シリンダーヘッドカバーのボルトとタペット調整慣らし運転2 小坂峠

2019年05月18日

慣らし運転2の前に白鷹山に行ってきました。

リトルカブの調整が終わり、慣らし運転パート2の前に「霞城公園で花見をしました。」で一緒に花見をした山仲間3人で山形市の西部にある白鷹山に行ってきました。


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今では骨とう品になってしまった革製の登山靴にミンクオイルを染込ませて準備OK。私はその他にも革製の登山靴を二足持っています。一足は仕事で使っていたショートタイプの登山靴。もう一足は、オイルに漬け込んだ革を使って作られたもので、防水性と保温に優れ、山スキーや冬山にも履いた靴です。非常に愛着のある靴ですが、ビブラムソールというゴム製の靴底が長年の使用のため摩耗劣化してしまい、靴底を交換しようか思案しています。

革製の登山靴は重いという欠点があります。最近の登山事故で足首を捻挫して動けなくなるという事故が多発しています。地面に対して安定して踏ん張りが効き、足首を守ってくれるという点では高さのある革靴に勝るものはないと思っています。

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まだ残雪が残る白鷹山には山辺町嶽原(たけばら)から約一時間で登ることができます。母親の実家が嶽原にあったということもあり、幼い頃から数限りなく登ったことのある山ではありますが、最近、ご無沙汰をしておりました。

毎年、正月元旦に白鷹山に登るのが恒例行事のようにしていました。山辺町の町長さん達御一行様が朝早くに登った後にゆっくりと山仲間たちと登っていました。この時履いていたのが前述のオイルド登山靴でした。

毎年同じ人たちが登るので顔なじみとなり、山辺町の親戚たちも登るので、新年のあいさつを交わしました。

しかし、バングラデシュで年末年始を過ごすようになってからは、白鷹山の元日登山からは遠ざかっていました。


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山頂には虚空蔵菩薩が祭られています。毎年5月13日のお祭りを「高い山」と呼び、昔は、山形市大平の集落付近から列をなして参拝客が山頂を目指したと母親が言っていました。

この山の山頂付近に複数の行政界があるので、例年5月13日は白鷹町、山辺町、南陽市、上山市、山形市の自治体関係者や多くの登山客が集まり、交流行事が行われています。

私たちが登ったのは祭りのちょうど1週間前の5月6日でした。

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白鷹山は白鷹丘陵カルデラ火山の外輪山の最高峰になります。北側は巨大な爆裂火口になっており、県民の森として整備され、憩いの場として多くの人たちが訪れています。

西側には朝日連峰がそびえ立っています。月山や葉山、時には鳥海山も見えますが、山頂の樹木が生い茂り、だんだん、眺望が悪くなってきました。

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私は、登山にはピッケルを持って行きます。これは、熊に出会った時の護身用にしています。シャフトは木製で長く、ピックと石突きが鋼鉄製で鋭利になっています。先ほどの登山靴と同じように現在では見ることができなくなった絶滅危惧種の一つです。鈴を身に着けている登山者が多いのですが、自分の位置を知らせることになり、かえって、危険だとまで言われています。

昨年、秋田県ではタケノコ取りの人が熊に襲われる事件が数件起こりました。熊がわざと人間を襲っているということがわかり、今まで使っていたカウベルを止めてしまいました。

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休憩タイムには山仲間から良く冷えたノンアルコールビールと途轍もなく辛いつまみをいただきました。私はいつものようにコーヒーとチョコレートを準備しました。

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登りは遅山仙人のペースで1時間、下りも仙人のペースで1時間でした。山仲間の知人の奥様が経営しているという蕎麦屋さんで昼食を取ることにしました。

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古民家を一部近代的にリホームして蕎麦屋にした「蕎麦処ふるさわ」です。山仲間の知人は建築関係の仕事をされていると聞き、納得の作りになっています。スタッフはすべて女性とのこと。

山仲間が言うには、女性は手が冷たいのでそば打ちに打ってつけとのこと。

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窓際は机に椅子、内側は畳にテーブルという席の配置になっていました。古い家の場合は畳にテーブルが一般的ですが、この蕎麦屋さんは、好みに応じて席を選ぶことができ、お年寄りや家族連れにも配慮した、小洒落た、いい雰囲気のお店でした。

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南側の庭が見え、モダンに増築した部屋の席をリザーブしていただきました。

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麺は100%蕎麦粉の手打ち細麺。普通、細かい蕎麦殻が麺の中に見えますが、この麺は全くわかりませんでした。胚乳部分だけを使うと真っ白になるのでしょうが、この蕎麦は粒々のない、きれいな茶封筒のような色でした。更級系なのでしょうか。

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知人ということで、ハートの形をしたカップにコーヒーを出していただきました。

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次は慣らし運転パート2をアップする予定ですが、一つ忘れていました。

前回の「シリンダーヘッドカバーのボルトとタペット調整」で書き忘れていたことがあります。それは、この時に熱価を1つ上げた点火プラグに交換したことを忘れていました。今まで熱価6(下の写真左)を熱価7(写真右)にしました。


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himajintaro at 08:24│Comments(0)登山 | お食事処

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