2019年11月08日
桧原湖にも等高線がある?
「道の駅裏磐梯」はGoogleマップには載っていません。
「森のアイス工房」としか載っていません。国土地理院2万5千分の1地形図で確認してみると、しっかり「道の駅」と表示してありました。そして、気が付いたことは桧原湖の中に等高線が書いてあるのです。
これが、人工的に作られた湖、例えば、長井ダムのような、もっと新しい湖には等高線が無いのです。
桧原湖は明治時代の磐梯山の噴火により川がせき止められたためにできた比較的新しい湖です。
等高線があることにより、湖の深さとともに、どういう地形の場所にできた湖であるかがわかります。
桧原湖の等高線を見ると、急な谷あいではなく、比較的平らな場所であることがわかります。
平らな場所だったがゆえに、人が住んでいた集落も水没したようです。
このため、湖の面積は広大になっています。火山によるせき止め湖としては日本最大とされています。
現在は、桧原湖の広大な面積が重要な観光資源になっているのです。