2019年10月

2019年10月15日

墓参りと栗拾い 2019.10.5

毎月恒例の第一日曜日午後からの「オープンガーデンそら」と親類縁者の墓参りのうち、墓参りを前日に行きました。

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今回、最初の月命日が10月5日の新しい仏様が増えたため、前日の土曜日になりました。

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10月5日の墓参りの二週間前に山形市大森にある「べにばな霊園」(写真上)に行きました。この霊園の理事長さんは知人で、2019年03月29日の記事「べにばな霊園へ墓参り」で紹介してます。

理事長さんが最近の葬儀事情を教えて下さいました。家族葬が一般的になったそうです。私の職場でも、家族葬が増えて、形式的な香典を受け取らない喪主さんもいます。また、葬儀をせずにお骨を霊園に持ってきて永代供養塔に収める遺族もいるそうです。

この日も、山形市内の叔母さんが亡くなり、四国に住んでいる身内が墓地と墓石を注文し、お骨を預けて行きました。親戚は山形に誰も住んでいないそうです。

また、こんな話を聞いたことがあります。介護施設のケアマネージャーさんの話ですが、一旦、高齢者を施設に預けると滅多に家族は会いに来ないそうです。え、という話ですが、これでは、家族葬はおろか焼いて終わりも当たり前かもしれません。

少子高齢化が進み、一人暮らしは当たり前。亡くなっても住んでいた土地と建物は相続放棄される物件が山形市内でも増えているという現実です。

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この寺院(写真上)には、遅山仙人の身内と私の父方の伯父、伯母が同じ墓の中に眠っています。実は、もう二人、やはり父方の叔父、叔母の墓があると言われています。まだ、確認が取れていません。

私は父方の身内から長らく疎遠になっています。それというのも、父の死後、父の実家の寺を菩提寺としていましたが、葬式仏教に疑問を持ち、しばらく前に檀家を止める離檀届を出してしまいました。墓が寺には無く、別の霊園にあったためにスムーズに離檀できました。

また、私が毎年、新年はバングラデシュで迎えるため、年賀状に今年もバングラデシュで新年を迎えましたと書くので、父方の身内は私がバングラデシュに在住していると思い、不幸があっても誰も連絡してくれませんでした。

父方の兄弟姉妹は、宇都宮に住んでる異父妹の叔母しか生存していません。その叔母も私以外、父方の身内とは長らく疎遠になっています。でも、叔母から未確認の情報が流れてくるのです。

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妻の実家の集落管理の墓地に行く途中、今では誰も使わなくなった白鷹町への旧道で栗が落ちていたので拾いました。山の栗にしては、少し大きめでした。

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30分ほど栗拾いをした後、最後の墓地に向かいました。

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帰宅後、栗は一晩水に漬けておきました。

この日、口先が黄色い新鮮なサンマが北海道から送られてきました。2本を刺身してすぐに食べました。

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一晩漬けた栗は皮を剝き、栗ご飯を炊きました。今年2回目の栗ご飯です。前回は、置賜東部線で栗拾い 2019.9.20で拾った栗で栗ご飯にしました。

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前回は、私一人で全部皮を剝きましたが、今回は虫嫌いの妻にも手伝ってもらいました。一晩水に漬けておいたら、栗虫の幼虫が一匹だけ浮いてきました。あとは、全く、虫はいませんでした。

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昨日のサンマを焼いて栗ご飯と去年取って冷凍しておいた天然ナメコの味噌汁とともに秋の味覚を味わいました。

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himajintaro at 07:00|PermalinkComments(0)単独ツーリング | 料理

2019年10月14日

にわか観光プランナー 2019.9.24

「馬の背」から塩竃に戻り、丁度、昼食時になりました。

近くに美味しいイタリアレストランがあるということでしたが、塩竃まで来たなら美味しい魚が食べたいという気持ちで、本塩釜駅の中に最近できたという魚屋「田清魚店」が隣でやっている「塩竃酒場タセイ」という食堂に行ってみました。

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海鮮丼をオーダーしました。見えませんが、カズノコも入っていました。980円でしたが、予想通り活きがよく、量もあり美味しかったです。二週間前に岩沼の回転寿司店で食べた海鮮丼とは比べ物になりませんでした。

食事も終わり、彼女から観光の相談を受けました。毎年、九州の知り合い夫婦が訪ねてくるので、東北のあちらこちらに自分たち夫婦と4人でマイカーを使って観光しているそうです。車の運転は旦那様ではなく、自分がするとのこと。

今年は、銀山温泉に予約しようとしたら、ほとんど、一杯で、空いていた旅館も一泊4万5千円と言われたそうです。仕方ないので、赤倉温泉を予約したとのこと。最近の赤倉温泉は銀山温泉の様な華やかさが無くなり、ひなびたというよりも、しなびた感が否めません。

仙台空港から蔵王を越えて午後から山形に入り赤倉温泉で一泊なので、その間にちょっと立ち寄れる所はないかというので、大石田町の最上川千本だんごを薦めました。ここは、県外から観光バスで来るほどの人気スポットになりました。昨年、「出川達郎の充電させてもらえませんか?」で、ここからサンマをゲストに迎えたために、さらに人気が出てきました。彼女も、このシーンの番組を見たそうですが最上川千本だんごの存在は知りませんでした。

最上川千本だんごから銀山温泉を見てから赤倉温泉の宿に入ることにすると、一生懸命、ノートにメモしていました。

翌日は、旦那様のリクエストで奥入瀬に泊る予定というので、車での移動時間ばかり長くてもったいないので、赤倉温泉から新庄方面に向かうように薦めました。

秋田県境の手前、金山町の大堰の錦鯉や金山杉で統一された街並みを見て、秋田県境を越えると、栗駒山の西側、泥湯小安峡が観光スポットになります。そして、角館の武家屋敷を見て田沢湖周辺の乳頭温泉などに泊れば良い一日コースになります。

ここまでは、全部、ツーリングで行った所ばかりです。

3日目は、岩手に出て厳美渓(げんびけい)、猊鼻渓(げいびけい)を見て、気仙沼から太平洋を眺めながら塩竃に帰るというコースを提案してみました。

今なら奥入瀬をキャンセルして田沢湖周辺の温泉を予約しても間に合うだろうと言っていました。

相談されたので、にわかプランナーとなりました。

昼食と旅行プランの見直しが終わり、私は彼女と別れて、次の目的地、名取に向かいました。

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途中、仙台港の太平洋フェリー乗り場でトイレ休憩をし、国道4号を走らずに仙台空港の真下を潜る県道を南下し、空港の手前で、名取市内に入りました。

名取で中古車を購入予定の車屋で自動車保険の説明を聞きました。その後、仙台空港から西に伸びる県道に入りました。この道路と国道4号は立体交差になつており、国道4号から空港方面に入ることはできますが、西側の岩沼方面に行くことができないのです。

このため、車でも原付でも、名取から山形に戻るためには国道4号から裏道を使って岩沼、村田に向かうことになります。

仙台空港

岩沼からは村田に抜ける山道を走ります。山形から仙台空港に抜ける最短コースです。今まで、車やリトルカブ、以前乗っていたスクータで何度も走ったことのあるコースです。ウィークディでも交通量が多く、所々狭くなっていて、注意が必要です。

交通量が多いためか、峠を越えなくて済むようにトンネル工事と前後の道路の拡幅工事が進んでいます。今まで山形から仙台空港に行くには、山形自動車道から村田JCTで東北自動車道を北上し、仙台南ICから仙台南部道路に入り、仙台若林JCTから仙台南部道路(三陸、常磐自動車道)を南下して、仙台空港ICで降りるという四角形の三辺を高速道路で走っていましたが、この道が良くなれば、村田ICで降りて、ストレスなく四角形の一辺を県道で真っ直ぐ仙台空港に向かうことができます。

リトルカブのツーリングでも松島方面へ向かうために利用しやすくなると思います。

村田町から川崎町辺りに指しかかると雲行きが怪しくなってきました。

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少し雨が降り始めました。大したことはありませんでしたが、笹谷峠はガスで全く山形市内は見ることができませんでした。普通の時間なら、夕暮れ前の山形盆地と朝日連峰や月山のスカイラインが見られるはずでしたが、朝とは打って変わって真っ白でした。

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それでも、夕暮れ前には無事に帰宅し、チャナチュール宅配は終わりました。


himajintaro at 07:00|PermalinkComments(0)お食事処 | 観光

2019年10月13日

台風19号で被災された皆様へ

丸森町


この度の台風19号で被害に遭われた皆様にお見舞い申し上げます。また、不幸にも亡くなられた皆様にはお悔やみ申し上げます。
今回、丸森町の浸水被害の場所はツーリングで何度も行っている場所です。それだけに、驚きを隠すことができません。
被害に遭われた方々ができるだけ早く普段の生活に戻られますことを心より祈っております。


himajintaro at 19:41|PermalinkComments(0)

新名所 馬の背、子馬 2019.9.24

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私が待ち合わせ場所であるJR仙石線本塩釜駅に9時30分に到着後、数分遅れで〇十年前の女子高生がマイカーで到着しました。

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注文のバングラデシュのスナック菓子チャナチュールを彼女に手渡しました。私が年末年始に渡航した時にお土産として彼女に送ったチャナチュールを大事に食べて、ちょうど無くなった時に私からの注文のメッセージが届いたそうです。現物を見て、とても喜んでくれました。

今回、彼女に配達に行ったのはもう一つの理由がありました。

彼女が「馬の背」に行ったとFacebookに載せていたので、蔵王の「馬の背」ですかとコメントしました。すると、利府町にある松島湾に突き出た「馬の背」という、とても小さな半島でした。

これは行ってみたいと思い、例の遅山仙人と話をしましたが、仙人は狭いところが大の苦手なのです。数年前、福島県伊達市の霊山に行った時のことです。蟻の戸渡(ありのとわたり)という道の両脇が切れ落ちて、登山道が極端に狭くなった所で、仙人は恐怖のあまり動けなくなってしました。結局、広い道になるまで這いつくばって、渡ることになりました。

利府町の馬の背も彼女の写真では狭いところがありました。多分、観光客もいるだろうと思われる場所で仙人のみっともない姿を見せられないと思い、チャナツールの配達を兼ねて、単独で塩竃まで来ることにしたのでした。

彼女はサッカーJ1ベガルタ仙台のスポンサーで有閑マダムです。今日は時間があるというので「馬の背」まで案内してくれることになりました。

彼女は2018年6月24日の記事「牡鹿半島 山形~多賀城編」に出てくる高校の同級生です。

彼女のセカンドハウスのマンションの駐車場にリトルカブを置かせてもらい、彼女の真っ赤なマイカーで「馬の背」に向かいました。

子馬

「馬の背」は塩竃からはすぐ近くの松島の手前にあります。彼女によると彼女の旦那様は塩竃出身ですが「馬の背」を知らなかったそうです。塩竃の人たちの大半は知らないそうです。

馬の背

前回、彼女が「馬の背」に行ったときは、誰もいなかったそうです。長男の嫁と孫と自分と出かけ、自分一人で駐車場から「馬の背」まで向かったようです。

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駐車場に到着した時は、車はありませんでした。案内板には天然の桟橋と書いてありました。

着いてびっくりしたのは、セミが鳴いていることでした。何年と聞いたことがないツクツクボウシでした。盛んに鳴いてました。初夏に山で鳴いているエゾハルゼミの声も聞こえました。山形はとっくにセミは鳴いていません。地球温暖化のせいなのでしょうか。これでは、マツタケも出ません。

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「馬の背」の隣に「子馬」という半島があるというので、彼女が前回、気が付かずに行かなかった「子馬」から先に向かいました。

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ずーと歩いて行くと、行き過ぎたことに気が付きました。

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「子馬」の向こうに「馬の背」が見えてきました。これは、行き過ぎたというので逆戻りました。

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前回、大江町道海へのツーリングで使った国土マップRで入り口の確認をしました。途中下りていく道を確認したのですが、「子馬」の案内がありませんでした。下りていくと「子馬」につながっていました。

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左側に「馬の背」が見えました。

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彼女は、女子高生のようにはしゃいでいました。

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とても穏やかで、風もなく、いい天気です。空の青さが半端ない。風があると危ないといいます。

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もと来た道を戻りました。

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駐車場に戻ると車が増えていました。ちょうど、来た夫婦連れに「子馬」を先に見た方が良いと案内しました。

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こちらは一本道を降りていくと「馬の背」です。途中、小さな山の頂上に行く道と分かれますが、先で一緒になります。「馬の背」への近道への黄色案内板があります。先ほど行った「子馬」が右手に見えてきます。

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この先に、仙人が怖がるかもしれない鞍部があります。反対から見るとこんな感じです。

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仙台から下見に来た集団と出会いました。また、「子馬」を案内しました。

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「馬の背」は突端が割れていて、別れていました。年配者や女性はいけないと言っていました。彼女も前回は行けなったし、途中で出会った手段も行けなかったと言っていました。

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せっかく来たのだから、渡って先まで行こうと、彼女に手を貸して、先端まで行きました。

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先端まで来た彼女も満足し、松島を一望できる山が奥松島にあると教えてくれました。この山以上に眺望が良いところは無いというので、場所を特定してツーリングで行ってみることにしました多分、大高森だと思います。

駐車場に戻るとロシア人と思しき家族が「馬の背」に向かいました。ロシア語では手が出ません。案外、平日でも、たくさん人が来るのだと彼女もビックリしていました。

再び、彼女の車に乗って塩竃に戻りました。


himajintaro at 07:00|PermalinkComments(0)自然 | 観光

2019年10月12日

塩竃へチャナチュールの配達 2019.9.24

毎回のバングラ渡航で必ず買ってくるのが、現地のスナック菓子であるチャナチュールです。ちょっと辛くて、スパイシーで止められなくなる、ビールのつまみには最高の代物です。

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日本からは日本酒、焼鳥のタレ、竹串、さらに自炊するための調味料や菓子類、お土産などを大量に持ち込みます。帰りは、その分そっくり無くなるので、隙間を埋めるべく、チャナチュールを大量に買い込んできます。

友人知人へのお土産にチャナチュールを配っていたら、何人かのチャナチュールファンができてしまいました。我が息子も、その中の一人なのですが、日本で買えるサイトを見つけたけれど、すぐに売り切れるとぼやいていました。

今回、日本在住のベンガル人の方から手に入れることができるようになったので、友人知人たちに注文を取ったところ、早速、オーダーが来ました。

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今回仕入れたチャナチュールですが、兄弟ブログ「バングラデシュ珍道中記」で紹介しています。

宮城県塩竃市(しおがまし)在住の〇十年前の女子高生からもオーダーが入り、宅配便で送るか、直接持って行こうか考えた挙句、ガソリン代の方が安いリトルカブ配達にしました。

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日の出前に自宅を出発し、国道286号笹谷峠をめざしました。

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前日まで天気が悪く、強い風が吹き荒れて、最悪、宅配便に切り替えることも検討しましたが、朝、天候が回復したのが幸いでした。

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ただ、路面は木の枝が散乱していました。

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笹谷峠からは、山形市内が眺められるぐらい天気が回復していました。

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宮城県側もたくさんの枝が落ちていました。乗用車では気になる量でした。帰りは道路管理者が片付けたのか、全く無くなっていました。

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仙台市内を横切ると塩竃までは近いのですが、50ccで仙台市街地を走るのは嫌なので、川崎町から秋保に入り、2019.9.22の記事「岩出山へ  定義の三角油揚げ」の逆ルートで大和町、大郷町を経由して、塩竃に入ることにしました。

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途中、カラハナソウという天然のホップを見つけました。雌花の中にビール用のホップと同じような黄色い苦み成分が出来上がっています。

ホップは苦みだけではなく、雑菌を抑える働きがありますが、カラハナソウも同じ効果があるので、昔からドブロク作りに使われてきました。

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彼女との待ち合わせ時間まで30分の余裕があったので、道の駅おおさとで休憩を取りました。

ここからは、片側二車線と交通量との戦いです。できるだけ、二段階右折と大型車両を避けるため、念入りに下調べして、待ち合わせ場所のJR仙石線本塩釜駅へと向かいました。

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ここまでは、仙台市街地を走りたくないため、かなり遠回りしましたが、約束時間の午前9時30分丁度に本塩釜駅に到着しました。


himajintaro at 07:00|PermalinkComments(0)単独ツーリング | お土産