あけましておめでとうございますささやかなコロナへの支援

2021年01月17日

冬眠中に蕎麦打ち始めました。

昨年、リトルカブが冬眠中に実家のリフォームをしたことで、隣の職場の同期が私のことを奇人変人扱いするので、また、奇人変人ぶりを紹介します。

リトルカブで遅山仙人と山形県内外の蕎麦屋さんで美味しい蕎麦を食べ回ってきましたが、遂に自分で蕎麦を打つことを始めました。

昨年の暮れ、12月の初めに山形市内のコミュニティーセンターで行われた蕎麦打ち教室に参加しました。

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山形市は戦後の町村大合併の時に、旧村をたくさん合併して、現在の山形市を形作っています。その村単位に小学校があり、役場がありましたが、合併により村役場を山形市役所の支所(会社で言う支店)にし、その後、役場の機能は全部、市役所に集中させ、残った建物は社会教育法の公民館として様々な生涯学習の講座やサークル活動を行う団体の活動拠点の場として使われてきました。

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平成に入り、地方公共団体の財政が悪化し始めると、公民館もリストラの対象となり、職員は市役所や他の市の施設に吸収されて、大幅な減員となりました。残った建物は地元の町内会の連合体に指定管理という方法で管理が任されるようになり、コミュニティーセンターという名称に切り替わりました。

前置きが長くなりましたが、そのコミュニティーセンターの社会教育上の講座として蕎麦打ち教室が開催されました。

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毎年、そのコミュニティーセンターの蕎麦打ち教室は抽選で参加者が選ばれるぐらい盛況ですが、今年はコロナウィルスの影響で参加希望者が減り、定員どおりの希望者だったため、運良く参加することができました。

講師は地元の蕎麦打ち愛好会の会長さんとメンバーの方。慣れた手つきで一通り、基本的な打ち方を実演してもらい、その後は、各自打ち方のスタートです。超初心者なので蕎麦粉7割、強力粉3割の分量で蕎麦をこねました。

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蕎麦粉に水をいれて掻き回す水回しに始まり、伸ばして、切るという3つの工程です。

生まれて初めて、本格的な蕎麦打ちを体験したのですが、かなり、高度なテクニックを必要とすることがわかりました。

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時々、先生からの指導を頂きながら、何とか蕎麦の体裁が整いました。しかし、ご覧の通り、太くてゴツゴツした蕎麦になりました。

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例年なら、講師の先生たちが打った蕎麦を参加者みんなで頂きながら、出汁の取り方の説明を聞いたり、質問をしたり、蕎麦談議に花を咲かせるそうですが、今年はコロナウィルスの影響で昼食会は中止となり、各自自分で打った蕎麦を持って帰って終わりになりました。

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太い田舎蕎麦という感じになりましたが、とても美味しかったです。

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細かくなった蕎麦の切れ端は、天ぷら油で揚げてお茶請けにしました。太いので硬くなりましたが、食べ始めると止められなくなります。

その後、ホームセンターでコンクリートパネルと大きなステンレスのボールを買い、ネットで麺棒と初心者向けの安い蕎麦切り包丁と駒板と呼ばれる包丁のガイドを注文し、家族みんなで年末の年越し蕎麦を食べたくて、毎週休みには蕎麦打ちに明け暮れました。

強力粉のつなぎ3割から2割に挑戦し、蕎麦粉8割の二八蕎麦が打てるようになり、味と香りが格段に良くなりました。

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蕎麦粉は山形県が誇る「でわかおり」です。

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なかなか正方形や長方形に伸ばすことができません。

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CDのケースを使い包丁で切ってみましたが、ものすごく太くなってしいました。

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駒板と蕎麦包丁を使うことで何とか細めの蕎麦を切ることができました。

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多めに作って、タッパーに入れて、そば通の山仲間S氏が来た時に土産に持って行ってもらいました。

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彼が自宅で食べた私の蕎麦が上の写真です。LINEで送ってくれました。及第点を頂きました。

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まだまだ、難しく、YouTubeを見ながら研究しています。今日も、これから、蕎麦打ちを始めます。


himajintaro at 07:31│Comments(0)料理 | よもやま話

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