2021年09月01日
赤べこが迎えてくれる無人駅
2021.8.27
日本三大虚空蔵尊の福満虚空蔵尊で参拝を済ませ、赤べこが迎えてくれる只見線の無人駅、会津柳津駅に向かいました。
駅の道路を挟んだ向かい側に赤べこの大きな案内板が立っています。
駅の玄関右側に赤べこが乗った郵便ポストがあります。
駅舎の左側にC11という蒸気機関車が展示されています。山形市の第二公園に鬼滅の刃の無限列車と同じ蒸気機関車が展示されており、柳津駅のC11と比べると大きな機関車です。
ホームには3人のお客さんがいました。間もなく、上りの列車が入ってきました。この駅で降りる人は誰もいませんでした。
会津川口駅よりも先は豪雨災害で不通区間になっているようです。
ここから西に只見線と只見川と鉄橋の絶景スポットがあるようでしたが、今回は行きませんでした。
新潟県中越地震の時に、発災から一週間後に災害ボランティア活動のため、4人で震源地の川口町に向かいました。このとき、新潟県内のいたる所が通行止めで、魚沼市に抜ける国道252号が被害を受けなかったので、只見線と只見川と並行に走る、この国道を走りました。
途中、六十里越峠の手前、田子倉湖の縁を回る国道を走っていると駅舎のようなものがあることに気が付きました。確か浅草岳の登山口だったような気がします。浅草岳を含め、六十里越付近は高い樹木があまり生えていない岩山だった記憶があります。
私は、列車が入線して出発するまで見送りましたが、遅山仙人はヤニが切れて、我慢できずに駅前に止めていたバイクに戻りました。
列車を見送り駅を出ると仙人はバイクごと倒れかかっていました。辛うじて私のリトルカブに引っ掛かっていました。
仙人はリアボックスに向かって座り、タバコを飲みます。バランスを崩して倒れたのですが、リアボックスがコレクションで一杯で重すぎて自力では起き上がれない状態でした。
私はボックスを抱えて起こしました。もしも、リトルカブが無かったら、一気に転倒して、骨の一本も折っていたことでしょう。
私は虚空蔵尊でこの機会にタバコを止めるように忠告したのに、無視したので、こういうことが起きたのだと諫めました。私が言ったのではなく、神様仏様が私の体を使って言わせたのだと再度忠告しました。
その後、仙人は、このツーリングでは一度もタバコを口にしませんでした。
駅を出て、また、虚空蔵尊の方へ戻りました。