登山

2019年11月02日

ポツンと公衆電話ボックス

2017.11.3

路面の凸凹に苦しむ遅山仙人がやっとの思いで到着した祝瓶(いわいかめ)山荘。

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ここは、朝日連峰の南端、東北のマッターホルン・祝瓶山のベースキャンプ地です。写真は撮ってきていませんが祝瓶山荘以外にもアンテナやソーラーパネルが無数に立っている目的のわからない建物があります。

祝瓶山荘は長井山岳会が管理していると思っていましたが、地元の置賜弁(おきたまべん)ではない、聞き慣れない言葉を発する人たちが小屋を出入りし、バリケードのロープを張られて早々に追い出されてしまいました。

止む無く、道路向かいの駐車場にリトルカブを移動しました。

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この駐車場には、お隣宮城県と関東ナンバーの車が置いてありました。多分、登山客だと思います。

そして、ポツンと公衆電話ボックスが立っていました。昔無かった公衆電話が設置されて、便利がよくなったと感心しました。

朝日連峰の鳥原小屋に登る白滝コースへ向かう途中、木川ダム上流、大井沢への交差点に無線の公衆電話があったことを覚えています。今は山の尾根に登ると携帯電話がつながるようになったので、この公衆電話は無くなりました。

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電話ボックスに行ってみると肝心な公衆電話は無く、登山簿記載所と表示してありました。

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このボックスには登山計画書(登山者カード)を書くための用紙が置いてあり、登山者が行動予定を書き込みます。登山口で計画書を書いてから登るパターンが多いのですが、事前に登り口の警察署に任意の様式で提出することもできます。最近はインターネットで受け付ける警察署もあると聞いたことがあります。

登山計画書は万が一、遭難した時に捜索に役に立つ資料です。最近は、インターネットで山岳保険を掛けることも出来るようになりました。私は、スマホのアプリであるYAMAPで登山計画書や山岳保険を利用しています。

本来なら、祝瓶山荘がオープンに解放されていて、そこに登山計画書が置いているのでしょうが、閉鎖的な感じがした祝瓶山荘があるので、公衆電話ボックスが活躍しているのでしょう。

久しぶりの東北のマッターホルンを眺めながら、思わぬ話題でコーヒータイムが沸騰しました。

私の父親の小学校の同級生で、親しくしていた的屋(てきや)の親分の二男が私の小学校の同級生ですが、長男が仙人の高校の同級生であることがわかりました。

その長男が、高校時代は生徒会長をしながら自ら運転のマイカー通学をし、公立高校初の学生運動を首謀するという破天荒な人物ながらも、人望があり、人をまとめる力を持っていたのは、父親譲りだったのだろうと仙人は言います。

父の同級生と家族は、港町の荷役に関する抗争事件をまとめるために山形を離れてしまいます。私は父から聞いて山形を離れた理由を詳しく知っていましたが、仙人は私から聞いて初めて知ったようです。

長男は東京で働き、持ち前のパワーで頭角を現していきます。結婚して家庭を持つものの長続きせず、離婚して港町に戻ります。港町に戻り再婚し弟が継いだ家業の手伝いをすることになります。

港町に戻ってから暫くして、仙人は長男と同級会で会ったそうですが、抗争事件もなく平和に暮らし、若い頃のような覇気が無くなり、気の抜けたサイダーの様な状態だったそうです。

人の人生のあり様を考えさせられました。


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2019年10月17日

ポツンと一軒家 2019.10.14

市川團十郎がお忍びで行かない寺を後にし、次の行先を遅山仙人には伏せて東へとリトルカブを走らせました。行先は「ポツンと一軒家」のロケ地になった所です。

実は、仙人は地上デジタル放送を見ることができないのです。BSアンテナは繋がっているのでBS放送は見ているようです。2千円もしないVHSのアンテナを繋げばいいことなのですが、仙人には、それができないのです。BS放送しか見ていないことがわかっていたので、目的地に着くまで黙っていました。

今年の9月8日に放送された山形の「ポツンと一軒家」は、放送時間残り10分のところで偶然に見ることになりました。一軒家からの眺望を見て、沼と山から場所を特定しました。

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甑岳(こしきだけ)の南側の登山口までの林道を上って行きました。

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台風19号による風のためでしょうか、杉の葉、枝が路面を覆っていました。

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林道の途中に、登山道の入り口までの距離を表す標柱が立っていました。

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相変わらず、林道とワインディングロードには弱い仙人は、かなり遅れてくるので、いつも走行モデルになってくれます。

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ここからは、地図にない道路です。右側の林道が元々の道路でしたが、途中、杉が倒れて通行不能になっていました。(写真下)

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下の赤い道が新しく作られた道路です。ポツンと一軒家にお住まいの方が自ら造成工事を行った道のようです。ここまでは路面が荒れていましたが、ここから上は勾配がキツイところもありましたが、路面はきれいでした。

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甑岳にハチカ沢という南側の登山コースがあるとわかったのは、「ポツンと一軒家」を見たからなのです。以前は、村山市楯岡から登っていました。

仙人が社会人の登山サークルの山行に初めて参加したのが、この甑岳でした。初めての登山ということでしたが、仙人は確か、登山口に遅れて合流したはずです。ここから、遅山(おくれやま)と呼ばれる片鱗を見せていたのです。

初心者にも関わらず、大きなリックにたくさん荷物を詰め込んだものの、途中でバテて、デビュー戦は悲惨でした。大きなリックから出てきたのは、自宅の仏壇にお供えしていた大きなメロンがたくさん出てきました。この話が、今も語り草になっています。

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登山口から、さらに上り詰めると予想通り「ポツンと一軒家」のロケ地でした。

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番組の通りの場所でした。甑岳までの登山道を整備する仲間が集まってくる様子を番組で紹介していました。

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この風景で、この場所が分かったのです。本当なら、月山、葉山、朝日連峰が見えるはずでした。あいにくの天気でしたが、この眺望に仙人は満足していました。ここで、ネタ晴らしをしました。

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この眺望に感激しながら、コーヒータイムとしました。

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コーヒーで一息つけていると、先ほどの登山口に止めてあった車の所有者が現れました。一軒家のオーナーに会いたいと宮城県亘理町から来たそうです。以前、甑岳に登った帰りに立ち寄り、キノコ栽培の話をしたそうですが、今回、もっと詳しい話がしたくて、宮城県から来られたとのことでした。

オーナー不在のようなので車に戻られました。そしたら、オーナー夫妻の奥さんが現れて、私たちにテレビを見て来たのですかと話をかけてくれましたが、宮城県から会いに来た人がいるので、その人を探すように伝えました。

この辺りはキノコ園になっているようでした。

本当はオーナーさんと話をしたかったところですが、家の中で宮城県の人と話をされていたので、仙人が窓越しに奥さんに挨拶をして、昼食場所へと下山することにしました。


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2019年09月07日

龍ヶ岳登山 2013.6.10

山形県高畠町から福島県福島市飯坂温泉に抜ける国道399号の県境に鳩峰峠があります。

ここには、高畠町出身の童話作家・浜田広介の「むくどりのゆめ」の一文が石碑として残されています。

この峠には週末になると関東方面からアマチュア無線家やラジコンジェット機の愛好家たちが集まってくるところで有名です。

私は、四輪車で何度もこの峠を越えましたが、最近はリトルカブで走ることが多くなっています。ただ、山形県側の地形が切れ落ちているためか、災害に弱く、年間を通して復旧工事で通れない年があります。現在も通行ができません。

2013年にこの峠の北側にある標高994mの龍ヶ岳に登りました。

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ウイークディなので、ほとんど交通量がありません。

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鳩峰峠に上る国道399号沿いには、この時期、フジが満開で白花も見受けられました。

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峠の県境にリトルカブを置いてゆきます。

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県境の緩やかな尾根道を登って行くと、だんだん開けてきます。

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この時期、エゾハルゼミが盛んに鳴いていて、山全体がエゾハルゼミの大合唱の状態です。

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低い灌木に止まって鳴いているので、直ぐに捕まえられます。

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タニウツギ(上)

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ウラジロヨウラク(上)

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イヌツツジ(上)

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ベニバナイチヤクソウ(上)

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山頂までは高い木が無く、この日は日差しが強くて暑い日でした。

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山頂までは片道40分程度で到着します。登山とは言えない距離です。高畠の町や米沢盆地が見えます。

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ナナカマドの白い花も咲いていました。下りはあっという間です。

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昼食はリトルカブのある峠まで戻って食べました。まずは、キンキンに冷やしたノンアルコールビールで乾いたのどを潤しました。熱を加えておいた野菜や鶏肉を持って行き、ご飯の上に載せて、温めたレトルトカレーにかけて食べました。

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2019年07月30日

結局、山麓駅まで歩いて下る

昼食を終えて、相変わらず筋肉痛は辛いものの、歩いてリトルカブや車を置いてある山麓駅まで降りようということになりました。

下るルートは3つ。祓川(はいらかわ)を横切って蔵王温泉街に下りていく一般的な登山コース、通称祓川コース。もう一つは、樹氷高原駅から急なコンクリート舗装の林道を下り、ドッコ沼に行く市道に合流して、さらに下ってエコーラインに行く県道に出て山麓駅に行くコース。最後の一つは、スキーゲレンデを歩いて山麓駅に下るコース。

祓川コースは下りがきついところがあり、蔵王温泉街から戻ってこなければならないので✖。林道を下るコースは石畳よりはマシかなという具合。ゲレンデコースは草が茂って歩きにくい。

取りあえず、百万人ゲレンデを走る林道を下って行きました。この林道は、樹氷高原駅に車で上れる唯一の道ですが、4輪駆動車でないと上ることができません。一度だけ、山頂線の架け替え工事の時に自分で運転して上ったことがあります。

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今回は、国土地理院の5万分の1地形図を使ってきましたが、日本の地形図の基礎的な地図ではあるものの詳しいので利用しましたが、もう一つ理由があります。それは、私がマイマップでよく使うGoogleマップに蔵王ロープウェイの駅舎と軌道が載っていないのです。

同じ蔵王温泉のロープウェイである蔵王スカイケーブルは軌道が載っていますが、蔵王中央ロープウェイも軌道が載っていません。さらに蔵王ロープウェイは樹氷高原駅の駅舎も表示されていません。このため、リフトの軌道も表示してある国土地理院の5万分の1地形図を使いました。

林道を下り、ゲレンデを横切る市道に出たところ、思ったほど草が伸びていなかったので、ゲレンデをそのまま下ることにしました。

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最大斜度38度の「横倉の壁」と言われるコースと横倉の壁の迂回コース、さらに黒姫ゲレンデのリフト駅へ行くコースの分岐点に差し掛かりました。近道である横倉の壁の上まで行ってみましたが、転げ落ちる可能性があるので、分岐点まで戻り、迂回コースを取ることにしました。

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横倉の壁の真下で本日のコーヒータイムとしました。

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いつものフレンチプレスコーヒーです。S氏もガラス製のフレンチプレス機を買ったそうですが、直ぐに壊してしまったとのこと。

お茶請けは、山形のソウルフード「大福まんじゅう」です。4回目にして何とか物になってきました。

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最後に横倉ゲレンデを下って蔵王ロープウェイ山麓駅に戻ってきました。午後4時ちょうどでした。

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梅雨の合間、思いもよらず、山頂付近は天候に恵まれ、熊野岳南斜面に高山植物の女王コマクサを見ることができました。帰りにゲレンデを下るコースを取れたのは、蔵王では何度もスキーをしてコースをよく覚えていたからです。結果的にこのコースが最短コースになりました。

筋肉と膝の痛みは当日が一番ひどく、水曜日には回復しました。キャンセルした遅山仙人は、後日、人生最大の危機が待っていました。この話題は後ほどしましょう。


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2019年07月29日

まずは樹氷高原駅まで歩いて下る

熊野岳で休憩を終えて立ち上がった時に下半身の筋肉の痛みに気が付きました。無数の毛細血管の切れたのでしょうか。時々、低い山には登っていましたが、それでも運動不足だったのでしょう。

山頂から真っ直ぐ下る道は地獄でした。登りは大丈夫なのですが、下りが筋肉痛と膝が悲鳴を上げていました。下りがダメと言うのは登山ではよくあることです。

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何とかワサ小屋跡まで戻りました。ここから、地蔵岳の南斜面をトラバース(横切り)して、樹氷高原駅まで下ることにしました。

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ワサ小屋後を下って間もなく、斜面に高山植物を見つけました。

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アオノツガザクラとイワカガミ(写真上)

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ヨウラクツツジ(写真上)

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アカモノ(写真上)

登山道の右側上の斜面にたくさん高山植物が群生しています。中望遠レンズだったのでクローズアップした写真はあまり撮れませんでした。さらに左側下の斜面がハクサンチドリの大群落地でした。もっと早い時期に来れば、ハクサンチドリのきれいな赤紫の花々を見ることができたのでしょう。

意外な場所を見つけて、数年前に山仲間S氏と6月初めに行った月山の話題になりました。月山の雪渓を下り、まだ雪が多くて通れない登山ルートで牛首と呼ばれる場所でシラネアオイの群生地を偶然見つけました。その時撮った写真を載せます。

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ここからの下りが結構長いのです。以前は土の道でしたが、石を敷き詰めたので、筋肉と膝の痛みを持つ者にとっては酷な登山道になってしまいました。

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樹林帯に入ってくると道は水浸しの状態でした。梅雨の時期だけにしょうがないことです。朝、私たちと一緒に山麓駅からゴンドラに乗った団体客は樹氷高原駅で山頂線に乗り継がなかったので、多分、このルートを登ってきたと思います。山頂に行くのはこのルートしかありません。

水浸しの登山道はかなりの距離だったので、皆さん、悪戦苦闘したことでしょう。普通の登山靴では完全防水しない限り、靴の中が水浸しになります。スパッツだけでは限界があります。普通の長靴で充分歩ける水の深さでした。私のはミンクオイルを染込ませている重登山靴で、ほぼ完全防水だったので、水の染込みは防げました。S氏は何とか水をかわして下りてきたようです。

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途中、御田神(おだのかみ)という田んぼの神様が祀られている祠がありました。山形県上山市と宮城県蔵王町を結ぶ山岳観光道路蔵王エコーラインの途中、刈田岳に登る山形県側のリフト乗り場の少し西側に御田ノ神湿原があります。2018年07月21日の蔵王御田ノ神湿原で紹介しています。

避難小屋があり、山スキーで利用したこともあります。湿原にはたくさんの高山植物が生息しています。山は水源地ですので、数々の田んぼの神様が祀られています。

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「いろは沼、観松平、ロープウェイ樹氷高原駅」という看板が出てきても、まだまだ、道のりは長いのです。

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ようやく、いろは沼に出ました。高層湿原でキンコウカ、サワラン、ワワスゲ(綿なので咲く?)などが咲いていました。もっと早いとチングルマなども見ることができるでしょう。

トキソウが湿原植物の女王と呼ばれることことがありますが、サワランは何と呼ばれるかという話題になりました。S氏曰く、サワランは湿原植物の魔女であるとのこと。何故なら、トキソウはピンクで上品な色なので女王だけれど、サワランは男を惑わすような色合いだからとのこと。確かに山の中にこんな色の服を着た女性がいたら、惑わずにはいられないでしょう。

下の写真の男を惑わす色の花がサワランです。

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観松平(かんしょうだいら)まで来ると樹氷高原駅までは間もなくです。写真下の先に見える道が今まで下ってきた道です。右側に行くとゴヨウマツ(五葉松)の大木がたくさん見られる観松平です。盆栽にしている五葉松の天然木がたくさんあり、山形市内の植木屋さん(故人)が監修して大きな松には名前が付いています。日本で一番大きなゴヨウマツがここで発見されています。一般の観光客はここまで来られる方が多いです。

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樹氷高原駅のあるスキーゲレンデはユートピアゲレンデと呼ばれ、夏は観光客のために樹氷高原と観松平入り口を結ぶリフトが動いています。

私たちは、リフトの終了地点で遅い昼食を取りました。

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お互い持ってきたものをシェアして昼食としました。ノンアルコールビールは保冷材をたくさん詰め込んできたのでキンキンに冷えていました。私は、朝準備したホットサンドに卵焼き、お湯を沸かして味噌汁としました。

登山は非日常であるものの、そこに日常を持ち込むのが楽しいのです。特に昼の時間は日常の物を持ち込めるチャンスがあるので楽しいのです。

この考え方は、私の友人で山仲間でバイクの師匠だった故人から受け継いでいます。

彼は、山で途中で取った山菜の天ぷらをします。飯豊の縦走にスイカを持ち込みます。インスタントでないうどんやそばやラーメンを作ります。

その分、荷物は重くなりますが、楽しさは倍増します。

楽しい昼食の時間は過ぎ、時間的余裕があったので、そのまま、山麓駅まで歩いて下ることにしました。


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