無かった弁当鬼首吹上高原オートキャンプ場へ

2020年08月25日

硫黄の臭いが漂うカルデラ湖「潟沼」へ

2020.8.21

遅山仙人のお望みの弁当は買うことができなかった尾花沢市のスーパーおーばんを後に、馴染みの国道347号を順調に走り、鍋越トンネルを越え、宮城県加美町に入りました。

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国道347号から宮崎地区に入り、鳴子温泉へと丘陵地帯のなだらかな県道を走りました。

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途中、牧草の刈り取り風景に出会いました。かなりの面積の牧草地帯のようです。この辺りは乳牛なのか、肉牛なのか気になるところです。

今回、国道47号を走らないで、鳴子温泉にストレートに出るために林道を利用しました。

地図001

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林道築沢線5,237mは全線舗装で快適な道路でした。途中、突然マンションのような建物が右頭上に出現しました。Google マップには「ほうめい館」と記されています。BSアンテナが見えます。現地を確認したわけではないのですが、廃墟のように見えます。夏だけの別荘なのか、ホームページで検索しても詳しい情報は出てきません。

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林道の終点はT字路です。左側に行くと昨年、UFOの目撃で有名な田代峠を越えた「薬莱山へ 田代キャンプ場を経由して二ツ石ダムへ」で紹介した田代キャンプ場の十字路に出ます。

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ここから右折して進むと鳴子カントリークラブのコースに出ます。

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ゴルフコースを下り、交差点を右折します。

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すると下のような看板が現れました。森林伐採のため8月25日から通行止めになる区間があるようです。

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クラブハウスを過ぎて、「潟沼(かたぬま)」に向かいました。ここは以前から地図で沼があることを知っていましたし、最近の旅番組で紹介されたので今回行ってみようと思っていました。

沼に近づくと、硫黄の臭いが立ち込めます。温泉の蒸気が上がっている場所もありました。

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上の写真をよく見ると仙人が長靴を履いています。真夏のくそ暑い時に長靴を履いてくるなど誰が想像できるでしょうか。この長靴が、後に災いをもたらすことになるだろうとは、ご本人様は思いもよらなかったようです。

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この沼は火山火口で水の酸性度が高いために魚が住めませんが、その代わり透明度が高く、水面を青や緑で表現してくれます。何故か、恐山のような雰囲気を醸し出しています。

ちなみに余談ですが、昔、仙台にある東北通産局鉱山課の人から聞いたことがあります。恐山には日本でも有数の高純度の金が眠っているそうです。ただ、国定公園の特別保護区に指定されているので採掘は許可が下りないそうです。

恐山も潟沼も同じカルデラ湖です。もしかしたら、潟沼周辺にも金が眠っているかもと考えるのは軽薄です。

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昼12時半を過ぎたので元来た道を戻り、ゴルフコースの日陰の絨毯のような苔の上で昼食を取りました。

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私は自分の弁当を食べました。Facebookに写真のアップに夢中になり、気が付かなかったのですが、仙人がスーパーおーばんで買ってきた餅を食べていなかったのです。気が付いたときは、いつもの褐色の炊き込みご飯を食べ終わっていました。

なぜ、食べもしない弁当を買いたいと言ったのか。なぜ、食べもしない餅を買ったのか。そういえば、集合場所のJR千歳駅でスーパーおーばんを見るだけでもいいから見てみたいと口走っていたことを思い出しました。謎は深まるばかりです。

昼食を終え、目的地、鬼首(おにこうべ)に出発しました。


himajintaro at 07:00│Comments(0)グループツーリング | 観光

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