2019年05月

2019年05月31日

過去最高の出席者になった三春藩カブ主総会

第5回にして、最後のカブ主総会となった三春藩カブ主総会ですが、過去最高の303台のエントリーとなりました。最高齢のカブ主は83歳でした。

最近の研究では、カブを含むマニュアル車のオートバイは認知症予防に効果があるというカブ主にとっては、良い話題もあります。83歳のカブ主はとても80代には見えないシャンとした男性でした。

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今年もMCは、なすびさんでした。彼は、山形市内で観光関係者を対象に講演をした時に、エベレストに登頂したことを話しました。最初の公表で売名行為と言われ、それ以上公表してこなかったそうです。電波少年で有名になった、なすびさんの謙虚さに感心しました。

一昨日の日刊ゲンダイに、その話題が掲載されていました。
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/254459

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2019年05月26日

第五回三春藩カブ主総会に出席しました。

5月19日、今年で最後の第5回三春藩カブ主総会に出席しました。一昨年の第3回に遅山仙人の情報で参加し、昨年の第4回は、仙人は無念の欠席。息子が2サイクルのスクーターで同行しました。

今年は、ラストの開催というのに、仙人が急遽、腐れ縁の同級生のお世話係で無念の欠席。息子は熊本産スーパーカブを買ったので同席しました。

カブ主総会パンフ表

カブ主総会パンフ裏

久しぶりに金山峠を越え、二日前に開通になった稲子峠、住民1人になった超限界集落・七ヶ宿町稲子、国道399号、摺上川ダム、飯坂温泉、福島市内、二本松市安達ケ原を経由し、会場になった三春町の滝の桜の駐車場へ。

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3回、4回とも真夏の様な天候でしたが、今回はずーと曇り空で、10時半ごろから明るくなりました。午前中はとても寒い状態でした。

総会の様子は、次回にアップします。


2019年05月25日

慣らし運転2 延沢城

遅山仙人が以前から、行ったことがある、行ったことがあると言い続けてきた尾花沢市の延沢城に行ってみることにしました。仙人は時々、行ったことがあると言い続けるので、また、行ってみたいということだと理解しています。

仙人の記憶の中では、山の上の城跡から下りられるルートがいくつかあったので、登り口が複数あるだろうとの推測でした。しかし、実際、延沢に行ってみると複数の登り口が見つかりませんでした。

こういう時に利用するのが、国土地理院の2万5千分の1地形図です。特に山の中では、GoogleマップやYahoo地図では限界があります。

古城山

よく見ると、延沢城だった所は、古(お)城山と表記され、学校のそばから登っていくようです。

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実際のところ、常盤小学校の駐車場から登り口があり、それも仮の道であると表記されていました。なぜ、仮なのかというと、ここからのルートは城の正面入り口である大手門口ではないので、仮の表記がなされていたようです。

このルートを登っていくと、途中、大手門口と思われるルートと合流しますが、肝心な大手門口らしきところはわかりましたが、そこには登り口の案内は無く、道として続いているのかわかりませんでした。

上の写真は、常盤小学校入り口にありました。

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この日、延沢城の登り口がわからず、右往左往しているときに知人で東京葛飾堀切菖蒲園駅前で焼肉店を営むベンガル人、橋本羅名(らな)さんから電話が入りました。羅名さんの話では、羅名さんの会社の経理をしている男性(私も知っている人)がレコードを処分するのでいらないかということでした。

デジタル化が進んだ時にレコードプレーヤーを処分してしまい、レコードは聞くことができないと伝えると男性に事情を説明してくれるとのことでした。

後日、男性からメールが入り、私が真空管アンプ(実は最近の中華アンプ)を持っているいることを羅名さんから聞いて、音楽愛好家だと思ったようです。レコードプレーヤーもいただけるという前提で所有するレコードのリストをいただくことにしました。

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常盤小学校からは快適な登山道になっていました。少し登ると大手門口から合流点に延沢城の案内板があります。延沢銀山と書いてありますが、ここから銀が出たのではなく、今の銀山温泉から産出したのです。多分、国から史跡指定を受けた時に、延沢城と銀山が一緒に延沢銀山という名前で指定を受けたので看板に表示する必要があったと思います。

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延沢城跡、古城山を登っていく途中に食べられる山菜を見つけました。

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コシアブラ(写真上)。下の写真のタラノ木の芽(タラノメ)よりも、山形では人気があります。米沢の特産品、木工芸オダカポッポの材料とされている木です。木は太くなっても、しなりがあり、柔らかい木質で加工しやすいので木工芸に使われています。

ウコギ科の植物が持つ独特の風味があり、天ぷらはもちろん、おひたし、炒め物など様々な料理に使われています。

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タラノメ(写真上)。コシアブラとともにウコギ科の植物です。昔から、同じウコギ科のウドと並んで春の山菜として不動の地位を築いてきました。天ぷらなど料理が一般的です。山形はハウスによる栽培が盛んで東京などにたくさん出荷されています。

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イヌドウナ(写真上)。山形市付近ではクワダイと呼ばれています。お浸しが一般的です。香りが強いので好みが別れるところではありますが、私は好きな山菜の一つです。

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ユキモチソウ(写真上)。山菜ではありませんが、花の頂上に白い餅の様なものができるので、その名が付いたと言われています。似たような植物にはマムシグサ、ウラシマソウなどもありますが、白い餅が特徴です。この古城山にはユキモチソウが群生しているようです。

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頂上まではゆっくり登って30分ぐらいです。最初に桝形門跡が見えます。桝形(ますがた)と言うように四角に壁や門に囲まれた広場があり、櫓門(写真下)という、城では一番大きな門をくぐると、いよいよ城の中心である本丸に辿り着くことができます。

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本丸跡は下の写真のように杉林になっていました。

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杉林を抜けると、杉の巨木が現れます。

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杉の巨木の脇に「霧山城之址」という石碑が建っています。霧山城とは延沢城のこと言います。

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山頂には、休憩できる木製のイスとテーブルがあり、いつものようにコーヒータイムとしました。

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山頂からの眺めは、南西部に開けている部分があるものの、全体的に樹木で覆われていて眺望はよくありません。

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帰りは同じコースを戻らずに、一旦北に進み、西側に巻いて元のコースに戻るルートを下りました。

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この城は、北側に曲輪(くるわ)と呼ばれる何段もの棚田の様な地形になっており、敵が攻めてきた場合、簡単には本丸に近づけない構造になっています。南側は切り立っていて、下からの攻撃が上から丸見えになり、まさしく、天然の要塞になってります。

仙人よれば、延沢城は、東西南北の領域を見渡せ、周囲の敵に睨みを効かせることができる絶好の場所だと言うのですが、私には何故、この場所で良いのか全くわかりませんでした。

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西側に回り込み始めるところに池がありました。登る途中に水場のような沢もありましたが、ここも水場としては使われていたのでしょうか。


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石碑には「天人清水」と書いてありました。きれいな水が湧き出るのでしょう。

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池の中にはクロサンショウウオの卵がたくさんありました。

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常盤小学校に置いてあるリトルカブに戻り、延沢から村山市楯岡に抜ける背あぶり峠に向かいましたが、冬期通行止めでした。仕方なく、尾花市内に戻り、旧国道13号を走って山形市に帰ってきました。


2019年05月24日

慣らし運転2 ささにしき食堂

遅山仙人が勧める昼食は、尾花沢市芦沢のささにしき食堂のホルモン煮込み定食。国道13号沿いにあります。

私がモツ(ホルモン)が好きだというので、仙人が勧めてくれた一品です。

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私たちは11時20分には、食堂に入りました。お客さんはほとんどいませんでしたが、10分後にはお客さんで一杯になりました。

土曜日だというのに作業服を着た人や営業マン風の方ばかりでした。

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鍋一杯のホルモンは臭みが少なく、美味しいので、仙人はご飯のお代わりをしました。

ほとんどのお客さんはホルモン煮込み定食を注文していました。この食堂の人気メニューのようです。

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食堂を出た時は、まだ、正午前でしたが、駐車場は車で一杯になっていました。

午後からの予定は無かったのですが、仙人お勧めの尾花沢市延沢にある延沢城跡に向かいました。


2019年05月23日

慣らし運転2 若あゆ温泉

小坂峠から舟形町の中心部を通り、瀬見温泉、鳴子温泉へ向かう県道(旧国道47号)を小国川沿いに走らせました。若あゆ温泉へは小国川を渡ります。

遅山仙人は小国川を見て魚がいる川だと言っていました。彼は渓流釣り、特にフライフィッシングを得意とし、自分で疑似餌を作って遊んでいた仙人です。

小国川は鮎釣りで有名な場所で、県外からも多くの釣りファンが集まる場所です。

大きな河川の場合、鵜やサギがいる場所は魚がいるポイントだそうです。この日もサギが飛んでいました。

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昨年は、仙人とともに、この川の上流に渓流釣りに行きましたが、午前中の早い時間から雨が降り出して、途中で釣りを諦めました。釣り竿が水に濡れると竿が硬くなって収まらなくなり、途中で折ってしまった経験があるので、雨が降ったら止めるそうです。

私も昨年、ブラックバス釣りに行って、丁寧に手入れしていたにも関わらず、水に濡らして、大切な竿を折ってしまった苦い経験があります。私の場合、バスはルアー釣りではなく、竿釣りなので、同様な経験をしている仙人には共感させられるものがありました。

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若あゆ温泉は高台にあります。とても眺めが良く、この日は、遠く、月山、村山葉山が霞んでいましたが鳥海山は見ることができませんでした。

5月5日に、車で酒田市の玉簾の滝に行ったときは、村山市付近からきれいな鳥海山を見ることができた。この日は鳥海山全体がはっきり見えるという、年に数日しかない特異日だったようです。その時の写真を参考に掲載します。田んぼの水面に波が立って、鳥海山が写っていないのが残念でした。

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温泉のそばにバス停があったので仙人が確認しましたが、路線バスのバス停ではありませんでした。

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美肌の湯と言われている泉質だけあり、肌がすべすべです。温度の違う2種類の湯舟があります。

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完全な露天ではありませんが、天気の良い日に月山、村山葉山を眺めながら湯船に浸かるのは最高ですね。

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一風呂浴び、眺めの良い、この場所でコーヒータイムとしたいところでしたが、11時を回り、仙人の勧める昼食場所に急ぐことにしました。