2021年08月23日

練習用に100均はダメか?

2021.8.6

前日、新潟県の笹川の流れの日本海沿岸を走り、月山を越える346kmを走破しましたが、翌日は疲れもせずに、ブラックバスのルアーの練習に出かけました。

今まで、ミミズでブラックバスを釣っていましたが、ルアー釣りもマスターしようと思い、早朝のバスラーがいなくなる時間を見計らって、午前9時ごろ、いつもの上山市の前川ダム行きました。

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朝からカンカン照りで誰もバスラーはいませんでした。

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到底、3蜜になりそうもない、バス釣りのメッカにも注意書きが貼られていました。

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疑似餌のワームを付けて、何度かロッド(竿)を振りましたが、目標まで飛ぶことは飛ぶのですが、上の写真のようにライン(糸)がヨレヨレで、何度か振っているうちに、バックラッシュと言われるリールにラインが絡んで、上手くラインが繰り出せなくなってしまいました。

最大の原因は、最初にラインをリールに巻き付けるとき、強く巻きつけなかったことにより、リールからラインがランダムに浮き上がって取集が付かなくなったことにあります。

また、練習用にと100均のラインを使ったらヨレヨレ感が半端なく、バックラッシュに拍車をかけてしました。

息子がバス釣りに使っていたロッドとリールで何度も練習しましたが、なかなか、上手く飛ばせなかったので、ルアー釣りを諦めて、餌釣りに専念していました。

今回、自分用に安物のロッドとリールを買えたので、他のバスラーの迷惑が掛からない時間を選んで練習に来ました。

今度は強いテンションでラインを巻き、再度、挑戦したところです。ただ、100均のラインは使わないかもしれません。


himajintaro at 20:32|PermalinkComments(0)釣り 

2021年08月22日

スポロケットの交換の影響か?

2021.8.5

大日坊境内にある杉の巨木「皇壇の杉」を後にし、月山を越えて、山形市内に戻りました。

月山


国道112号月山新道(国管理)に戻り、湯殿山ICの出口から先は自動車専用道路なので、原付は多層民家で有名な田麦俣に入ります。7~8年前のことですが、自動車専用道路を鶴岡市ナンバーのスーパーカブの爺さんが颯爽と走っているのを見かけたことがあります。

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田麦俣の多層民家も2軒だけになってしまいました。

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ここから先は大型車通行止めの山形県管理国道112号です。

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田麦俣から少し上ると昔の六十里越街道の入り口があります。月山、湯殿山に参拝する人々が列をなして通ったと言われている小道です。グーグルマップには表示してありませんが、国土地理院2万5千分の1地形図には、きちんと表示されています。西川町志津までつながっています。

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いつもなら、山形市から鶴岡市へ向かうために朝早く通るので、対向車と出会うことはなく、停まっている車はタケノコ取りなどの山菜取りの車がほとんです。今回は、初めて逆方向で走りました。

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ブナの林が続きます。以前から、マイタケなどのキノコがでそうなミズナラのきれいな林を見つけていますが、タイミングが悪く、キノコの時期に通ったことがありません。

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この日は平日の午後でしたが、比較的、一般車の交通があり、気を付けながら走りました。

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湯殿山の入り口の交差点ですが、ここから湯殿山までは自動車専用の有料道路です。いつもは、朝7時ごろ、ここを通るので料金所には誰もいませんが、湯殿山に行く目的ではないので、入ったことがりません。

ちなみに、羽黒山にも同じような自動車専用道路の有料道路がありますが、料金所のオバちゃんに入れるかと尋ねたところ、大丈夫だと言われて二輪の料金を払って羽黒山山頂までリトルカブで行ったことがあります。

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鶴岡市と西川町の境、大越と呼ばれる峠です。道路に市と町の名前と境界線が書いてありますが、年とともに、だんだん、薄くなってきました。

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ここから、一気に下って、国管理国道112号に出ます。寒河江ダムを過ぎて、西川町本道寺に入りたかったのですが、通行止めになっていました。

2021.5.14の通行止め禍中での山菜取りへで紹介したように、本道寺から寒河江ダムへ一気に上る道路が通行止めで、迂回を余儀なくされましたが、その後も通行止めは解除されていませんでした。

本道寺2

仕方なく、そのまま国道を進み、高速道路の本道寺橋近くで右折し、新水ヶ瀬ダムから寒河江川右岸を走って、山形市内に戻ってきました。

朝4時に自宅を出発し、午後5時半には帰宅しました。走行距離346km。ガソリン4.5リットル。76.9km/リットルでした。燃費が落ちたのは、スポロケットの交換でリアの歯数を増やしことが影響しているかもしれません。

遅山仙人とツーリングを始めてから、一日の走行距離では最高の距離でした。

数日後、仙人が電話くれました。さほど、疲れている様子もなく、また、違うところにツーリングに行きたがっている雰囲気を十分醸し出していました。

今回は様々な名所旧跡を回りました。仙人は大変満足しているようでした。

これだけ、コロナが蔓延してはいますが、建物には入らず、人とは接触せず、弁当を持参するならば、ツーリングは安全と言えるでしょう。ただ、仙人がワクチンを打つ気がないことだけが気がかりではあります。


himajintaro at 10:49|PermalinkComments(0)歴史・文化 | 道路

2021年08月21日

木を見ずして案内板を見る

2021.8.5

遅山仙人とミイラがある湯殿山総本寺瀧水寺大日坊で宗教論を戦わし、極暑をしのいだ後、大日坊の敷地の中にあるという皇壇(おうだん)の杉に向かいました。

皇檀の杉

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大日坊を出て、昨年、「たらのき代の棚田を走って玉川寺へ」で走った県道を少し走ると皇壇の杉の赤い看板が見えてきます。看板から右折し、車の行き止まりでカブを置いて歩きます。

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行く途中に空堀(からぼり)が左右に見えます。大日坊の境内となっており、いわゆる寺領で、広大な敷地面積を誇っていたと思われます。僧自らが武器を持って寺を守る僧兵がたくさんいて、寺を守っていたのかどうか、わかりません。

月山、湯殿山参りの宿坊がたくさんあって、羽黒山と同じような街並みを形成していたのでしょう。

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歩き始めて、上り詰めること10分ぐらいで杉の巨木が現れます。

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巨木好きの仙人としては、歓声と驚きを持って皇壇の杉を向かい入れました。

仙人は巨木が好きだと言っても、熱心に勉強しているわけでもなく、たまたま、知り合いの教師OBに巨木研究家がいるので同調してるだけだと私は感じています。

仙人の宗教観と同じで、歴史上の人物との関りが好きで、この杉本体の科学的な歴史には、あまり興味がありません。おそらく、屋久杉の日本海まわりの遺伝子を持つ可能性があります。

今まで、火野正平さんが訪れた戸沢村今熊野神社の「長倉の大杉」、大江町の「久保の大杉」、尾花沢市の「延沢城の大杉」、大蔵村の「岩神大権現スギ」などをツーリングで訪れましたが、木を見ずして案内板を見るというところです。

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この辺りは雪も多いでしょうから、本来は雪に耐えるために枝は垂直方向に伸びることになります。でも、見る限り、横方向に伸びている枝がたくさんあります。屋久杉の遺伝子を持ちながら、強い枝の持ち主かもしれません。

杉の話ではありませんが、日本海側、鶴岡市の高舘山にあるブナの巨木は積雪が少ないで、枝が横方向に伸びており、特異な樹形をしています。

白鷹山の山頂にも杉の巨木があったという話題を仙人が持ち出しました。確かに白鷹山の山頂に数本の杉の巨木がありましたが、幹回りはそれほど太くはなく、高さは結構な高さを誇っていました。

しかし、何度も落雷があり、幹割れして、伐採されました。その杉は親戚の製材所が買い取り、大工だった私の父が自宅を建てる時に柱として使いました。非常に柾目の細かい、きれいな柱となりました。

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皇壇の杉に満足して、月山六十里越を走って山形市内へ戻ることにしました。

himajintaro at 08:13|PermalinkComments(0)歴史・文化 | 自然

2021年08月17日

仙人と交わす宗教論

2021.8.5

美味しい海鮮丼を食べ、中元用の庄内砂丘メロンを友人たちに発送し、月山旧道(国道112号)の六十里越えを越えて、山形に戻ることにしました。

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羽黒山上空に積乱雲らしき雲が発達していましたが、雨は降りませんでした。

大日坊

鶴岡市街地の南にある金峯山(きんぼうさん)の東側を流れる青龍寺川(しょうりゅうじかわ)と並行に走る県道を南下し、国道112号に出ました。

ここから、一気に月山に上っていくのですが、時間に余裕があったので、湯殿山総本寺瀧水寺大日坊に立ち寄ることにしました。

この大日坊は、鶴岡市側から上ると、最初のトンネルの手前に大きな案内板があり、そこから左折するのですが、私はトンネルを潜って、次のトンネルの手前から左折して上って行きます。

昨年の10月2日「たらのき代の棚田を走って玉川寺へ」に鶴岡市羽黒の玉川寺に行く途中、大日坊の前を通りました。この時は、大日坊には立ち寄らず、機会があったら、また来ようと言っていたので、今回立ち寄ることにしました。

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出羽三山信仰の大網口のベースキャンプ地でたくさんの宿坊があったとされています。

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遅山仙人は、山形以南に「湯殿山」と書かれた石碑が多いことに注目していました。確かに、福島県の至る所に湯殿山と彫られた石碑があるのをツーリングで見かけています。

なぜ、羽黒山ではなく湯殿山なのか。山形県以北には「羽黒山」の石碑があるのか、羽黒山は湯殿山に比べれば前座的役割なのか。検証する必要があります。

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この大日坊にはミイラが安置されています。拝観料を払って、有難い住職の読経と解説を頂けるのですが、この日は、中に入らずに日陰のベンチで宗教論を戦わせました。

なぜ、寺や神社が高い所にあるのか?米倉の役割を担っていたというのが仙人の解説です。

仙人の宗教観は人物論です。歴史上の高僧たちの人間関係を細かく研究しています。天皇の先祖に始まり、大陸に血筋のある曽我兄弟の野望や、中国へ修行に行った日本の高僧たちの人間模様、時の為政者との関係など、わずかの時間のうちに、ものすごい数の人物が登場します。

私の宗教観は宇宙の仕組みをとおして人としてどう生きるべきか、本来の宗教のあるべき姿を考えます。仙人に人としてどう生きるべきかを問うのは愚問です。宇宙の創設者の存在、愛などを具体的に考えることがとても苦手です。仙人には答えることができません。なので、いつも仙人の人物論に付き合うことにしています。

ただ、この日は葬式仏教の失態について、ガウタマ・シッダールタやモーゼ、キリストを引き合いに出して、仙人と議論しました。

私は葬式仏教に失望し、若くして亡くなった父の菩提寺から葉書一枚の離檀届で檀家を辞めてしまいました。バングラデシュに最初に渡航した1997年2月に遡って辞めると書いて出しました。境内に墓石が無かったのも幸いでした。

現在は、無宗教ではなく、一党一派に属さない無所属だと公言しています。自分では転生輪廻を信じ、毎月親類縁者の墓を参って、肉体の先祖たちとの会話を楽しんでいる信者だと思っています。

小一時間、仙人と宗教論を交し、大日坊の敷地の中にあるという皇壇の杉に向かいました。

皇檀の杉






himajintaro at 21:54|PermalinkComments(0)歴史・文化 | よもやま話

2021年08月15日

昼食は美味しい魚料理で

2021.8.5

温海温泉を後に、国道345号に入り、鶴岡市街地に向かいました。

湯田川

今回、昼食はコロナを考え、前回同様、弁当持参も考えたのですが、万が一にも遅山仙人がコロナにかかったら覚悟をする約束を取り付けたので、外食することにしました。

折角、日本海側に来たので、美味しい魚を食べようと思い、何か所か候補を絞り、コースから大きく離れていない第一候補に向かいました。

開店時間が午前11時45分で、一番乗りで入ろうと思いましたが、30分ほど余裕があったので、湯田川温泉に立ち寄りました。写真は撮ってきませんでしたが、静かでした。私も仙人も何度か泊ったことのある小さな温泉街です。

春は孟宗竹が有名で、タケノコの刺身が旅館で食べられます。仙人は春早く、米の種もみを塩水で選別する塩水選の時期に来たことがあると言っていました。

前回の温海温泉で書きませんでしたが、温海温泉のバラ園でバラの花びらを模した、本物そっくりの赤いローズアイスがインスタ映えすると言うので、たくさんの観光客が訪れました。

湯田川02

湯田川温泉で時間調整をして、第一候補の「はまゆり」に到着しました。

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一番乗りでしたが、それでも時間が早く、10分ほど待ちました。

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何をオーダーするのか?それが、仙人にとって一番の問題です。

2021.5.28の丸森町へのツーリングから、仙人には自分で選んで注文する癖を付けることにしました。

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今回も中々自分で選ぶことができませんでした。結果、仙人も私も同じ、よくばり丼を選びました。

海鮮丼プラス寿司2貫で、荒汁付きの美味しい丼ぶりでした。

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仙人は、寿司以外は刺身を全部食べてからご飯を食べるという、食べ方をしていました。長年付き合っていますが、そういう食べ方をしていたことに初めて気が付きました。

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私たちが入って、次々にお客さんが入ってきました。駐車場は県外ナンバーばかりでした。

ここから、私の今回の目的の一つである、県外の友人たちへ中元を送るため、JA鶴岡 ファーマーズマーケット もんとあ~る白山店に向かいました。

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ここから、庄内砂丘メロンを友達に発送しました。白山(しろやま)は美味しい枝豆「白山だだちゃ」の産地です。自宅用にメロンとだだちゃ豆を買いました。だだちゃとは庄名地方の方言で父親を意味します。

仙人はユウガオを買ってきたかったのですが、リアボックスはコレクションで一杯なので、買うことを断念しました。ツーリングの度にコレクションが増えて、どんどん重くなり、ヒンジ部分も劣化し、ボディ自体も薄いので、いつ破裂するかわからない状態なのです。

万が一、蓋が外れて、コレクションが道路に散乱し、後続車両が事故を起こした場合、損害賠償責任を負わざるを得ないことになるので、任意保険の加入を勧めているのですが、動こうとしません。

仙人はコロナとリアボックスの二つの爆弾を抱えているリスクを回避できそうにありません。

このままでいいわけがないのですが、単にツーリングに誘わないことが解決になるわけでもありません。悩ましい所です。

悩みは尽きないのですが、月山六十里越を越えることにしました。


himajintaro at 16:55|PermalinkComments(0)お食事処 | 買い物