2022年08月12日
もう一つの柳津虚空蔵尊
2022.8.5
遅山仙人のリクエストによる宮城県登米市の柳津虚空蔵尊に到着したのは午前9時半でした。私の予想では午前10時を予定していました。
土日は大変込み合う虚空蔵尊ということでしたが、平日の金曜日ということもあり数台の車が駐車場にありました。
会津の柳津虚空蔵尊は只見川を眼下に望む風光明媚な高台にありましたが、こちらの柳津虚空蔵尊は谷あいの鬱蒼とした森の中という感じがしました。
縁起によると福島の会津坂下にある柳津虚空蔵尊と同じように行基作と言われる本尊が安置されているとのことでした。会津と直接的な縁があるとは説明はありませんでした。
仁王像が睨みをきかせている山門を潜ると正面に虚空蔵尊が安置されている本堂があります。本堂正面の雰囲気は鶴岡市にある玉川寺(ぎょくせんじ)に似たものがありました。
境内の中には七不思議と言われている、色々な物があります。
本堂でいち早いコロナの終息を祈念しました。
仙人は狛犬が可愛いと、なでていました。撫牛もなでました。
神社やお寺にありそうなグッズがとてもたくさんありました。
御朱印授与所にはたくさんの種類の御朱印帳が置いてありました。
御朱印の見本が掲示してありました。土日は、御朱印をもらうのに1~2時間待ちと聞いていました。私は御朱印をもらったことが無く、CM効果の高い御朱印の見本が、一瞬、御朱印帳と御朱印をもらおうかという気持ちにさせました。
別棟にあるダルマが御朱印の誘惑から解き放てくれました。
こういう霊験あらたかな所というのは、本来、俗世から隔絶された世界であり、だからこそ、ご利益を求めて多くの人たちが訪れるのだと思います。
私は、御朱印の見本に俗世を垣間見ることができました。ここで、御朱印をもらう気持ちにはなれませんでした。仙人も同じ気持ちだったようです。自分のイメージとは違い、ガッカリしたと言っていました。
私たちが、柳津虚空蔵尊を離れる10時半ごろには、地元ナンバーの車が10数台に増えていました。
石巻出身の知人女性の勧めで、石巻の道の駅 上品の郷に向かいました。
himajintaro at 07:00│Comments(0)│グループツーリング