バイク小屋建てました 2日目 整地バイク小屋建てました 4日目 垂木と波板

2021年09月29日

バイク小屋建てました 3日目 上棟式

バイク小屋建築三日目

茶色に着色した単管パイプを組み立てました。

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一人で柱建てするのは難しいので、柱に斜めの控え柱を添えることで、一人でも組み立てすることができます。クランプと呼ばれるパイプ同士を取り付ける金具さえ扱えれば大丈夫です。

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水平と垂直が確認できる簡易型の水平器で、全部のパイプを確認し、屋根まで組み立てると、垂木クランプという垂木を押さえる金具を取り付けて、垂木を木ネジで固定します。

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垂木は最初の計画よりも太いものが手に入ったので、6本から5本に変更しました。垂木同士の間隔は、上の写真にあるように、垂木の破材で定規を作って、同じピッチにクランプを固定しました。

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単管パイプでの工作は初めての経験でしたが、父親が大工で、小さいころから建築工事の手伝いをしていたことで、全体的に苦労もせず組み立てをすることができました。

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高校の同級生から、上棟式はするのかと尋ねられました。

山形の上棟式では、ぼんでん(梵天)と呼ばれる逆三角形の携帯電話時代のアンテナマークのような木の枠に紙垂(しで)、五色の御旗、人形、ハサミなどを取り付け、棟の一番高い所に飾りました。

御神酒、水、米、塩、大根などの野菜、スルメをお供えします。

屋根の上から、棟梁や建て主が丸餅や五円玉を金紙に包んだものを撒いて、近所の人たちや子供たち、手伝ってくれた職人さんたちが拾います。

棟梁の高砂やの謡(うたい)が終わると祝宴が始まります。

大工は腕はもちろんのこと、謡を習いに行き、様々なしきたりを身に着けないと一人前の棟梁として認めてもらえませんでした。

私の自宅は新しい区画整理地に17年前に新築しましたが、その当時は、上棟式をする家は皆無でした。私はお供えと梵天、餅と五円玉を撒き、来てくれた職人さんたちに仕出しとお酒を持って行ってもらいました。さすがに、皆さんマイカーなので、祝宴はできませんでした。

この日は、父は若くして他界していたので、父親だったら喜んでくれるだろうと思われるハウジングメーカーを選び、上棟式を行いました。

上棟式には、いろいろな意味合いがありますが、工事の安全祈願と住まれる家族の幸福祈願があると思います。

山形市周辺部では、他所に無い、方位の大将軍や三隣亡に対する信仰が厚いところがあります。このため、敷地の中心部に柱一本だけを立てて厄除けするという、昔は無かった儀式が行われています。

その癖、工事の安全を祈願する上棟式は廃れてしまいました。棟上げ日に建て主は現場に来ません。

私の近所の棟上げ日に職人が二階から落下し、救急車で運ばれていきました。この事実を建て主は知らないと思います。

同級生から尋ねられましたが、上棟式は当日の夜、自宅でささやかに行いました。


himajintaro at 07:00│Comments(0)メンテナンス | DIY

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