クロモジの葉が羨ましい遅山仙人、改造計画第二弾 ビアガーデン

2020年07月10日

2020年最初のバス釣り

2020.7.10 前川ダム

梅雨の合間の休業日、本当は遅山仙人と大井沢に出かける予定でしたが、前日の予想で午後から雨ということになり、予定を変更して、降らない午前中を利用し、ブラックバス釣りに行くことにしました。

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このところ、自宅で養殖しているミミズの成長が芳しくなく、職場からの帰宅の途中、釣具屋さんからミミズを仕入れてきました。

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朝は雨の心配はなく、前日仕入れたミミズと道具一式を持ち、上山にあるバス釣りのメッカ前川ダムへとリトルカブを走らせました。

このダムは以前も紹介しましたが、元々、忠川池という池があり、山形県の農業土木事務所が農業用水のため池として整備したものです。このダムがいつの間にかバス釣りのメッカとなり全国に知れ渡ることになりました。

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金曜日の平日にもかかわらず、先客がいらっしゃいました。もちろん、皆さん、バスラーと呼ばれるルアー釣りの覇者の方々です。

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私がいつも釣るポイントにはバスラーの方がいましたので、別のポイントで釣り始めました。

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最初に掛かったのはブルーギルでした。ここのギルは小さいものばかり。中々、大物にお目にかかったことがありません。ギルは、ミミズを水に入れた瞬間、さっと現れて、おちょぼ口で細かくミミズをちぎって食べていくという、嫌らしい食べ方をします。浮の動き方ですぐにわかります。

忠川という川から水が供給されているので、比較的水がきれいです。こちらも魚に見られているわけですが、魚の動きも見ることができるので、魚が餌に食いついた瞬間がわかります。

普通、見える魚は釣れないのですが、ここの魚たちの中には例外もいるので、結果的に釣果になってしまいます。

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釣れるのはギルばかりです。周りのバスラーからヒットした音が全くしません。仕舞にはロッドを振り、ラインが伸びていく音もしなくなったので、いつものポイントに行ってみました。

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最初にいたバスラーがいなくなったので、竿を出しました。ここは、前川ダムの南端、忠川の合流口です。

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それでも釣れるのはギルです。

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上の写真でもわかるようにギルはオオクチバスから比べれば、おちょぼ口です。

実は、この場所は、早朝、無数のバスとギルとライギョが行き交う場所です。川の合流地点なので比較的浅く、肉眼で容易に確認できます。いわゆる見える魚がウジョウジョ泳いでいるのです。投網があれば、一網打尽です。

今回わかったことですが、飛び跳ねる小魚をバスの一群が大挙して追いかけていました。飛び跳ねるのはバスから逃げているのだと思います。この光景が何度も何度も繰り返し行われていました。ルアーだったら何を使うのでしょうか。ペンシルのような小魚風の物でいいのでしょうか。

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2016.8.8に、ほぼ同じポイントでライギョを2本釣り上げました。(写真上)大きいし、とてもヒットする魚です。物知りの遅山仙人からライギョは美味しいと聞かされるまで食べることを知らなかったため、この日はリリースしました。その後、1本も釣れていません。

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釣り始めて約2時間、ようやく、今年初めてのオオクチバスです。ミミズに食いついた瞬間が見えました。見える魚でした。

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私がバス釣りに使う道具は安い釣竿の他、上の写真ような道具です。持ち帰り、食料にするため鮮度を保たたせます。

千枚通しで脳に刺し、出刃包丁でエラの奥の血管を切り血抜きし、専用の針金で神経締めをします。このやり方は、農水省のYouTubeで覚えました。

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本日の釣果はオオクチバス3本、ブルーギル15本でした。最初に釣り上げたものが33cm、残りは26cm、25cmでした。

死後硬直せずに、自宅に持って帰れました。ここからはグリル厄介です。一番大きなバスは消化しかけた小魚を抱えていました。さらに、カニも食べていたようです。

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いつものように三枚に下し、皮をはぎ、冷凍しました。

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今回のバスは、今までと違う料理にしたいと思います。今後、尺物をたくさん釣り上げられたら、燻製に挑戦したいと考えています。

それにしても、大物を釣り上げるにはルアー釣りもする必要があるようですが、初期投資がかかり過ぎます。ビギナーでも10万円はかかることを考えると躊躇しています。メルカリから安いものを探してもらった娘からは、これから一生バス釣りをすることを考えたら高くないのではと言われました。

確かにヒットした時の醍醐味と食料確保と料理ができることを考えれば安いのかもしれませんが、釣る方法は餌釣りやルアー釣りだけではありません。金を掛けないでも大物を釣り上げる方法は頭を使うしかないようです。 

himajintaro at 21:45│Comments(0)釣り 

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