た途端、バスはギルを放して逃げてしまいました。

大物のバスを狙うにはギルの泳がせ釣りがあるのは知っていましたが、初めて体験しました。

渓流釣りの竿で小振りのギルを釣り、ルアー釣りに泳がせ釣りの仕掛けをして、大物を狙うのもありだなと感じました。

今回はバスは26cmの2本だけでした。

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帰宅後、神経〆で新鮮なバスを三枚におろし、皮をはぎ、冷凍しました。

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それにしても身が小さいです。解凍しておいた40cmのバスと比べると雲泥の差です。

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この日は、妻は仕事は休みでしたが、夕食は炊事軍曹を仰せつかりました。

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ブラックバスをシソの葉(大葉)で巻き、爪楊枝を刺します。

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油で揚げました。他にもイカと万願寺とうがらし、豆腐の厚揚げです。

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バスの大葉巻きは、酒の肴になると思います。

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バスはスズキの仲間、白身魚の蛋白さがあり、味の濃いものと組み合わせたほうが良いかもしれません。

柳の下にバスは2匹しかいませんでしたが、今後も、前川ダムに通いたいと思います。


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2023年07月06日

バス釣り、リベンジ成功

2023.7.5

三本木沼でのブラックバス釣りがボウズだったので、翌日、リベンジで上山市の前川ダムに行きました。



前川ダムは、農業用の溜池であった忠川池を拡張するために山形県がロックフィルダムにしたものです。完成から40年以上になるはずです。

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今では、バス釣りの聖地として全国的に有名になりました。

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日の出前の4時半過ぎに、いつもの車が置けるスペースに着きました。すでに、プリウスが1台止まっていました。

こんなに早い時間ではあるものの、プリウスのオーナーの年代的にはヘラ釣りの人かなと思いました。

道具を持ってポイントに向かって歩いていると、岸辺で若いバスラーがロッド2本で釣っていました。

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梅雨の時期だけに、水位も高く、南側の前川からダムに入り込むポイントで釣り始めました。

前述のバスラーがロッドを振る音を聞きながら、自宅で養殖したドバミミズを針につけ、第1投しました。

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前川ダムの特徴は泳いでいるバスがよく見えるということです。特に朝の7時前は、たくさん泳いでいます。

一般的に見える魚は釣れないと言いますが、前川ダムで見えるバスを何度か釣ったことがあります。

もちろん、眼の前を泳いでいるバスは釣れません。石の陰とか、木の陰など、こちらからは見えてもバスからは見えないという位置です。

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一本目が来ました。

一昨年の9月21日以来の前川ダムでのバス釣りです。あのときは餌釣りではなく、ロッドとリールと疑似餌を持って行きました。ただ、水面に藻が茂り、ロッドを振るのも難儀でした。

最初の一本は、一投目のポイントではなく、上流側(写真下)のポイントです。

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ここのポイントから、バンバン、バスが上がってきました。入れ食い状態でした。

ただ、浅かったためか、ウキの引き方がおちょぼ口のブルーギルのように、ちょこちょこ小さく引き、さらに横に引っ張っていくという、今まで見たことのないようなウキの引き具合でした。

このために、合わせられなくて、ミミズだけ持っていかれたことが何度かありました。

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渓流用の安物のカーボンロッドを使っているので、大きいものがかかると竿が大きくしなり、上げるのに大変苦労しました。

ブルーギルは1本だけでした。前日の三本木沼が嘘のようです。

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バスを釣り上げた数は10本でした。

しかし、20cmクラスの小振りなバスは、釣り上げてからも大きく暴れて、針を外して神経〆のタイミングで4本逃げられてしまいました。

大きなバスは、一旦、上がると比較的大人しくしてくれるので、神経〆をして血抜きすると完全に動かなくなります。

10本というのは初めてです。これでは、とてもルアー釣りする気にはなれません。

一昨年と一昨々年は、釣具屋から、あまり太くないミミズを買って釣っていました。打率は良くありませんでした。

今回は、自宅で養殖した太いドバミミズ20匹でバス10本とギル1本です。5割5分の高打率をマークしました。流石、ドバミミズです。

7時になりました。ミミズがなくなったので帰ることにしました。

帰りは、釣台に座り、日よけのパラソルを被った、ヘラブナ釣りの人たちがたくさん湖岸に陣取っていました。

早朝はバスラー、日中はヘラ釣りの人に交代します。

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自宅に帰って、計測したところ、40cmが2本でした。今までの最高は35cmでしたから、いきなり、新記録を2本出しました。

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まず、40cm未満の4本を干物にしました。

ネットで干物にしているページを見て、ぬめりを取るために酢を使っているのを見て、足りない酢を大急ぎでスーパーに買い出しに行きました。

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実は6本中、1本だけ、神経〆に失敗して、死後硬直が始まっていました。うまく、神経〆できると、柔らかいまま新鮮な状態で持って帰れます。

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酢でぬめりを取ったあと、内臓とエラと血合いを取りました。

臭み取りのため、塩を刷り込んで20分ほど放置したあと、水洗いし、キッチンパーパーで水分を取り、振り塩して、ネットに入れて、曇天の下で午後から干しました。

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干物は、翌日の午前中も干して完成しました。バス特有の臭みはなく、一般的な干物の匂いがしました。

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40cmの2本は三枚におろし、虫がいるというので、冷凍保存のため皮を剥いで切り身にしました。

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40cmとなると身も大きいです。バスは1cm違っただけで身の大きさが変わります。

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一つ一つ、ラップに包んで冷凍し、後日、何某かの料理に使いたいと思います。

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そして、完成した干物を焼いて食べました。

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多少、バスの臭みは残ってはいますが、味は美味しいと思います。ただ、骨が邪魔になるのと、身がパサパサして、どうしても食べにくいです。

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魚を食べるのは上手な方だと思っていますが、身を取るのに苦労しました。

バスは、三枚におろしてから、干物にした方が良いと思います。

来週、天気を見ながら養殖ミミズを持って、また、前川ダムに行きたいと思います。


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2023年07月04日

朝飯前のバス釣り、釣果なし

2023.7.4

2年ぶりにブラックバス釣りに行ってきました。

昨年は、3速リトルカブのレストアに全精力を注ぎ込み、88ccにボアアップしたことによる遠出を堪能したために、バス釣りまで気がまわりませんでした。

場所は、山形市西蔵王の三本木沼です。ネット情報に大物(40cm以上)が期待できると書いてあったので、今年初めての釣り場として選択しました。

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実は、昨年、バス釣りを休止している間に、密かにミミズを養殖していました。

養殖の甲斐あって、ミミズは大きく成長してくれましたし、さらに堆肥がサラサラと良い土になってくれました。

いつものように、朝飯前の日の出前に自宅をでかけました。

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5時前には三本木沼に到着しました。

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バスラーは誰もいませんでした。

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久しぶりに三本木沼に来ました。湖面の1/3以上はジュンサイのような水草に覆われていました。

いつもの餌釣りを始めました。

第一投からウキが細かく動くブルーギルの当りがきました。

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釣れるのはギルばかりです。ポイントを変えても、すぐにギルがヒットします。

餌釣りの欠点はブルーギルが必ず釣れるということです。

バスを釣って食べるという目的があり、数をたくさん釣りたいがために餌釣りをしています。

ルアー釣りなら、おちょぼ口のギルが釣れる心配がいりません。

一応、ルアー釣り用のロッド(竿)もスピニングリールもベイトリールも持ってはいます。

ルアー釣りは大きいものを釣る可能性もあるでしょうが、そもそも下手くそなので数は釣れません。

(ルアー釣りでないのに)大物情報に目がくらみ、三本木沼に来てしました。

これ以上、大切に育てたミミズをギルに食べさせるのはもったいないので、1時間で引き上げることにしました。

次回、ポイントをよく知っている前川ダムに行こうと思います。





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2021年09月24日

前川ダムはメッカでなくなるか

2021.9.17

いつもの前川ダムにブラックバス釣りに出かけました。

前日、ミミズを釣具店で買って帰るべきか迷って、買わずに帰宅しました。前日の天気予報では、朝から雨の予報だったのです。

翌朝、雨が降っていないので、ルアー釣りの道具を持って、裏街道を走ってポイントに一番近いところにリトルカブを停めました。

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いつもは、バスラーの車が置いてあるのですが、この日は一台も停まっていませんでした。一番乗りであることを喜びながら、ポイントまで歩いて行きました。

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湖面を見渡しても、誰一人釣り客がいません。

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毎年のことですが、この時期は水位が下がってきます。それでも、毎年バス釣りに来ていました。

ところが、今年はいつもと様相が異なります。

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湖面をよく見ると、藻がたくさん広がっています。藻が少ない場所をめがけて、何度か投げてみましたが、ルアーに藻が絡みついてきます。

これでは、バスラーがいないのも不思議ではありません。少し時間が経つと、バスラーからヘラブナ釣りに変わるのですが、ヘラ釣りの客も現れませんでした。

バスラーの車が無かった理由がわかりました。

前川ダム

以前も紹介しましたが、前川ダムは忠川池をダムにしたものです。前川から分水してダムの水源しています。上流には田畑がたくさんあり、そこからの水が流入します。

富栄養化が進んできたのでしょうか。地球温暖化?で水温も高いのでしょうか。

このままでは、藻がダム全体を覆うのか、分かりません。

全国的にブラックバスのメッカとして有名な前川ダムにバスラーという巡礼客が来なくなる日が近いのでしょうか。神のみぞ知るですね。


himajintaro at 06:28|PermalinkComments(0)