2021年10月16日
洞窟探検の前に腹ごしらえ
2021.10.2
上山の山仲間の墓地から旧羽州街道の宿場町・楢下を通り、柏木トンネルを抜けて、高畠町に入りました。
高畠町二井宿に向かう県道の途中、山崎から農免農道に入りました。農免農道については広域農道と農免道路とは?で説明していますので、参考にしてください。
農道の両側のいたる所に警告らしき看板が貼られています。一緒にスズランテープのようなテープが張りめぐらされています。上山の楢下から柏木峠、高畠町の東部の山間部はマツタケの一大産地です。
このため、山全体を留め山として、地域が管理し、第三者が山に入ってキノコを採ることを警告しています。
多分、入会権という昔からの慣例的権利で、地域の山を地域の人たちが管理して、そこから得た果実を販売して、みんなで公平に分配したり、地域の人限定で収穫したりしているのだと思います。
最近、メルカリが山菜やキノコの産地が分からない物、無断で他人の所有地や国有地から採取した物の販売に対して窃盗に当たるとして警告を出しています。現に、生業として無断で採取して、YouTubeや自分のページにアップして、通販している人を知っています。
写真でもわかるように、このエリアはアカマツ林で覆われています。アカマツの根に共生する菌根菌と呼ばれるマツタケが昔からたくさん取れていました。
前回の上山の山仲間とともに、彼の実家の山にマツタケ採りに行ってことがあります。彼の実家にはマツタケ専用の冷蔵庫がありました。上山温泉や高松葉山温泉の旅館に、出荷調整しながら卸していると聞きました。大量に卸すと足元を見られて、値が崩れるのだそうです。
親類縁者の墓参りが終わった第二ラウンド、洞窟探検の始まりです。最初の洞窟は火箱岩洞窟です。
ブドウ畑の農道を山に向かって走っていきます。
火箱岩洞窟の標石が見える辺りが最大斜度になります。ブドウ畑から一気に登らないと50ccのリトルカブでは登り切れません。
標石から僅かで、駐車場になります。車なら2台ぐらいしか停めることができません。
案内板によると、縄文時代から古墳時代に使われていた住居跡のようです。たくさんの土器が出土したと書いてありました。
午後1時近くなったので、探検の前に駐車場で腹ごしらえとしました。
腐らない死体で紹介したパン屋フィンズで買ったパンとカップヌードルです。
ここのパン屋のパンは歯ごたえがあり、特に総菜系のパンは食べ応えのある大好きなパンです。
ちなみに箸を忘れて行ったので、木の枝で箸にしました。
遅い昼食の後、洞窟探検に向かいました。