2020年07月

2020年07月31日

柱状節理の材木岩へ

2020.7.19 UFO

UFOふれあい館桑島食堂からの帰り道は来た道を戻るしかありませんでした。

地図1

伊達市保原で給油し、国見から小坂峠の急こう配を一気に駆け上り、峠の茶屋でコーヒータイムとしました。

地図2

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江戸から奥州街道を北上し、福島県桑折(こおり)町から羽州街道が始まります。その最初の難所が小坂峠です。昔は峠の茶屋があっただろうと思われる場所にドライブインがあり、過去に営業していましたが、現在は建物を残すのみとなっています。

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遅山仙人が立っている場所が羽州街道で、今でも道形が残っており、国土地理院2万5千分の1地形図にも破線で示されています。

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遅山仙人、改造計画第二弾 ビアガーデンで積水ハウスから土産でもらった饅頭をお茶請けにして、いつものようにフレンチプレスでコーヒーを出しました。

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赤い饅頭は仙人にあげました。積水ハウスからもらった饅頭を食べたのか仙人に確認しましたが、明確な返事はなく、多分、隠れ家に自生するネズミの食料になったと思われます。

いつもコーヒーをただ飲みしているので、時には茶菓子ぐらい持ってくるものだと仙人に意見しました。ポテチを持ってきたようですが、峠に到着してすぐに仙人が雉を撃ち、それを言い訳に出すのを忘れたとうそぶいていました。

融通と気の利かないのが仙人らしさです。

一時のコーヒータイムの後、久しぶりに材木岩に立ち寄ることにしました。

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材木岩は七ヶ宿ダムの下流、旧羽州街道の白石川沿いに見事な柱状節理が見られる場所です。

30年以上前に、登山サークルの仲間と羽州街道沿いの宿場町を訪ねて回った時以来です。

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以前は、施設的な物はほとんどなかったのですが、大きな駐車場と宿場の戸沢から移築した建物や土産物屋、蕎麦屋、茶店などが立ち並び、観光客がたくさん訪れる場所になっていました。

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堰堤の上で竿を振る人物を見かけたので双眼鏡で確認したら、ブラックバスを釣り上げていました。たくさんの観光客が来る場所でリリース禁止のバス釣りをすることに違和感を覚えました。

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仙人は、この大きなケヤキの木が気に入ったようです。仙人は植物の同定は苦手なので何の木かわかりませんでした。

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久しぶりの材木岩周辺を散策し、国道113号に戻りました。

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羽州街道の宿場町・七ヶ宿を走り、同じ羽州街道の峠・金山峠を下って、楢下の宿から山仲間が眠る上山市須田板の墓地に立ち寄りました。いつものように、墓に生えている雑草を引き抜いてお参りをしました。

一つだけ残念なのは、山仲間の名前が墓碑に刻まれていないことです。

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今年の8月30日で、ちょうど七年忌です。山仲間が集まって墓参りをし、盛大に七年忌のお斎をしようという計画を立てています。    

himajintaro at 07:14|PermalinkComments(0)観光 | 歴史・文化

2020年07月28日

伊達市に手打ちの蕎麦屋さんは無い⁈

2020.7.19 UFO

福島市飯野町にあるUFOふれあい館で宇宙人とUFOに遭遇し、昼食を取るため伊達市へ向かいました。

事前にGoogleアースと国土地理院2万5千分の1地形図で確認したら、福島市内から走ってきた国道114号から伊達市に向かう県道は立体交差になっていました。

Googleマップと国土地理院2万5千分の1地形図を比較するとわかりますが、Googleマップでは立体交差になっているのか、よくわかりませんが、国土地理院2万5千分の1地形図では県道霊山松川線の上を国道114号の橋が架かっているのがわかります。

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国土地理院2万5千分の1地形図011

日本の地図は国土地理院の地形図が基本となっています。最近は衛星写真を元に地図が作られることが多くなり、オリジナルの表現法を取っているようです。

さて、昼食場所ですが伊達市霊山にある「なかむら」という手打ちの蕎麦屋さんを目指しました。ここは、昨年、花見山の帰りにGoogleマップで手打ちの蕎麦屋さんがあるようだったので行ってみたのですが、休みだったので、今回リベンジしました。

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「なかむら」という看板はあったのですが、店はやっていないようでした。実は昨年Googleマップにはあったのですが、今回確認したら、この店の情報は載っていませんでした。

前回も通りがかった近所の人に訊ねたら、不定期に開店しているということだったので、不安に思っていました。

こんなこともあろうかと思い、近所の食堂も調べておきました。

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「なかむら」の近所にある桑島食堂という食堂です。11時過ぎていたのですが店は閉まっていました。道路の反対側の掛田驛という鉄道の駅だったバス停から、年配の男性が現れました。

彼によると11時半の開店とのこと。「なかむら」の話を聞くと、数か月前に引っ越してきたばかりでよくわからないとのことでした。彼は、掛田驛が待合になっているので、そこで開店を待っていたとのことでした。度々、この食堂に食べに来るようで、最近100円値上げをしたとのことでした。

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開店とともに、何人かのお客さんが入ってきました。

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接客をしていたのは若い女性で、奥も女性だったような気がします。

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値上げしたばかりのメニューですが、以前はラーメン一杯350円とは驚きのコストパフォーマンスです。

この店に来たら五目ラーメンの大盛を注文する予定でした。遅山仙人は決めかねていました。結局、私と同じものを注文しました。

以前、小国町、飯豊町へのツーリングの時に、小国町のみずの郷交流館の手打ち蕎麦の温かいものを単独で注文して失敗した経験があり、それがトラウマになって、注文は必ず私と同じものになってしまいました。

仙人の行動規範はトラウマです。仙人の行動で異常と思えるほど拘り繰り返す行動の背景には、過去に失敗したことによるトラウマがあることがわかってきました。

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五目ラーメンの大盛り600円です。大盛りは50円増しです。

真ん中の白いものは卵、黄色いのは薄い卵焼き、チャーシューにメンマ、ささぎ、鳴門巻が入っています。醤油味のストレート麺。山形市付近では中華そばと言われていたころの懐かしい味でした。

満腹にして正午前には店を出ました。

仙人は、いつも手打ちの蕎麦が食べたいのです。その気持ちがわかっていたので、伊達市内に手打ち蕎麦屋を探したのですが、結局、見つけることができませんでした。

霊山から保原に向かい、国見に戻って、元来た小坂峠を目指しました。


2020年07月25日

UFO物産館に立ち寄る

2020.7.19 UFO

UFOふれあい館表

UFOふれあい館裏

UFOふれあい館のパンフレットの裏側に書いてあるUFO物産館に立ち寄ることにしました。

UFOふれあい館の資料や説明によると、千貫森付近で磁場が狂って方位磁石が使えなくなる場所があり、地中に眠る岩石に鉄分を多く含んでいるために起こる現象であるとのこと。その石は風呂に入れて沸かすと温まり、何かの効能があると聞いていたので、もしかしたら、その石が売っているのではないかと、UFO物産館に期待をしました。

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UFOネクタイやUFOTシャツなど関連グッズは売っていたのですが、肝心な磁場を狂わす石は置いていませんでした。

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物産館には食堂もありました。地鶏ラーメンと飛び魚ラーメンが人気があり、わざわざ食べに来る人がいるという有名店のようです。今回は、この店でラーメンを食べませんでした。昨年、福島市の花見山の帰りに、休みで入れなかった伊達市の蕎麦屋があったので、リベンジで、その店に行くことにしていたのです。

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結局、UFO関連グッズは「飯野町の宇宙人が乗っています。」330円のステッカー1枚を買っただけでした。

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伊達市の蕎麦屋さんまで時間があったので、物産館の裏庭で眺望を満喫してから、昼食場所へ向かいました。


2020年07月24日

宇宙人との遭遇

2020.7.19 UFO

開館前に到着したUFOふれあい館ですが、最初に宇宙人メイラと遭遇しました。メイラが宇宙人なのか遅山仙人が宇宙人なのか、よくわかりません。

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いつものように財布を持たない仙人はポケットから入場料の400円の小銭を探し始めました。

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玄関を入り右側で入場料を納めると左側に有名人の色紙がたくさん並んでいました。

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何やら怪しげな黒い入り口を入ると、まるでお化け屋敷のような蒼い光の空間に飛び込みます。

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最初に目に入ってきたのは、UFOが度々目撃されているというピラミダルな千貫森の山の写真とUFOの秘密基地でした。そして、ここにも宇宙人がいました。

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1階はUFOに関する資料が展示されていました。

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私がよく走る国道286号笹谷峠と昨年走った山形県最上町赤倉温泉から宮城県加美町に抜ける田代峠はUFO目撃では有名な場所ですが、実物のUFOを見たことはありません。

ただ、ずいぶん前に帰宅途中のバスの中で東から西に飛ぶ、明らかに飛行機ではない白い物体を見たことがあります。この時は目撃者が多く、レーダーにも記録されていなかったため、ニュースになった記憶があります。

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私はUFOは実在するだろう思っています。科学は得意とする分野ではありますが、進化論を信じません。思想家でもマニアでもありません。

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展示資料を見ながら思いにふける仙人がいました。耽るなら良いのですが、どう見ても年齢に似つかわしくなく老ける仙人です。

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開館して直ぐの入場者が私たちだけだったので、すぐに3Dシアターを見せてもらいました。何十年か前に、裏磐梯の磐梯山噴火記念館に併設されていた3Dシアターで初めて3D映像を見てビックリした記憶があります。

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この映像がとても理解できるものでした。なぜ、飯野町周辺でUFOが目撃されるのかを分かりやすく解説してありました。

一階は展示館と3Dシアターですが、何故か二階には入浴施設と和室の休憩室があります。UFOだけに湯訪でしょうか。入場料の400円で入ることができます。

一番風呂をいただきました。効能書きが無かったと思われるので、温泉ではないような雰囲気でした。

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仙人も久しぶりの入浴で不精髪と不精髭をゆっくり洗っていました。

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湯上り後は、大広間でまったりと時間を過ごさせてもらいました。

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この大広間ですが、畳のへりにUFOの絵柄が書いてありました。そこまで凝っているとは驚きでした。福島市役所のUFOに対する思い入れの現れでしょうか。

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浴室の窓からも大広間の窓からも眺望が良く、双眼鏡で吾妻の山々を眺めてみました。

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リトルカブを停めた第一駐車場にある売店でUFO関連グッズがあるというので、立ち寄ることにしました。

次回、UFO物産館を紹介します。


2020年07月23日

UFOを見に行くぞ!

2020.7.19 UFO

前の週の金曜日と土曜日が雨でツーリングが中止になり、積水ハウスのビアガーデンに山仲間S氏とともに参加したのが7月17日でした。この様子は遅山仙人、改造計画第二弾 ビアガーデンで紹介しています。

その時に、雨により二度も中止になつたツーリングの目的地が大井沢だったことが話題になり、実のなる巨木を目指すことが目的だったことを明かしました。実のなる木であれば秋に挑戦することとし、同時に大井沢のキノコ鍋の美味しい蕎麦も楽しめるということで、ビアガーデンの翌々日に別の場所にツーリングに行くことになりました。

出発前日の夜、仙人が某局の天気予報を見て、度重なる雨による中止に怖気ずいたのか、消極的な態度を取ったのですが、無理やり行くことで納得させました。

今回は、久しぶりに県境越え、福島市に気になる場所があったので、いつものように仙人には最終目的地を教えずに出発しました。

コロナとは関係なく、いつも走る国道286号笹谷峠が工事のため8月14日まで通行止め、仙台市秋保に抜ける二口林道も工事のため通行止め(今日、7月23日から開通)だっために、仙台市方面に行くには、交通量が半端ない国道47号か、急こう配の蔵王エコーラインを走るしかなく、宮城県へのツーリングはあきらめていました。

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いつものように上山市から金山峠を越えて国道113号に合流し、宮城県七ヶ宿町湯原から稲子峠を越え、国道399号に抜け、摺上川ダムを過ぎて、福島市飯坂温泉に抜ける、地図上の最短コースを取る予定でした。

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峠手前で猿軍団に出会いました。金山峠で猿の群れに出会うのは初めてです。摺上川沿いでは毎回のように猿に出会えるので楽しみにしていました。

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ところが、湯原集落を過ぎ、稲子峠への交差点手前に嫌な看板を見つけてしまいました。

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稲子峠への町道は通行止めだったのです。急遽、七ヶ宿の宿場町を旧羽州街道沿いに走る国道113号を東進することにしました。

その後、取ったルートは、七ヶ宿ダムの先から右折し、旧羽州街道沿いに宿場町・下戸沢、上戸沢を過ぎて、萬蔵稲荷神社、小坂峠を越えて福島県伊達市国見、旧羽州街道の始点へと進むことにしました。

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小坂峠の茶屋跡で小休止し、急な峠道を一気に下りました。途中、国道4号の走る国見の町が霞んで見えました。

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国見からは国道4号に入り、福島競馬場の先の裁判所前交差点で左折し、若干、迷路気味に走って、国道114号に入りました。

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目的地が近くなってきました。

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電柱が邪魔になって縦看板がよく見えませんでした。

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目的地である福島市飯野町にあるUFOふれあい館(UFO博物館)に開館前の8時40分に到着しました。

稲子峠が通行止めでしたが、小坂峠を迂回しても福島市までの到着時間はほとんど変わりがありませんでした。稲子峠経由は距離は近いのですが、山道が故に時間がかかるためと思います。リトルカブのツーリングとしては平坦で直線の道路は面白みに欠けます。

ここまでの経路は前の晩に全て頭にインストールしておきました。毎回、同じようにGoogleマップとGoogleアース、国土地理院2万5千分の1地形図で確認しておきます。

今まで、仙人は私が走ったことのある道なのか聞いていました。そのたびに否定するので驚いていましたが、この頃は尋ねなくなりました。

次回はUFOふれあい館の様子を紹介します。