2021年10月14日
ぼったくり消費税のレシート
2021.10.2
妻の実家の墓参りを済ませ、上山に眠る山仲間の墓に向かう途中、給油しました。この給油所は24時間営業で、朝早く、遅山仙人と南方面に向かう途中、時々、詰めることがあります。
単価は高いのですが、小銭が使えるので重宝しています。私が会員カードで安く詰めることができるスタンドは紙幣が無いと給油ができないので、小銭が増えてしまいます。
ガソリンにかかる消費税について思うことがあります。
ガソリンについては揮発油税という高い税率の税金がかかっています。揮発油税を除いた売り上げに消費税をかけるべきだと思うのです。しかし、揮発油税も含めて課税しているので二重課税であり、ぼったくり状態であると考えています。
同じ意味ではアルコール飲料も同じです。酒税にも二重課税しています。
本来、温泉の入湯税と同じように、お客さんからの預かり税であるはずなので、預かった分をそっくり納税するべきなのですが、実際はそうではありません。
平たく言うと売り上げの中から経費を除いた分に消費税がかかっています。税務署の認める経費の中に従業員の給料である人件費が入っていません。普通、法人税は人件費が控除できるのですが消費税では控除されません。
結果、どうなるかというと、人件費も消費税の課税対象になるので、企業は人件費を抑えようとします。風が吹けば桶屋が儲かるではありませんが、消費税率を上げると非正規の労働者が増えるのです。
二重課税せずに、預かり税とするならば、消費税はフェアな税金であると思います。
ぼったくり消費税のレシートをポケットにしまい、山仲間の墓へ急ぎました。
himajintaro at 07:00│Comments(0)│よもやま話