2021年08月
2021年08月29日
赤べこ発祥の地へ
2021.8.27
旧国鉄熱塩駅跡から喜多方の中心部を縦断し、会津坂下(ばんげ)の国道49号を目指して一路南下しました。
丁度、通勤ラッシュの時間帯に重なりましたが、渋滞することもなく、スムーズに49号を走り、会津柳津に入りました。
トイレに行きたかったので、最初に道の駅に向かいました。道の駅のそばの只見川の土手に撮影スポットがあるようなので行ってみました。
確かに赤いニールセンローゼ橋のアーチと床版の間に福満虚空蔵尊の建物が入ります。季節によって様々な風景を見せてくれるのでしょう。
この場所は道の駅の駐車場から、すぐ土手に上った所にあります。
虚空蔵尊の登り口に観光協会の案内所と有料の駐車場があります。朝8時半に到着し、職員の方が駐車場の掃除をしていました。駐車場乗用車1台分で1時間200円ということでカブ2台で200円を案内所で前払いしました。
1時間未満なら、そのまま帰ってもらって構わないということでした。案内所から観光パンフレットをたくさんもらい、また、遅山仙人のコレクションが増えました。これが、後々、災いとなります。
駐車場の向かい側から参道を登っていきます。
ちょっと上ると、もう一つのニールセンローゼ橋が見えます。アーチ部分の工事をしていました。塗装なのか補修なのか、走っていては分かりませんでした。
大きな山門が迎えてくれます。
先ほど、道の駅のそばの土手から見た赤いアーチ橋が見えます、その手前に吊り橋も見えます。
山形市の山寺を思わせるような石段です。山寺のミニチュア版でしょうか。この鍵なりを過ぎるとすぐに頂上です。
二重屋根の立派な伽藍です。入り口が建物の中心にないというのが特徴です。後の写真に出てきますが大きな赤べこが参道左側に鎮座しています。
前日、観光協会のホームページで福満虚空蔵尊円蔵寺の由来を読んできました。仙人にもホームページのアドレスを送っておいたので勉強してきたようでした。
伽藍建築のときに木材の切り出しで苦労しているところに赤い牛が現れて、運搬を手助けしてくれたことから、この場所が赤べこ発祥の地になったとページにはありました。
本尊が弘法大師の作であるところから、日本三大虚空蔵尊の一つにもなっているようです。
虚空蔵尊から見たアーチの間に道の駅が見えます。
虚空蔵尊の門前と只見川の風景と温泉で栄えた町なのでしょう。平日であり、まだ、早い時間帯なので、観光客の姿はほとんど見られませんでした。
本堂で交通安全のステッカーを求めて、リアボックスに貼り付けました。
下手をするとお参りもせずに帰って行く、信心浅い仙人は、この時は、手を合わせてお参りをしていました。
いつも、仙人には山仲間S氏も小言幸兵衛の如く、口を酸っぱくして意見するのですが、馬耳東風、蛙の面に小便の有様です。
今まで、虫歯を抜くことの恐怖が痛みに勝っていたので、いつまでもズルズル抜歯を渋っていましたが、ここにきて痛みに耐えられなくなり、抜歯を執行してもらいました。
スモーカーの仙人に、これを機に禁煙を勧め、ニコチンが強烈な神経毒であり、脳に毒が回って、転んで骨折し、起きられなくなり、要介護老人になると警告しました。
相変わらず言い訳ばかりの仙人ですが、この後、警告を無視した仙人は思い知ることになります。
虚空蔵尊の境内をひとまわり回って、駐車場に戻り、柳津駅に向かいました。
2021年08月28日
ノスタルジックな旧国鉄駅舎
2021.8.27
1ヵ月以上前から、歯の痛みと格闘してきた遅山仙人ですが、遂に観念して、歯医者で抜いてもらいました。このため、抜歯の前日に誘っていたツーリングは断念するかと思いましたが、抜歯後の痛みが相当残っている翌々日、キャンセルの申し出が無く、出かけることになりました。
私が仙人を誘ったのは福島県柳津(やないづ)町にある日本三大虚空蔵の福満虚空蔵尊でした。仙人は柳津の温泉に泊まったことはあるようでしたが、福満虚空蔵尊に行ったことがなかったので、二つ返事でOKしました。
米沢市から国道121号を走って、喜多方に抜けることにしました。途中、間違って小野川温泉方面に走ってしまいましたが、国道121号に抜けるルートを走って修正しました。
道の駅 田沢 なごみの郷でトイレ休憩をしてましたが、気温が20度でバイクでは寒く感じました。
県境の長い大峠トンネルを抜けて、トンネルが連続する121号を一気に下り、大峠トンネルから数えて10本目のトンネルを抜けた先を右折すると喜多方町の中心部に繋がる旧国道に入ります。
ちょっと、時間に余裕があったので、旧国鉄の旧日中線熱塩駅舎に立ち寄りました。
ここは、30年以上前に職場の旅行で会津若松の東山温泉に泊まった時に、観光バスで来たことがあります。また、登山サークルの登山の帰り道でも立ち寄ったことがあります。
多分、仙人は知らない場所だろうと思い、行ってみましたが、案の定、来たことが無いとのことでした。
木造の駅舎で木造の改札口。時刻はかなり不正確ですが、柱時計が動いており、ちょうど半の鐘を打っていました。
とてもノスタルジックな旧国鉄駅舎です。仙人が立っている所に線路が敷かれていたわけです。この先に機関車を回転させて方向を変えるターンテーブルの跡地がありますが、今回は行きませんでした。
現在の山形駅は山形新幹線の開業により建て替えられましたが、その二つ前の駅舎は木造で、小さい頃の記憶があります。
駅舎の北側にラッセル車と客車が置かれています。
客車には自由に入れることできます。木造の客車です。これも記憶があります。二人掛けの席は狭く感じました。
朝早い時間なので、観光客は私たちだけでしたが、コロナの影響を考えると早起きは三文の徳です。
朝から昭和の郷愁を十分堪能して、喜多方方面に向かいました。
2021年08月24日
悲しきオニヤンマ
昨日、帰宅途中で上山市のパワーコメリに買い物に立ち寄りました。途中、ヘルメットに何かが当たり、大きな音がしました。多分、虫かなと思いながら、コメリに到着し、ヘルメットには変わった様子がなかったので、買い物を済ませて家路を急ぎました。
そして、今日の帰宅時。雨が降っていたので職場の自転車置き場で合羽を羽織り、ヘルメットのシェードを下げようとしたところ、何か違和感がありました。ヘルメットに何か引っかかっていました。シェードを戻すと、オニヤンマが落ちてきました。
昨日、オニヤンマがヘルメットに衝突し、ヘルメットとシェードの間にスッポリ挟まったようでした。生きていれば、暴れるのでわかるのですが、何も音も振動も無かったのでわかりませんでした。
普段は雨が降らない限りはシェードは使わないことが多いので気が付きませんでした。
多分、衝撃で一発昇天だったのでしょう。可哀想なことをしました。
2021年08月23日
練習用に100均はダメか?
2021.8.6
前日、新潟県の笹川の流れの日本海沿岸を走り、月山を越える346kmを走破しましたが、翌日は疲れもせずに、ブラックバスのルアーの練習に出かけました。
今まで、ミミズでブラックバスを釣っていましたが、ルアー釣りもマスターしようと思い、早朝のバスラーがいなくなる時間を見計らって、午前9時ごろ、いつもの上山市の前川ダム行きました。
朝からカンカン照りで誰もバスラーはいませんでした。
到底、3蜜になりそうもない、バス釣りのメッカにも注意書きが貼られていました。
疑似餌のワームを付けて、何度かロッド(竿)を振りましたが、目標まで飛ぶことは飛ぶのですが、上の写真のようにライン(糸)がヨレヨレで、何度か振っているうちに、バックラッシュと言われるリールにラインが絡んで、上手くラインが繰り出せなくなってしまいました。
最大の原因は、最初にラインをリールに巻き付けるとき、強く巻きつけなかったことにより、リールからラインがランダムに浮き上がって取集が付かなくなったことにあります。
また、練習用にと100均のラインを使ったらヨレヨレ感が半端なく、バックラッシュに拍車をかけてしました。
息子がバス釣りに使っていたロッドとリールで何度も練習しましたが、なかなか、上手く飛ばせなかったので、ルアー釣りを諦めて、餌釣りに専念していました。
今回、自分用に安物のロッドとリールを買えたので、他のバスラーの迷惑が掛からない時間を選んで練習に来ました。
今度は強いテンションでラインを巻き、再度、挑戦したところです。ただ、100均のラインは使わないかもしれません。
2021年08月22日
スポロケットの交換の影響か?
2021.8.5
大日坊境内にある杉の巨木「皇壇の杉」を後にし、月山を越えて、山形市内に戻りました。
国道112号月山新道(国管理)に戻り、湯殿山ICの出口から先は自動車専用道路なので、原付は多層民家で有名な田麦俣に入ります。7~8年前のことですが、自動車専用道路を鶴岡市ナンバーのスーパーカブの爺さんが颯爽と走っているのを見かけたことがあります。
田麦俣の多層民家も2軒だけになってしまいました。
ここから先は大型車通行止めの山形県管理国道112号です。
田麦俣から少し上ると昔の六十里越街道の入り口があります。月山、湯殿山に参拝する人々が列をなして通ったと言われている小道です。グーグルマップには表示してありませんが、国土地理院2万5千分の1地形図には、きちんと表示されています。西川町志津までつながっています。
いつもなら、山形市から鶴岡市へ向かうために朝早く通るので、対向車と出会うことはなく、停まっている車はタケノコ取りなどの山菜取りの車がほとんです。今回は、初めて逆方向で走りました。
ブナの林が続きます。以前から、マイタケなどのキノコがでそうなミズナラのきれいな林を見つけていますが、タイミングが悪く、キノコの時期に通ったことがありません。
この日は平日の午後でしたが、比較的、一般車の交通があり、気を付けながら走りました。
湯殿山の入り口の交差点ですが、ここから湯殿山までは自動車専用の有料道路です。いつもは、朝7時ごろ、ここを通るので料金所には誰もいませんが、湯殿山に行く目的ではないので、入ったことがりません。
ちなみに、羽黒山にも同じような自動車専用道路の有料道路がありますが、料金所のオバちゃんに入れるかと尋ねたところ、大丈夫だと言われて二輪の料金を払って羽黒山山頂までリトルカブで行ったことがあります。
鶴岡市と西川町の境、大越と呼ばれる峠です。道路に市と町の名前と境界線が書いてありますが、年とともに、だんだん、薄くなってきました。
ここから、一気に下って、国管理国道112号に出ます。寒河江ダムを過ぎて、西川町本道寺に入りたかったのですが、通行止めになっていました。
2021.5.14の通行止め禍中での山菜取りへで紹介したように、本道寺から寒河江ダムへ一気に上る道路が通行止めで、迂回を余儀なくされましたが、その後も通行止めは解除されていませんでした。
仕方なく、そのまま国道を進み、高速道路の本道寺橋近くで右折し、新水ヶ瀬ダムから寒河江川右岸を走って、山形市内に戻ってきました。
朝4時に自宅を出発し、午後5時半には帰宅しました。走行距離346km。ガソリン4.5リットル。76.9km/リットルでした。燃費が落ちたのは、スポロケットの交換でリアの歯数を増やしことが影響しているかもしれません。
遅山仙人とツーリングを始めてから、一日の走行距離では最高の距離でした。
数日後、仙人が電話くれました。さほど、疲れている様子もなく、また、違うところにツーリングに行きたがっている雰囲気を十分醸し出していました。
今回は様々な名所旧跡を回りました。仙人は大変満足しているようでした。
これだけ、コロナが蔓延してはいますが、建物には入らず、人とは接触せず、弁当を持参するならば、ツーリングは安全と言えるでしょう。ただ、仙人がワクチンを打つ気がないことだけが気がかりではあります。