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2019年10月11日

沢庵和尚はイスラム原理主義者か? 2019.9.20

遅山仙人が先導して沢庵和尚で有名な春雨庵に向かいました。仙人は、ぐるっと遠回りし、上山温泉街を通って四角形の3辺強を走る形で目的地に着きました。下にそのルートを示しました。緑のラインが仙人のルート。私だったらのルートが青い破線です。青い実線が私が先導して走ってきたルートです。

上山城

ご覧の通り、えらく遠回りしています。これぞ仙人の真骨頂です。

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春雨庵は「たくあん漬け」の語源になった沢庵和尚が幕府に逆らって京都大徳寺から上山に流されたときに建てた茶室を持つ建物です。

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仙人が建物をのぞいた時に、中に自分がいると言い出しました。唖然として聞いていると、イスラム原理主義者の自分がいるというのです。

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中にいたのは、仙人と同じような髭を生やした沢庵和尚の像だったのです。イスラム原理主義者と言ったのは、以前、私がイスラム原理主義者の見分け方の一つとして、髭を生やしていると教えたからなのです。

イスラムの世界で言われている、一般的なイスラム原理主義者の見分け方は、髭を生やしていること、イスラム教徒特有の小さめの帽子を被っていること、そして、直ぐに政治の話をすることなのです。

毎年のように行っていたバングラデシュでは、上の条件に当てはまる人と何度も会ったことがあります。日本に住んでいるベンガル人や日本に留学したことのあるベンガル人の中にも原理主義支援者と言われている人を何人か知っています。

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沢庵和尚は髭を伸ばしているだけなのですが、イスラム教徒にかけたのは、もう一つ理由があります。

それは、以前、バングラデシュで小学校を経営しているベンガル人の知人に日本語教師として、仙人の顔写真を送って紹介したところ、知人は仙人をムスリム(イスラム教徒)ですか?と訊ねました。風貌が、イスラム教徒そのものなのです。以前紹介したかもしれませんが、アジアで最初のノーベル賞受賞者であるラビンドラナート・タゴールに雰囲気が似ているのです。タゴールはイスラム教徒ではありませんが。

そのことを仙人に話したので、私を笑わせてくれたのです。

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猫が入るので閉めて下さいという注意書きがありました。

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閉館の30分前に行ったので誰もいませんでした。久しぶりの春雨庵です。イスラム原理主義者がいるとは意外でした。

次回、仙人情報で歌舞伎役者がお忍びでお参りに来るという寺院に行ってみることにしました。ただ、仙人が行ったのは、ずいぶん昔で、いつものように場所が甚だわからないというオマケ付きです。

オマケを楽しみにして、ここで解散しました。


himajintaro at 07:00│Comments(0)よもやま話 | 歴史・文化

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