2021年09月
2021年09月30日
バイク小屋建てました 4日目 垂木と波板
バイク小屋建築四日目
三日目で単管パイプを組み立て、屋根の垂木を取り付けました。
四日目は、壁の垂木を取り付け、屋根と南側にポリカーボネート波板を葺きました。
前日の垂木クランプの取り付けと同じように垂木の破材で定規を作り、垂木クランプではなく、単管パイプの直径に合うサドルバンドという金具で固定しました。
改めて、柱の垂直を確認して、サドルバンドを木ネジで固定しました。
サドルバンドは荷重がかからないので1本だけで止めていますが、後で棚などを作ることを考えて、2本で止めているところもあります。
垂木の間隔を一定にする定規は一人で複数固定するのは難しいので、定規をひもで仮止めして、垂木を取り付けました。
全部の垂木の取り付けが終わった後、屋根を葺きました。
ポリカーボネート波板を専用の木ネジビスで止めていきました。波板の山二つ分重ねて、ドリルで穴を開け、十字ドライバーに取り換えて、ビスで止めるのですが、これが豪く時間がかかりました。
最初の計画では、屋根の垂木の数を6本としていましたが、そうすると、脚立に上って上半身を屋根の上に出して作業するのは難しかったと思われます。
5本にすることで垂木の間隔が広がり、作業性が上がりました。結果、オーライとなりました。
ただ、ビスの数が実際必要な数よりも少なく注文したので、追加でホームセンターに買いに行く羽目になってしまいました。
結果的に全部のポリカーボネート波板を取り付ける時間とビスが無くなり、翌日の作業となってしまいました。
2021年09月29日
バイク小屋建てました 3日目 上棟式
バイク小屋建築三日目
茶色に着色した単管パイプを組み立てました。
一人で柱建てするのは難しいので、柱に斜めの控え柱を添えることで、一人でも組み立てすることができます。クランプと呼ばれるパイプ同士を取り付ける金具さえ扱えれば大丈夫です。
水平と垂直が確認できる簡易型の水平器で、全部のパイプを確認し、屋根まで組み立てると、垂木クランプという垂木を押さえる金具を取り付けて、垂木を木ネジで固定します。
垂木は最初の計画よりも太いものが手に入ったので、6本から5本に変更しました。垂木同士の間隔は、上の写真にあるように、垂木の破材で定規を作って、同じピッチにクランプを固定しました。
単管パイプでの工作は初めての経験でしたが、父親が大工で、小さいころから建築工事の手伝いをしていたことで、全体的に苦労もせず組み立てをすることができました。
高校の同級生から、上棟式はするのかと尋ねられました。
山形の上棟式では、ぼんでん(梵天)と呼ばれる逆三角形の携帯電話時代のアンテナマークのような木の枠に紙垂(しで)、五色の御旗、人形、ハサミなどを取り付け、棟の一番高い所に飾りました。
御神酒、水、米、塩、大根などの野菜、スルメをお供えします。
屋根の上から、棟梁や建て主が丸餅や五円玉を金紙に包んだものを撒いて、近所の人たちや子供たち、手伝ってくれた職人さんたちが拾います。
棟梁の高砂やの謡(うたい)が終わると祝宴が始まります。
大工は腕はもちろんのこと、謡を習いに行き、様々なしきたりを身に着けないと一人前の棟梁として認めてもらえませんでした。
私の自宅は新しい区画整理地に17年前に新築しましたが、その当時は、上棟式をする家は皆無でした。私はお供えと梵天、餅と五円玉を撒き、来てくれた職人さんたちに仕出しとお酒を持って行ってもらいました。さすがに、皆さんマイカーなので、祝宴はできませんでした。
この日は、父は若くして他界していたので、父親だったら喜んでくれるだろうと思われるハウジングメーカーを選び、上棟式を行いました。
上棟式には、いろいろな意味合いがありますが、工事の安全祈願と住まれる家族の幸福祈願があると思います。
山形市周辺部では、他所に無い、方位の大将軍や三隣亡に対する信仰が厚いところがあります。このため、敷地の中心部に柱一本だけを立てて厄除けするという、昔は無かった儀式が行われています。
その癖、工事の安全を祈願する上棟式は廃れてしまいました。棟上げ日に建て主は現場に来ません。
私の近所の棟上げ日に職人が二階から落下し、救急車で運ばれていきました。この事実を建て主は知らないと思います。
同級生から尋ねられましたが、上棟式は当日の夜、自宅でささやかに行いました。
2021年09月28日
バイク小屋建てました 2日目 整地
バイク小屋建築二日目
建築予定地の整地をしました。
8月中に自宅の外壁塗装工事をしたために、今使っているリトルカブと以前もらったリトルカブを草ボウボウの駐車場に置いていました。
塗装工事が終わったので、リトルカブ2台を保管するバイク小屋を作ることになったのです。
アップルミントが大繁殖し、根を取るのに苦労しました。
栄養状態が良いためか、太いミミズがたくさん出てきたので、隣にお引越ししてもらいました。
一部、生垣にしているベニカナメの根もあり、半端でない量の根が出て、数日乾かして、燃やせるゴミとして集積所に出しました。ミントでなければ堆肥化することも可能ですが、万が一、ミントの根が生きていると、他の植物を押しのけても育つ、強力な繁殖力を持つので、全部ゴミとして処分しました。
基礎ブロックを柱の数の6個設置しました。全体の水平を取って底に砂を敷いて調整しました。
大掛かりな水平は測量器械のレベルを使います。測量と設計をするため仕事で何度も使いましたが、ちっぽけな工事に測量器械まで必要ありません。
昔は土建屋さんや大工さんは透明なパイプを繋いだブリキの缶を使って水平を取っていました。私も透明で細いビニルパイプに水を入れて自宅の小さな工事に使いました。
現在は簡易な測量機器を土建屋さんが使っています。音で水平を知らせてくれる器械です。
これで、本日の作業は終了です。明日は、雨の予定だったので、明後日、柱建てになります。
2021年09月27日
バイク小屋建てました 1日目 部品塗装
バイク小屋建築1日目。
上山のパワーコメリで材料を買い付け、1時間無料貸し出しのトラックを借りて、自宅に運びました。
単管パイプをチョコレート色に塗り、垂木に保護塗料を塗りました。
初日は、塗装で終わりました。
himajintaro at 07:00|Permalink│Comments(0)
2021年09月26日
バイク小屋建てました 準備
毎年、お盆の時期には休みは取らずに仕事がひと段落着く9月始めに休みをもらっています。今年は、この休みにバイク小屋を建てる計画をし、以前から準備をしていました。
エクセルで図化し、数量を拾って、掛かる費用を計算しました。単管パイプで建てて約10万円かかりました。
最初は、天童のホームセンタームサシで材料を仕入れようと考えました。しかし、以前、ムサシでは無料の貸し出しトラックが使えましたが、今はこのサービスは行っていないというので、自宅まで材料を運ぶ手段に困りました。
さらに、ムサシで扱ってる単管パイプは厚肉タイプで、上山のパワーコメリで扱っているパイプは薄肉で厚肉より軽くて強度が高く、金額もほとんど変わりないことがわかりました。
コメリで無料の貸し出しトラックが借りられますが、コメリカードを持っていることが条件だったので、急遽、カードを作りました。
単管パイプに垂木を抱かせ、ポリカーボネート波板で覆うというシンプルな作りです。ただ、単管の金属色は味気が無いのと腐食防止のために塗装することにしました。
10日前に、コメリで材料の確認とコメリカードを申し込んだ時は、垂木は4cm角の米松が安くて良かったのですが、実際に買いに行ったら、たくさんあった米松が無くなっていました。昨今の木材不足が影響をしているようでした。
実際に買った垂木は山形産の杉で6cm×4cmのものがありました。そこで、垂木の強度が上がったので屋根の垂木を6本から5本に減らしました。
入り口はオーダーメイドカーテンにすることにし、1cmごとにオーダーできるので、単管パイプが組み上がってから、採寸して発注しました。
塗料や物によってはネットで買った方が安く、ホームセンターに無いものはネットで注文しました。
また、足りなかった物は追加でコメリに買いに行ったら臨時休業で、ムサシに行って買った物もあります。
こうして、実際の工事に入りました。