2020年11月
2020年11月11日
仙人の辞書に「お願い」という文字は無い⁉
遅山仙人が音信不通になってから、ちょうど、一か月になりました。
私にも山仲間S氏にも、仙人からは何ら連絡はありません。以前は、公衆電話から電話を掛けてきました。今回は全く音沙汰がありません。
この間、仙人を見たと言う目撃情報が多数寄せられています。ほとんどは、スーパーマーケットやホームセンターでの情報です。一目見たら、仙人の風体なので、目撃者も多いのです。
警察の情報メールに不審者情報として載ってこないか心配していますが、今のところ仙人と思しき不審者は現れていないようです。
過日、S氏と話をした時に、仙人は大人になっても自分で衣類は買わずに、全部母親が買って与えていたと言う新事実が発覚しました。
以前も紹介したように、中学校の徒競走400mの山形県記録を更新した時のご褒美がグランドピアノであったことは私やS氏のような職人の息子にしてみれば驚きでしかないのです。
仙人は、欲しいと思うものは全て親に買ってもらったようです。帽子や釣り道具を始め、高級オーディオ機器などのコレクションがたくさん隠れ家に眠っています。それも、本来ならゴミ集積所に出すべきコレクションに交じって埋もれているのです。
たくさん毛鉤を持っていて、フラフィッシングをすると言うので私を釣りに連れて行けと言いましたが、なかなか、連れて行かず、一度だけ、雨の降る日の遅い時間帯に連れて行ってもらいました。この時、私の釣りの仕掛けを見て褒めていましたが、自分では竿を振ることはせずに、フライフィッシングの達人らしからぬ行動に不信感が湧きました。
S氏は、仙人は単なるコレクターであり、達人ではないのだろうと言うのです。心当たりがたくさんあります。
携帯電話をたくさん持ち歩いていた時にはビックリしました。
さらにS氏は、今まで親から何事もしてもらったために、人に頭を下げてお願いすること知らないと言います。自分が困っても、誰かが助けてくれるだろうと思っていると言います、事実、前回、携帯電話が使えなくなった時は友人N氏が助け舟を出してくれました。
また、今まで仙人から具体的なツーリングのリクエストは殆どありません。このブログで仙人からのリクエストにお応えしてと書くのは、仙人が前もって私に自分の行きたい場所を話題としてほのめかすので、それを真に受けたふりをして連れて行くだけなのです。
でも、今回は違います。今のところ、誰も仙人に助け舟を出していません。しばらくの間、仙人と私たちの根競べが続きます。先に、どちらが音を上げるか?
仙人の辞書に「お願い」という文字は無いのでしょうか?
私にも山仲間S氏にも、仙人からは何ら連絡はありません。以前は、公衆電話から電話を掛けてきました。今回は全く音沙汰がありません。
この間、仙人を見たと言う目撃情報が多数寄せられています。ほとんどは、スーパーマーケットやホームセンターでの情報です。一目見たら、仙人の風体なので、目撃者も多いのです。
警察の情報メールに不審者情報として載ってこないか心配していますが、今のところ仙人と思しき不審者は現れていないようです。
過日、S氏と話をした時に、仙人は大人になっても自分で衣類は買わずに、全部母親が買って与えていたと言う新事実が発覚しました。
以前も紹介したように、中学校の徒競走400mの山形県記録を更新した時のご褒美がグランドピアノであったことは私やS氏のような職人の息子にしてみれば驚きでしかないのです。
仙人は、欲しいと思うものは全て親に買ってもらったようです。帽子や釣り道具を始め、高級オーディオ機器などのコレクションがたくさん隠れ家に眠っています。それも、本来ならゴミ集積所に出すべきコレクションに交じって埋もれているのです。
たくさん毛鉤を持っていて、フラフィッシングをすると言うので私を釣りに連れて行けと言いましたが、なかなか、連れて行かず、一度だけ、雨の降る日の遅い時間帯に連れて行ってもらいました。この時、私の釣りの仕掛けを見て褒めていましたが、自分では竿を振ることはせずに、フライフィッシングの達人らしからぬ行動に不信感が湧きました。
S氏は、仙人は単なるコレクターであり、達人ではないのだろうと言うのです。心当たりがたくさんあります。
携帯電話をたくさん持ち歩いていた時にはビックリしました。
さらにS氏は、今まで親から何事もしてもらったために、人に頭を下げてお願いすること知らないと言います。自分が困っても、誰かが助けてくれるだろうと思っていると言います、事実、前回、携帯電話が使えなくなった時は友人N氏が助け舟を出してくれました。
また、今まで仙人から具体的なツーリングのリクエストは殆どありません。このブログで仙人からのリクエストにお応えしてと書くのは、仙人が前もって私に自分の行きたい場所を話題としてほのめかすので、それを真に受けたふりをして連れて行くだけなのです。
でも、今回は違います。今のところ、誰も仙人に助け舟を出していません。しばらくの間、仙人と私たちの根競べが続きます。先に、どちらが音を上げるか?
仙人の辞書に「お願い」という文字は無いのでしょうか?
2020年11月10日
三角油揚げは定義如来でなくとも買える
2020.10.30
阿武隈川に別れを告げて、丸森町と角田市の市街地を走らずに、一気に北上して、宮城県柴田町船岡の中心部に抜けていきました。船岡は白石川沿いの千本桜で有名な所です。今年の春の桜は、コロナの影響があったのでしょうか。
昨年9月、消費増税前に船岡で中古車を買いました。今は、欲しい車がネットで見っけられる時代になりました。仙台市から白石市までの国道4号線沿いは比較的賑やかな通りで、中古車の店もたくさんあります。その関係で、去年から今年にかけて、何度か船岡に行きましたが、桜の季節は行きませんでした。
丸森町から北上し、4号線を横切り、さらに、北上して、赤い鳥居の拆石(さくせき)神社を目指します。その交差点を左折し、林道を上っていきます。
林道といっても、つづら折りや急なカーブは殆どありません。馬場という集落を過ぎると多少山間のカーブがありますが、すぐにT字路になります。
予定では、このT字路を左折するつもりでした。工事中で左折できずに、右折することになりました。
ところが、このシーンどこかで見たことがあります。T字路に警備員がいて、まわり道の看板がります。ここで、停まって自分の記憶を確かめました。デジャブです。私は霊感は強くありませんが、時々、デジャブのシーンに出くわすのです。
右折して山道を下って、やっと気が付きました。この道路は、今まで何度も走ったことあります。山形市内から仙台空港への近道です。村田から名取・岩沼に抜けるための細くて狭い峠道です。ツーリングの時は山形市に帰る道として使います。昨年も松島からの帰りに、この峠を越えました。
10年以上前から改良工事が行われていました。今年は国道286号の笹谷峠が夏の期間が通行止めだったことにより、仙台方面に行かなかったために、トンネルが完成したことを知りませんでした。国土地理院2万5千分の1地形図には「志賀姥ケ懐トンネル」と表示されていましたが、気がつきませんでした。
スポーツランド菅生は道路の右側にありますが、入り口ゲートは左側にあります。
道路右側の大きなコースはオンロードのコース、左側はオフロードのコースになります。昔、モトクロスの元山形県チャンピオンだった山仲間O氏(故人)とオフロードのモトクロス競技を見に来たことがあります。彼は、昔、スポーツランド菅生の競技役員をしていたことがあり、彼の話の中にゲストで来た前川清の元カノ、アン・ルイスがよく出てきました。
スポーツランド菅生から東北自動車道をくぐって、T字路を右折し、途中、Googleマップで見つけた薪窯パン 麦家を探しましたが見過ごしてしまいした。この道路は東北自動車道沿いに村田から仙台に向かう道路ですが、大型車の交通量が多く、チンタラ、チンタラ走っていると迷惑がられる道路です。薪窯パン 麦家は近日中に再度挑戦することにします。
そのまま、北上して、もう一つ見つけておいた三角あぶらげ さとうに立ち寄りました。ローソンがある交差点の左角です。
仙台市の定義如来の三角油揚げは有名です。何度も行ったことがあり、定義如来にお参りというより油揚げを食べに行くと言っても過言ではありません。
今回、丸森町から秋保(あきう)温泉への最短ルートをGoogleマップで探しているうちに、ルート上に前述の薪窯パン 麦家と三角あぶらげ さとうを見つけたのです。
この店は定義如来のような油揚げを揚げているシーンを見られるわけではありません。店の中でも揚げたてを食べられるようでしたが、今回は土産用に5枚求めました。
家に持って帰ってから焼いて食べましたが、定義如来より、こちらの店の方がジューシーさがあります。この店の場所は、山形から来るには中途半端な場所にありますが、ツーリングならば途中での買い求めには良い場所であると思います。
三角油揚げを買った後、この店から山道を越えて、国道286号のミニストップ仙台坪沼店のある交差点を目指しました。
阿武隈川に別れを告げて、丸森町と角田市の市街地を走らずに、一気に北上して、宮城県柴田町船岡の中心部に抜けていきました。船岡は白石川沿いの千本桜で有名な所です。今年の春の桜は、コロナの影響があったのでしょうか。
昨年9月、消費増税前に船岡で中古車を買いました。今は、欲しい車がネットで見っけられる時代になりました。仙台市から白石市までの国道4号線沿いは比較的賑やかな通りで、中古車の店もたくさんあります。その関係で、去年から今年にかけて、何度か船岡に行きましたが、桜の季節は行きませんでした。
丸森町から北上し、4号線を横切り、さらに、北上して、赤い鳥居の拆石(さくせき)神社を目指します。その交差点を左折し、林道を上っていきます。
林道といっても、つづら折りや急なカーブは殆どありません。馬場という集落を過ぎると多少山間のカーブがありますが、すぐにT字路になります。
予定では、このT字路を左折するつもりでした。工事中で左折できずに、右折することになりました。
ところが、このシーンどこかで見たことがあります。T字路に警備員がいて、まわり道の看板がります。ここで、停まって自分の記憶を確かめました。デジャブです。私は霊感は強くありませんが、時々、デジャブのシーンに出くわすのです。
右折して山道を下って、やっと気が付きました。この道路は、今まで何度も走ったことあります。山形市内から仙台空港への近道です。村田から名取・岩沼に抜けるための細くて狭い峠道です。ツーリングの時は山形市に帰る道として使います。昨年も松島からの帰りに、この峠を越えました。
10年以上前から改良工事が行われていました。今年は国道286号の笹谷峠が夏の期間が通行止めだったことにより、仙台方面に行かなかったために、トンネルが完成したことを知りませんでした。国土地理院2万5千分の1地形図には「志賀姥ケ懐トンネル」と表示されていましたが、気がつきませんでした。
新しいトンネルをくぐって、スポーツランド菅生(そごう)への交差点を右折しました。この交差点を直進すると村田町に出て、笹谷峠を越えて山形市内に向かうことができます。
スポーツランド菅生は道路の右側にありますが、入り口ゲートは左側にあります。
道路右側の大きなコースはオンロードのコース、左側はオフロードのコースになります。昔、モトクロスの元山形県チャンピオンだった山仲間O氏(故人)とオフロードのモトクロス競技を見に来たことがあります。彼は、昔、スポーツランド菅生の競技役員をしていたことがあり、彼の話の中にゲストで来た前川清の元カノ、アン・ルイスがよく出てきました。
スポーツランド菅生から東北自動車道をくぐって、T字路を右折し、途中、Googleマップで見つけた薪窯パン 麦家を探しましたが見過ごしてしまいした。この道路は東北自動車道沿いに村田から仙台に向かう道路ですが、大型車の交通量が多く、チンタラ、チンタラ走っていると迷惑がられる道路です。薪窯パン 麦家は近日中に再度挑戦することにします。
そのまま、北上して、もう一つ見つけておいた三角あぶらげ さとうに立ち寄りました。ローソンがある交差点の左角です。
仙台市の定義如来の三角油揚げは有名です。何度も行ったことがあり、定義如来にお参りというより油揚げを食べに行くと言っても過言ではありません。
今回、丸森町から秋保(あきう)温泉への最短ルートをGoogleマップで探しているうちに、ルート上に前述の薪窯パン 麦家と三角あぶらげ さとうを見つけたのです。
この店は定義如来のような油揚げを揚げているシーンを見られるわけではありません。店の中でも揚げたてを食べられるようでしたが、今回は土産用に5枚求めました。
家に持って帰ってから焼いて食べましたが、定義如来より、こちらの店の方がジューシーさがあります。この店の場所は、山形から来るには中途半端な場所にありますが、ツーリングならば途中での買い求めには良い場所であると思います。
三角油揚げを買った後、この店から山道を越えて、国道286号のミニストップ仙台坪沼店のある交差点を目指しました。
2020年11月08日
鉄道むすめ・丸森たかこさんがお迎え
2020.10.30
飯坂温泉の温泉街を走らず、一路、伊達市保原を目指しましたが、時間的に朝8時前で通勤ラッシュに出くわしました。朝夕の通勤ラッシュを外すために市街地に近い部分では時間帯を外すか、遠回りでも裏道を走ることを心がけていますが、今回だけはピンポイントで当たってしまいました。
飯坂温泉の温泉街を走らず、一路、伊達市保原を目指しましたが、時間的に朝8時前で通勤ラッシュに出くわしました。朝夕の通勤ラッシュを外すために市街地に近い部分では時間帯を外すか、遠回りでも裏道を走ることを心がけていますが、今回だけはピンポイントで当たってしまいました。
保原から阿武隈急行梁川駅に向かう頃には天気も上がり、今通ってきた道に虹もかかってきました。
梁川駅では阿武隈急行の車掌・丸森たかこさんがお迎えしてくれていました。
トイレ休憩をしていると上り列車が入ってきました。
猿跳岩を過ぎると川沿いに走る道と山を越えて丸森町に抜ける道とに分かれますが、山越えの道は通行止めになっていました。
猿跳岩の先でも対岸の工事中の個所が見えました。間もなくすると、T字路となり、左折して橋を渡り、元の道へと戻りました。右折すると、あぶくま駅に行くことができ、川沿いの狭い道をそのまま走ると阿武隈ライン舟下り乗船場に出て、丸森町の町中へと道は続きます。このルートは2018.9.17の福島市信夫山と阿武隈川ライン下り 阿武隈川編で紹介しています。
橋を渡って元の道へ戻ると工事中で片側交互通行になっていました。工事個所から対岸を見るとあぶくま駅の駅舎を川の上に見つけました。
阿武隈川に架かる阿武隈急行の鉄橋ですが、なかなか、良いタイミングで列車は来ません。撮り鉄ならばスマホで時刻表を見ながら三脚を構えて大砲のようなレンズで列車が来るのを待ち構えるのでしょう。
また、片側交互通行でした。
丸森駅に入る所から左折します。この交差点の手前の交差点に丸森駅の案内板がありますが、そこは旧道でまっすぐ丸森駅に行ってしまうので、4輪車ならこちらの交差点を左折した方が良いと思います。
ここからは、丸森町の町中も角田市の市街地も通らずに、まっすぐ北上し、福島県に別れを告げて、宮城県柴田町の千本桜で有名な船岡へと向かいました。
梁川駅では阿武隈急行の車掌・丸森たかこさんがお迎えしてくれていました。
トイレ休憩をしていると上り列車が入ってきました。
ここからは阿武隈川沿いに下っていきます。天気も良くなり、ツーリング日和となりました。
川沿いで何か、面白い物を見つけました。玉づくりに仕立てた盆栽かと思いましたが、これは菊でした。これだけの数なので、かなり、手間がかかっていると思われます。これだけの規模の玉づくりを見たことがありません。ちょっとした、観光地になり得ると思います。
兜駅の手前で通行止めになっていました。対岸の道が迂回路になっていました。
橋の上で小休止。朝、雨の中を走ってきたので、ウエスで付着した泥などを拭き取ってから出発しました。
兜駅を過ぎると工事個所が見えてきました。川沿いで何か、面白い物を見つけました。玉づくりに仕立てた盆栽かと思いましたが、これは菊でした。これだけの数なので、かなり、手間がかかっていると思われます。これだけの規模の玉づくりを見たことがありません。ちょっとした、観光地になり得ると思います。
兜駅の手前で通行止めになっていました。対岸の道が迂回路になっていました。
橋の上で小休止。朝、雨の中を走ってきたので、ウエスで付着した泥などを拭き取ってから出発しました。
猿跳岩を過ぎると川沿いに走る道と山を越えて丸森町に抜ける道とに分かれますが、山越えの道は通行止めになっていました。
猿跳岩の先でも対岸の工事中の個所が見えました。間もなくすると、T字路となり、左折して橋を渡り、元の道へと戻りました。右折すると、あぶくま駅に行くことができ、川沿いの狭い道をそのまま走ると阿武隈ライン舟下り乗船場に出て、丸森町の町中へと道は続きます。このルートは2018.9.17の福島市信夫山と阿武隈川ライン下り 阿武隈川編で紹介しています。
橋を渡って元の道へ戻ると工事中で片側交互通行になっていました。工事個所から対岸を見るとあぶくま駅の駅舎を川の上に見つけました。
阿武隈川に架かる阿武隈急行の鉄橋ですが、なかなか、良いタイミングで列車は来ません。撮り鉄ならばスマホで時刻表を見ながら三脚を構えて大砲のようなレンズで列車が来るのを待ち構えるのでしょう。
また、片側交互通行でした。
丸森駅に入る所から左折します。この交差点の手前の交差点に丸森駅の案内板がありますが、そこは旧道でまっすぐ丸森駅に行ってしまうので、4輪車ならこちらの交差点を左折した方が良いと思います。
ここからは、丸森町の町中も角田市の市街地も通らずに、まっすぐ北上し、福島県に別れを告げて、宮城県柴田町の千本桜で有名な船岡へと向かいました。
2020年11月07日
結局、今年は稲子峠越えられず
2020.10.30
遅山仙人とは相変わらず連絡は取れず、県外への単独ツーリングを試みました。
9月の初めに宮城県七ヶ宿町役場に稲子峠が通れるか確認したところ、10月には通行可能になるだろうという返事でした。10月29日、再度、七ヶ宿役場に確認を入れたところ、工事が終わらず通行のメドが立たないということでした。この時期ならば、そのまま、冬季閉鎖になってしまいます。
今回のルートは、福島県伊達市から阿武隈川沿いに下って、宮城県丸森町から仙台市秋保温泉へと地図上の最短コースを一気に北上する予定でした。
最初は、朝6時に出発する予定でしたが、稲子峠が通れなくなり、七ヶ宿沿いの国道113号を走って小坂峠を越えて国見に出るのでは味気ないので、国道399号の鳩峰峠を越えることにして、予定より一時間早く出発しました。
日の出前に出発し、上山市三吉山上空、東の空に金星らしき明るい星を見ながら24時間営業のガソリンスタンドに立ち寄りました。
旧羽州街道の宿場町、上山市楢下(ならげ)から、本来なら羽州街道の金山峠を越え、七ヶ宿町湯原(ゆのはら)から稲子峠を越えて国道399号に合流し、摺上川(すりかみがわ)沿いに福島市飯坂温泉に抜けるのが山形市からの地図上の最短コースです。このルートは摺上川ダムができる以前の30年以上前から走っているルートです。
今回は残念ながら、柏木トンネルを抜けて高畠町二井宿に出て、国道399号の鳩峰峠を越える迂回ルートを選択しました。
出発した時は晴れていたのですが、楢下を過ぎたあたりから小雨がパラつくようになりました。
鳩峰峠はつづら折りのコースで、真っ赤なドォカティを乗り回す若い知人をして疲れて二度と走りたくないと言わせた難コースです。リトルカブではカーブの多さや細かさがツーリングの醍醐味ですが、広くて直線を走ることを得意とする大型バイクでは車体を操るだけでも一苦労なのでしょう。
紅葉はイマイチ、パッとしませんでした。緑と黄色と赤が上手く混ざり合ってコントラストを高めると、きれいだなと思えるのですが、単色だけになると天気が悪い時は不利になります。
峠付近はガスがかかっていました。ここまで一気に上ってきましたが、ここからはつづら折りが少なくなり、道幅も広くなります。このように山形県側が切れ落ちて、つづら折り、宮城県側が緩やかになるルートは複数あります。北から最上町と鬼首を結ぶ花立峠、前述の金山峠、二井宿峠と鳩峰峠です。道路設計上のコース取りも要因ではあるとは思います。
鳩峰峠を下ると仙台藩足軽の集落、宮城県七ヶ宿町稲子(いねご、いなご)に出ます。現在は一人だけの住人となり廃村寸前です。
通行止めの看板があり、10月30日までと書いてありましたが、前述のとおり役場の職員の話では開通の目途が立っていないということでした。
ここからは、私が好きな国道399号のルートになります。
あいにくの曇りがちの天気でしたが、宮城県側の方が紅葉はきれいでした。
このルートでは必ずと言っていい程、猿の群れに出会います。今回は摺上川ダムの下流で見つけました。さらにこの日は、もっと下流の茂庭の集落の中でも数匹の猿を見つけました。今まで、集落の中で猿を見つけたことは無かったのですが、この時期は山の食べ物も少なくなり、猿も人里に下りてきているのでしょう。
今年は、市街地でも熊の目撃情報が多くありました。今まで動物たちの生息域で山菜取りやキノコ採りをしてきた私たちですが、逆に今度は人間の生息域に動物たちが近寄ってきているようです。
飯坂温泉の手前にある道祖神は、最近はめっきり寂しくなりました。以前は、たくさんのご神体があり、賑わいがありました。元々の祭られていた場所に帰ったのか、それとも、長期出張に出かけられたのか。
ディスプレーすることが、昨今のセクハラ、パワハラへの風当たりの悪さから委縮してしまったとなれば、ある意味、残念なことでもあります。
ここから、飯坂温泉をかすめて伊達市をめざしました。
遅山仙人とは相変わらず連絡は取れず、県外への単独ツーリングを試みました。
9月の初めに宮城県七ヶ宿町役場に稲子峠が通れるか確認したところ、10月には通行可能になるだろうという返事でした。10月29日、再度、七ヶ宿役場に確認を入れたところ、工事が終わらず通行のメドが立たないということでした。この時期ならば、そのまま、冬季閉鎖になってしまいます。
今回のルートは、福島県伊達市から阿武隈川沿いに下って、宮城県丸森町から仙台市秋保温泉へと地図上の最短コースを一気に北上する予定でした。
最初は、朝6時に出発する予定でしたが、稲子峠が通れなくなり、七ヶ宿沿いの国道113号を走って小坂峠を越えて国見に出るのでは味気ないので、国道399号の鳩峰峠を越えることにして、予定より一時間早く出発しました。
日の出前に出発し、上山市三吉山上空、東の空に金星らしき明るい星を見ながら24時間営業のガソリンスタンドに立ち寄りました。
旧羽州街道の宿場町、上山市楢下(ならげ)から、本来なら羽州街道の金山峠を越え、七ヶ宿町湯原(ゆのはら)から稲子峠を越えて国道399号に合流し、摺上川(すりかみがわ)沿いに福島市飯坂温泉に抜けるのが山形市からの地図上の最短コースです。このルートは摺上川ダムができる以前の30年以上前から走っているルートです。
今回は残念ながら、柏木トンネルを抜けて高畠町二井宿に出て、国道399号の鳩峰峠を越える迂回ルートを選択しました。
出発した時は晴れていたのですが、楢下を過ぎたあたりから小雨がパラつくようになりました。
鳩峰峠はつづら折りのコースで、真っ赤なドォカティを乗り回す若い知人をして疲れて二度と走りたくないと言わせた難コースです。リトルカブではカーブの多さや細かさがツーリングの醍醐味ですが、広くて直線を走ることを得意とする大型バイクでは車体を操るだけでも一苦労なのでしょう。
紅葉はイマイチ、パッとしませんでした。緑と黄色と赤が上手く混ざり合ってコントラストを高めると、きれいだなと思えるのですが、単色だけになると天気が悪い時は不利になります。
峠付近はガスがかかっていました。ここまで一気に上ってきましたが、ここからはつづら折りが少なくなり、道幅も広くなります。このように山形県側が切れ落ちて、つづら折り、宮城県側が緩やかになるルートは複数あります。北から最上町と鬼首を結ぶ花立峠、前述の金山峠、二井宿峠と鳩峰峠です。道路設計上のコース取りも要因ではあるとは思います。
鳩峰峠を下ると仙台藩足軽の集落、宮城県七ヶ宿町稲子(いねご、いなご)に出ます。現在は一人だけの住人となり廃村寸前です。
通行止めの看板があり、10月30日までと書いてありましたが、前述のとおり役場の職員の話では開通の目途が立っていないということでした。
ここからは、私が好きな国道399号のルートになります。
あいにくの曇りがちの天気でしたが、宮城県側の方が紅葉はきれいでした。
このルートでは必ずと言っていい程、猿の群れに出会います。今回は摺上川ダムの下流で見つけました。さらにこの日は、もっと下流の茂庭の集落の中でも数匹の猿を見つけました。今まで、集落の中で猿を見つけたことは無かったのですが、この時期は山の食べ物も少なくなり、猿も人里に下りてきているのでしょう。
今年は、市街地でも熊の目撃情報が多くありました。今まで動物たちの生息域で山菜取りやキノコ採りをしてきた私たちですが、逆に今度は人間の生息域に動物たちが近寄ってきているようです。
飯坂温泉の手前にある道祖神は、最近はめっきり寂しくなりました。以前は、たくさんのご神体があり、賑わいがありました。元々の祭られていた場所に帰ったのか、それとも、長期出張に出かけられたのか。
ディスプレーすることが、昨今のセクハラ、パワハラへの風当たりの悪さから委縮してしまったとなれば、ある意味、残念なことでもあります。
ここから、飯坂温泉をかすめて伊達市をめざしました。