2020年06月14日
タケノコ取りに行くぞ!
2020.6.5 タケノコ取り
先週の2020.5.30山菜取りに続き、翌週も山菜取りに出かけました。
本当は山仲間S氏も参加する予定でしたが、急ぎの仕事が入り、いつもの遅山仙人と二人で行くことなりました。集合場所のヨークベニマル上山店に集合時間の午前9時になっても仙人は現れません。
遅れるのは当たり前、遅山(おくれやま)の仇名が付いたのも、常に遅れることから亡くなった山仲間がいつもそう呼んでいたからです。
このごろは、ほとんど定時に現れるのですが、この日は15分経っても現れませんでした。本来、山形市側から現れるはずが、何故か反対側から現れました。本人曰く、道に迷ったと言うのです。
南方面にツーリングに行くときは、必ず、ヨークベニマル上山店前を通るので迷うはずがないのですが、別の道からヨークベニマル上山店を目指すと分からなくなってしまうのです。
社会科の先生でありながら頭の中に地図を描けないのが遅山仙人なのです。
さて、20分遅れで到着した仙人とともに目指すのは宮城県との県境、舟引山です。このルートの詳細は、2018.6.8 林道ダブル走行 上山~南蔵王林道県境編で紹介しています。
上山市古屋敷、萱平の集落を抜けて、いよいよ、本格的に砂利道に入ろうとするところに、4km先に通行注意の場所があると言う看板がありました。多分、以前は通行止めだったのでしょう。「止」の上に「注意」が張ってありました。
今時珍しい「警笛鳴らせ」の道路標識が立っています。昔はカーブミラーが無かったので一般道の見通しの悪いところには普通にあったのですが、最近では林道ぐらいでしか見かけなくなりました。
視界が開け、杉の伐採地になりました。案内板によると国有林のようです。
山形市職員OBで元森林整備課長によると、国有林は伐採してから2~3年後にはワラビが出始めて、良いワラビ取りのポイントになるそうです。ここは、誰でも行ける所なのでピークになればたくさんの山菜取り客が訪れることが予想されます。
前回仙人は、このルートはかなり苦労して走ったのですが、私から遅れること数分で上ってきました。前回、舟引山の峠で仙人は15分遅れて到着し、待っている間に少しだけタケノコを取りました。
案内板にあった注意ヶ所がありました。法面が崩落しているようです。大雨が降ると、さらに崩落が進み、道路が無くなってしまう可能性があります。
景色が開けてきました。
この場所は、スマホアプリのスーパー地形図で見ると標高995mです。958.52mは十字のポイント地点を現しています。先ほどの崩落地点は少し手前の急斜面をトラバース(横切る)している所であることがわかります。目的地の舟引山までもう少しです。
タケノコ取りらしき車があります。後で、この車の持ち主と会うことになります。
間もなく峠です。
私から遅れること5分で仙人が到着しました。待ち合わせのヨークベニマル上山店から約1時間で到着しました。
早速、準備をして竹やぶに入ります。タケノコと言っても孟宗竹ではなくネマガリダケという竹ですが、熊の大好物でもあります。昔、西吾妻スカイラインでタケノコ取りをした時、まだ温かく湯気の立っている熊の糞を見たことがあります。また、西蔵王の羽竜沼(はりゅうぬま)の僅か手前の登山道沿いの竹やぶで息の荒い熊の気配を感じ、足元の登山道に熊の足跡を見つけ、山仲間二人でそっと引き返したことがります。
落ち着いてタケノコ取りをしていれば、人か熊か判断することは可能ですし、移動方向もわかるので動かないでいれば危険は避けることができます。竹やぶで突然熊に出くわすというのは、タケノコ取りに夢中になり気配を感じられなくなるからです。
標高が1,000mくらいになると食べごろなタラノメ(たらの木の芽)が残っていました。
ネマガリダケと言われるように孟宗竹のように垂直に伸びるのではなく大雪に押されて山の斜面を這うように育つことからネマガリタケと呼ばれたのでしょう。
タケノコ取りの時期としては10日以上遅いタイミングのようでした。伸びすぎていました。
先週の2020.5.30山菜取りに続き、翌週も山菜取りに出かけました。
本当は山仲間S氏も参加する予定でしたが、急ぎの仕事が入り、いつもの遅山仙人と二人で行くことなりました。集合場所のヨークベニマル上山店に集合時間の午前9時になっても仙人は現れません。
遅れるのは当たり前、遅山(おくれやま)の仇名が付いたのも、常に遅れることから亡くなった山仲間がいつもそう呼んでいたからです。
このごろは、ほとんど定時に現れるのですが、この日は15分経っても現れませんでした。本来、山形市側から現れるはずが、何故か反対側から現れました。本人曰く、道に迷ったと言うのです。
南方面にツーリングに行くときは、必ず、ヨークベニマル上山店前を通るので迷うはずがないのですが、別の道からヨークベニマル上山店を目指すと分からなくなってしまうのです。
社会科の先生でありながら頭の中に地図を描けないのが遅山仙人なのです。
さて、20分遅れで到着した仙人とともに目指すのは宮城県との県境、舟引山です。このルートの詳細は、2018.6.8 林道ダブル走行 上山~南蔵王林道県境編で紹介しています。
上山市古屋敷、萱平の集落を抜けて、いよいよ、本格的に砂利道に入ろうとするところに、4km先に通行注意の場所があると言う看板がありました。多分、以前は通行止めだったのでしょう。「止」の上に「注意」が張ってありました。
今時珍しい「警笛鳴らせ」の道路標識が立っています。昔はカーブミラーが無かったので一般道の見通しの悪いところには普通にあったのですが、最近では林道ぐらいでしか見かけなくなりました。
視界が開け、杉の伐採地になりました。案内板によると国有林のようです。
山形市職員OBで元森林整備課長によると、国有林は伐採してから2~3年後にはワラビが出始めて、良いワラビ取りのポイントになるそうです。ここは、誰でも行ける所なのでピークになればたくさんの山菜取り客が訪れることが予想されます。
前回仙人は、このルートはかなり苦労して走ったのですが、私から遅れること数分で上ってきました。前回、舟引山の峠で仙人は15分遅れて到着し、待っている間に少しだけタケノコを取りました。
案内板にあった注意ヶ所がありました。法面が崩落しているようです。大雨が降ると、さらに崩落が進み、道路が無くなってしまう可能性があります。
景色が開けてきました。
この場所は、スマホアプリのスーパー地形図で見ると標高995mです。958.52mは十字のポイント地点を現しています。先ほどの崩落地点は少し手前の急斜面をトラバース(横切る)している所であることがわかります。目的地の舟引山までもう少しです。
タケノコ取りらしき車があります。後で、この車の持ち主と会うことになります。
間もなく峠です。
私から遅れること5分で仙人が到着しました。待ち合わせのヨークベニマル上山店から約1時間で到着しました。
早速、準備をして竹やぶに入ります。タケノコと言っても孟宗竹ではなくネマガリダケという竹ですが、熊の大好物でもあります。昔、西吾妻スカイラインでタケノコ取りをした時、まだ温かく湯気の立っている熊の糞を見たことがあります。また、西蔵王の羽竜沼(はりゅうぬま)の僅か手前の登山道沿いの竹やぶで息の荒い熊の気配を感じ、足元の登山道に熊の足跡を見つけ、山仲間二人でそっと引き返したことがります。
落ち着いてタケノコ取りをしていれば、人か熊か判断することは可能ですし、移動方向もわかるので動かないでいれば危険は避けることができます。竹やぶで突然熊に出くわすというのは、タケノコ取りに夢中になり気配を感じられなくなるからです。
標高が1,000mくらいになると食べごろなタラノメ(たらの木の芽)が残っていました。
ネマガリダケと言われるように孟宗竹のように垂直に伸びるのではなく大雪に押されて山の斜面を這うように育つことからネマガリタケと呼ばれたのでしょう。
タケノコ取りの時期としては10日以上遅いタイミングのようでした。伸びすぎていました。
上の写真様なタケノコがベストですが、このエリアは時間を掛けないと太くて短いタケノコにはあり付けません。元々、竹の太さが細めです。
遠方に蔵王刈田岳、熊野岳を望むことができます。このように時々、自分の位置を確認しておく必要があります。先ほどのスーパー地形図や後日紹介するYAMAPなどの登山アプリなども利用して遭難しないようにする必要があります。
今回、スマホが持てない仙人ですが、このエリアは遠くに行かなければ遭難しない場所だったので、頭に地図が書けない仙人でも大丈夫と思い別行動を取りました。
今回、スマホが持てない仙人ですが、このエリアは遠くに行かなければ遭難しない場所だったので、頭に地図が書けない仙人でも大丈夫と思い別行動を取りました。