カマキリさんも喜ぶ、まごわやさしい弁当なくて七癖、ラーメン上げ下げ20回

2019年11月04日

朝ラーメンはしょっぱかった

2019.10.31

毎週末の天候不良により今年の紅葉のタイミングを逸したので、まだ、どこかは紅葉が良いだろうと天気の良い日を狙って年休消化をしました。

まずは、腹ごしらえということで、喜多方市で朝ラーメンを食べてから裏磐梯の紅葉を楽しむ計画をしました。

山形喜多方


朝暗いうちに山形を出発しました。前日の予報で放射冷却による霧が発生すると言われていたので快晴間違いなしと予想し、いつもの連れ合い遅山仙人と冬支度をして出かけました。

寒さで一番つらいのは、指先です。寒さ対策でハンドルカバーを付けたものの、だんだん指先が冷たくなっていきました。そんな時、仙人がホッカイロを取り出しました。手袋の中に入れると寒さが和らぎます。低温やけどをする恐れがあるので、私は二重に手袋を掛けた間にホッカイロを挟みました。

IMG_2605

山形市から米沢市までは旧国道13号を走りましたが、南陽市赤湯以南は霧が深く、ウェアーの前がびしょ濡れでした。

米沢からは日光へと続く国道121号を走りました。通称、大峠(おおとうげ)という呼び方をしますが、本来の大峠は現在の県境・大峠トンネルから5km南東にあります。昔は米沢街道と呼ばれていました。

IMG_2606

IMG_2608

紅葉のピークは過ぎていましたが、青空に生えてきれいでした。

IMG_2609

大峠トンネルは4km近い長いトンネルですが、内部は明るく広さを感じるのでリトルカブでも違和感なく走ることができます。

IMG_2612

大峠トンネルを抜けるとスノーシェッドを含めた13の連続したトンネルを潜ることになります。10番目のトンネルを過ぎたら右折して、旧道に入ります。ここまで様々な紛らわしい道案内がありますが、右折できるのは10番目のトンネルを過ぎた所だけです。

バイパスを走るのも手ですが、旧道を懐かしむのが一番です。仙人は旧道を走ったことがない、バイパスになってからしか走ったことがないと言います。旧道には旧国鉄の廃線になった日中線の記念館があり、除雪車や客車が展示されていることを知っていましたが、仙人には教えず、目的地へ急ぎました。

IMG_2615

旧道から喜多方市内に入り、ネットで探しておいた朝からやっている旧道沿いのラーメン店に行きました。仙人が行きたがっていた坂内食堂がこの日は定休日なので、坂内食堂に似た味で、値段の割にはチャーシューが厚くて多いという店を探しておきました。

ところが行ってみたら、臨時休業の貼紙がしてありました。あべ食堂には昨年行ったので、やむなく、まこと食堂に向かいました。朝7時30分の開店で7時50分に到着しましたが、すでに10人以上のお客さんが入っていました。座敷に案内されました。

IMG_2617

この店は、しょっぱい(塩辛い)ことで有名です。前日にも、職場の同僚から、まこと食堂はしょっぱいと言われていました。

同僚の話によると、元々、会津は美味しい醤油を作っている所なのに、その醤油を減らして、塩で味つけしている可能性が高い店が多いと言うのです。醤油系のラーメンの場合ですが。

以前、山形市内の蕎麦職人から聞いたことがあります。コストを下げるためにつけ汁の質を落として塩分を多くしている店が増えているとのこと。蕎麦は質を落とすと、直ぐに客離れします。つけ汁は出汁にコストがかかるため、材料を減らして、その分塩分を多くしていると言うのです。

朝、7時や7時30分から店を開けて、経営も大変だと思います。そこまでする必要があるのかと思いますが、私たちのようなアホなツーリストがいるからでしょう。

IMG_2621

ちょうど、お客さんも入れ替わりのタイミングでした。

IMG_2619

実は、朝早かったので仙人は起きることができるか心配でした。いつも、遠乗りの時は5時出発がザラなのですが、時計よりも太陽が生活のリズムになっているので、秋や春早くの早朝は苦手なのです。

本当は60代半ば過ぎにも関わらず、風体が風体なので老けた顔つきですが、楽しい、嬉しい時は笑顔になります。朝からラーメンが食えるとは思いもよらなかった、早起きして正解と言っていました。

IMG_2620

チャーシューメンを頼みました。もちろん、仙人も同じものです。

IMG_2622

ちょっと、小ぶりの丼ぶりにチャーシューが乗ったラーメンが出てきました。予想通り、ちょいと、塩辛さが残ります。太い縮れ麺で山形も同じ縮れなので馴染みがあります。チャーシューは薄かったです。スープは飲みませんでした。

ここで、仙人から、以前、ツーリングで食べたチャーシュー麺の話題が出ました。そこは、大江町のカネミ食堂です。2019年04月07日の「2019年最初のツーリングは墓参り」で紹介しています。丼ぶりの縁に垂れ下がるほどのたくさんのチャーシューでした。

値段とチャーシューの量ではカネミ食堂に軍配が上がります。味に関しては、まこと食堂でしょう。どちらも塩が効いていました。と言うような話題でした。


コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
カマキリさんも喜ぶ、まごわやさしい弁当なくて七癖、ラーメン上げ下げ20回