よもやま話
2023年10月09日
仙人の血液検査発表
2023.9.27
前日、遅山仙人のリクエストでツーリングにでかけました。
最初は、翌日に大学病院の血液検査があり、即入院と言われそうだから、とてもツーリングに行く気にはなれないと落ち込んでいました。
万が一、そのまま死ぬようようなことがあれば、仙人が行きたかったところに連れて行ってもらえなかったと化けられるのは嫌なので、行こうと強引に連れ出しました。
検査当日の午後、NPO法人の会議中に仙人から電話が入り、夜、こちらから掛け直すと伝えました。
夜、仙人に電話をすると、声が弾んでいました。
検査の結果は、前回より数値が改善していたので心配がなくなったようです。
前日にツーリングに行ったので、疲れて悪化すると思っていたようです。
悪化するどころか、昼食で不足しているタンパク質を補い、適度な運動により、体調が良くなったことに違いありません。
さらに、担当の女医さんにカブで福島市の医王寺に行ったことを話すと、甚く感心して、詳しく聞かれたというのです。寺の名前に惹きつけられたのでしょうか。
そのことを仙人のカルテにメモしていたとのこと。電子カルテにそんなことをメモするものでしょうか。
本当は、医王寺には薬師如来も安置しているので、そのことを伝えるべきだったのですが、宗教を人一倍勉強していると自認している仙人は、薬師如来のご利益も知らずに、肝心なことを伝えなかったようです。
それからもう一つ。
看護師さんが、最近まで自動二輪に乗っていて、年なので、大型のバイクには乗ることができなくなったと言っていたと喜んで話をしていました。
なぜ、スーパーカブでツーリングに行こうと誘わなかったのかと突っ込むと、恥ずかしくて言えなかったようです。
帯状疱疹による激痛は改善しませんが、何より、検査結果がいい方向に上向いていることだけは幸いです。
仙人は、まだ、しばらくの間は死なないでしょう。
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2023年09月29日
白鷹山高原放牧場の栗とオーナー
2023.9.25
一年前の9月29日に白鷹山高原放牧場を登り口にして白鷹山に行きました。その帰りに、道の上に散らばっている栗を遅山仙人と拾って帰宅しました。
今年も、栗拾いにいい時期だと思い、遅山仙人を誘って、国道348号の旧道を上っていきました。
沼田集落と白鷹山高原放牧場の分かれ道に工事中の看板が立っていました。
どこが工事中なのか、心配しながら、左側の道を上っていきました。
何か、昨年とは様子が違います。
栗のイガがほとんど落ちていません。落ちているイガは青くて小さいものばかりです。
見上げると、青くて小さいのです。
尾根沿いの道路際にたくさんある栗の木は、今年の猛暑の影響を受けたのでしょうか。
諦めて、放牧場に向かいました。
牛たちは、一番下のエリアにいました。
中型のダンプカーが二台上ってきました。上から東北電力とユアテックのステーションワゴンが降りてきました。
牧場のオーナーのところにユアテックの下請けの現場代理人(現場監督)が来て、工事の説明をしていました。
オーナーと現場代理人の話を総合すると、東北電力の電波塔の塗装工事のため、関連して砂利を中型のダンプカー二台で運ぶために、何度も往復するとのことでした。
現場代理人が帰った後、昨年同様にオーナーとしばらく立ち話をしました。
オーナーによると、今年の栗は猛暑と水不足で不作とのことでした。上の2万5千分の1地形図を見てもわかるように、ここまで来る道は尾根を走っているために、雨が降っても、すぐに流れるので、乾燥状態になってしまいます。
20年前に、当時、この放牧場のオーナーだった南陽市役所から経営を引き継ぎ、南陽市から200万円の補助金の打診があったにもかかわらず断ったため、市長から優良酪農家として称賛され、南陽市内の酪農家たちが視察に訪れたそうです。
5月から10月までの半年間、毎日、牛たちの世話のために軽トラで通勤しているとのこと。
山形県内の放牧場は、この放牧場以外は全て公設で、民営は、ここだけだそうです。山形市の放牧場は山形市内に畜産家が少ないので、他市町村の牛を集めて経営が成り立っていると話していました。
この放牧場で放牧されている牛は、種付け(人工授精)後の牝牛だけで、時々、出産するそうです。この日も、まもなく生まれそうな牛がいて、観察してるとのことでした。
出産は、牧草地での自然分娩で、テレビで見る牛舎内での分娩ではないそうです。
この牧場にある牛舎は、開設後、一度も使われたことがなく、役人が考える無駄遣いだと笑っていました。
上山市沼田と山形市大平を結ぶ林道の椿峠から白鷹山に行く新たな登山道が作られて、時々、登山客が牧場に立ち寄るそうです。
また、牧場中腹から伸びる白鷹山への登山道の入口にトイレがあり、そのトイレの掃除とトイレットパーパーの交換をボランティアでされているそうです。
上山市永野で酪農業をしていた田中さんが数年前亡くなったと伺いました。
田中さんは事故で足を怪我してから酪農業を辞め、同じ永野の山川牧場で働いていましたが、その後、亡くなったとのこと。山川牧場はべごのアイスで有名です。
田中さんも山川さんも知り合いで、最近はお会いしたことはありませんでした。
以前、体験学習inやまがたという冊子の編集に参加したことがあり、田中さんも山川さんも編集仲間でした。
山川牧場の山川さんは、自称悪い酪農家として、中学生や高校生たちに命の尊さを訴えて、苦しまずに鶏を絞める体験をさせて、絞めた鶏を使ってカレーライスを作るという体験教室を山形県内各地で行っていました。
オーナーの話によると、以前から山川牧場の牛乳は脂肪率の低さで経営が大変だったようで、この春に牛の飼育は辞めたと言っていました。近いうちに、山川牧場に行って確認したいと思いました。
オーナーからたくさん情報をいただき、昨年同様、前述のトイレがある駐車場で昼食を取ることにしました。
今年も仙人は弁当とカップラーメンを買ってきてくれました。私もおにぎりと卵焼きを持っていったので、それも半分、仙人に食べてもらいました。
昼食後、コーヒータイムとしました。
前日のBH氏との玉虫エコガレージセールとあさひカブミーティングのコーヒータイムで余った甘納豆をBH氏からいただき、今回のお茶請けに使わせてもらいました。
実は、明日、仙人のリクエストで福島県と宮城県へのツーリングを予定しています。また、さらに、その翌日、仙人が恐れている血液検査が大学病院で行われます。
即入院と言われると思い込んでいて、前日には恐怖で何も手につかない状態になり、ツーリングも無理だと考えていたようです。
ツーリングに行かずに無念で亡くなったと言われたくないので、行こうと誘いました。
万が一、余命3ヶ月、6ヶ月と言われたら、延命治療はせずに、モルヒネを打って、ツーリングにバンバン行こうとハゲ増しました。
リクエストのテーマについて、しばらく語り、昼食の時間を終えました。
先程、オーナが言っていたトイレを確認しました。
トイレはきれいでした。
明日、ツーリングがあるので、どこにも立ち寄らずに、二人とも帰宅の途につきました。
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2023年09月27日
朝飯前の玉虫エコガレージセール
2023.9.24
行きつけのバーバーショップ清水のマスターから9月24日にカブミーティングが行われるという情報をいただく前に、同じ日に寒河江川河川敷で玉虫エコガレージセールが行われるという情報を得たので、BH氏を誘い、ガレージセールとカブミーティングに行くことにしました。
ガレージセールは前回、遅山仙人と行って恥ずかしい思いをしたので、情報は流さないことにしようと思っていましたが、後でわかって、何を言われるかわからないので、カブミーティングを含めて、一応、話はしておきました。
ただ、仙人は、どちらも一人で行けるところなので、行くのなら現地集合、現地解散と釘を刺しておきました。
朝6時にBH氏宅に迎えに行き、6時半には会場の寒河江川河川敷に到着しました。
同行したBH氏は、会場内にいろいろなものが売られていることに驚愕していました。
バイク関連部品の他に、子供のおもちゃから、バイク雑誌、農機具などが売られています。
シイタケらいしいキノコが大きな袋に入っていました。
中古のバイクや軽ワゴン車などもありました。
随分年代物の三輪車もありました。
スーパーカブの初号機のような自転車にエンジンを付けたようなバイクまでありました。
BH氏はスーパーカブの歴史は知らないようなので、このバイクを不思議がっていました。
私が、今回、特に目を引いたのは、モンキーです。
非常にきれいピカピカでした。
クラッチベダルのアームは金色のところがありました。
30の数字に横棒が引かれて29となっていましたが、金があったら、喉から手が出るほど買いたかった逸品だと思います。
ボアアップしているのかどうか、ボアアップしたら快適だろうなと思い、駐車場に戻りました。
駐車場に戻ると男性が二人、私達のカブの隣の車のそばに立って立ち話をしていました。
男性二人は、写真上のホンダライフピックアップを見ていたようです。私達が駐車場に着いたときは、別の車が入っていました。
1973、4年に生産されたもので、5速マニュアル車でした。男性たちは、きれいに手入れされている、この車を見て驚いていたとのことでした。
356ccなので、ナンバープレートから見ると初度登録から所有者が同じなのか、名義変更だけで所有者が変移してきたのかわかりません。
たった1,000台しか生産されなかった、50年前のレア物にお目にかかりました。
生産から25年以上経った日本の中古軽トラがアメリカで人気だという話題が男性たちと盛り上がりました。
先程のモンキーといい、目の保養になりました。
朝飯前だったので、朝飯会場を慈恩寺の八千代公園に設定しました。
八千代公園は宴会予定地だった慈恩寺の高台へ 後編と銀山から慈恩寺へで紹介しています。
八千代公園は、ご夫妻の先客が帰るところでした。
朝日を浴びて刈り込まれた草原が輝いていました。
BH氏には朝食を持参するように話をしていました。
仙人には、カレージセールの到着予定時間と朝食会場を伝えていましたが、結局、現れることはありませんでした。
朝飯前登山と同じように混ぜ込みご飯のおにぎりと具沢山の卵焼き、具沢山の味噌汁を持参し、山形盆地が見える八千代公園でゆっくり朝食を取りました。
朝食後、カブミーティングの会場となる朝日町のAsahi自然観へ向かいました。
つづく
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2023年08月09日
久しぶりに霊園の理事長に会う
2023.8.6
二日前にエンジンオイルを交換したので、翌日にお墓参りに行こうと思っていましたが、朝、家事に追われ、ヨーイドンの用意に時間がかかり過ぎて、朝の出発時間が遅れてしまったので、一日遅らせることにしました。
毎日、クソ暑い日が続き、外に出るのも危険だと言われるぐらいですが、塩入りの真水をペットボトルに入れて、数珠とロウソクと線香とライターとタオルを手提げ袋に入れて、朝8時過ぎに出発しました。
最初に行った両親が眠る山形霊園では、手桶二つに水を一杯汲みました。
墓石に水をかけるのではなく、墓石の脇にあるサツキに手桶の水を全部かけました。
もう一つの手桶は、直ぐそばにある親戚のサツキにかけました。
このところ、雨が全く降らず、植木類は危機的状況でした。中には、葉が赤茶けたサツキもありました。
盆の13日にお参りに来るので、今回はサツキ優先としました。
二ケ所目は、先月からお参りを始めた山仲間S氏の両親が眠る大宝寺です。日陰にリトルカブを停めさせてもらいました。
三ケ所目は父の実家の唯法寺です。
突き当りの専称寺は、材料不足で工事が中断していた山門が、ようやく、完成していました。
唯法寺は、お盆が間近いためか、数人の檀家さんが墓の掃除をしていました。
住職もゴミを袋に入れて、掃除をしてました。今回は、住職には声をかけませんでした。
四ヶ所目は、金勝寺です。父の姉夫婦と遅山仙人の身内が同じ墓に眠っています。
数基隣の墓には、年老いた母とその娘と思われる女性二人が墓の雑草をたくさん取り除いていました。
私は、毎月の墓参りの時は、墓を雑巾で拭くまではしませんが、雑草類はもちろん、枯れた花などゴミの類は全部きれいにしています。
なので、墓参りに行った墓は、いつもきれいにするので、墓の家の人は不思議に思うかもしれないし、そんなもんだと思うかもしれません。
毎月のことながら、この墓に眠る仙人の身内に、帯状疱疹の痛みに苦しむ仙人に対して叱咤激励をお願いしました。
五ケ所目は等栄寺です。
この寺には、母の方の祖父母やたくさんの親戚が眠っています。
また、父方の従姉の菩提寺でもあります。亡くなって2年が経ちますが、まだ、墓は建っていません。
六ケ所目は妻の父が眠る墓地です。
ここでも、墓の掃除をしている家族がいました。
そして、七ケ所目は、山仲間でバイクの師匠であるO氏が眠る上山の墓地です。
途中のセブンイレブンでスーパードライを買いました。
そろそろ、雲が出始めました。
先月同様にO氏の大好物、スーパードライを供えました。
そして、遅山仙人の名付け親でもあるO氏に、仙人に喝を入れてくれるように頼みました。
そして、ここから一気に、大森のべにばな霊園に向かいました。
ちょっと遠回りではありますが、広域農道べにばなトンネルをくぐって高瀬に入り、大森のトンネルを抜けると、すぐ右手に、べにばな霊園があります。
この霊園には、知人の山形大学農学部元教官の奥様が眠っています。下のキリスト教式納骨式で紹介しています。
この霊園の理事長が知り合いだったこともあり、奥様の墓地を探している元教官に、この霊園を勧めました。
今回、久しぶりに霊園の理事長にお会いできました。
理事長は、お盆が近いこともあり、重機を使って霊園の敷地の整備を始めるところでした。
氏は、自分の重機を使って、山形県に協力して隣接する河川の整備をしたり、地元の大森地区に協力してシバザクラの管理や、シバザクラを見に来るお客さんのために駐車場を提供しています。
しばらく立ち話をさせてもらいました。
理事長の話によれば、予定したほど、墓地の利用者が伸びていないこと。その代わり、100基準備した永代供養塔が、すぐに埋まったこと。
家族構成も変わって来たこともあり、最近は菩提寺から墓じまいをして、この霊園を求める人が増えているそうです。
永代供養にしても、寺であれば、一人100万円もかかることから、格安なところを求めるようになっているとのこと。
価格もさることながら、安心して寺に任せられないという不信感もあるとのことでした。
寺は葬儀をセレモニーホールに任せっきりで、本来の宗教活動をしてこなかったことが、現在の状況を生み出していると強く懸念していました。
私も、随分前に、菩提寺を離檀しました。菩提寺に墓を持っていないこともあり、ハガキ一枚に離檀届を書いて、それでお終いです。
私が当時、葬式仏教に嫌気がさしていたことが、今になっては当たり前になってしまいました。
今後、寺の数は激減してくるだろうし、真面目に宗教活動している僧侶にとっては、迷惑な話だと言っていました。
立ち話が終わると理事長は重機に乗って、敷地の整備に取り掛かりました。
べにばな霊園を後にし、自宅に戻ると同時にゲリラ雷雨が降り始めました。
山形市内では所々に警報や緊急避難情報が出ましたが、我が家では、久しぶりに庭木に恵みの雨になりました。
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2023年07月21日
火事見舞いと前輪タイヤ交換
2023.7.21
午前中、火事で自宅や小屋など複数の建物が全焼した大学の同期を訪ねました。失火後、すぐに行っても混乱しているだろうと思い、時間が経ってからのほうが良いと思い、今日になりました。
あんなに大きかった家の姿がどこにもありませんでした。砂利が敷かれて、全て更地になっていました。
同期の姿はなく、◯◯◯◯ハウスメーカーの作業員が仕事をしていました。作業員によると、同期は、最近、突然入院することになり、2〜3週間は入院しなければならないと聞いているとのこと。また、失火したあとは、身内に身を寄せているとのことでした。
昔は、何度も同期の家に遊びに来たことがあり、ご両親とも仲良くさせていただいていましたが、時が経つにつれて、疎遠になっていました。テレビのニュースで火事を知り、気になっていました。
1ヶ月後ぐらい、また訪ねてみようと思います。
帰宅して、昼前に、注文していたリトルカブの前輪タイヤ届きました。
そこで、午後から交換することにしました。
後輪タイヤほど減ってはいませんが、よく見ると、溝の中にたくさん亀裂が入っていたので、交換することにしました。
井上ゴムの2.50-14 37Lの純正サイズで、後輪タイヤはタイ製でしたが、前輪は日本製でした。
後輪同様、タイヤそのものの交換にかかる時間は僅かでした。
チューブは、やはりホンダの純正。後輪同様、二重構造になっているものでした。
後輪同様、リムバンドが薄くなり、サビがきていました。
サビ取り後、薄く油を塗り、新しいリムバンドを取り付けました。
チューブは、何故か後輪用の2.75-14を買っていました。逆は心配ですが、今回はホイル経が同じなので、大は小を兼ねるでしょうから、そのまま、使うことにしました。
準備と後片付けを含めて、小1時間で終了しました。
今度、ツーリングを約束しているBH氏が、3日前に完熟トマトとジャガイモをたくさん持ってきてくれました。
その時、氏からの話で、彼のカブプロ110のブレーキホースがリコールになっているとのことでした。ホース自体というよりも、取付部からでもオイル漏れするのでしょうか。
私は、昔、ヤマハのチャンプRSを乗っていたときは、前輪がディスクブレーキでしたが、オイル漏れは聞いたことがありませんでした。
まもなく、梅雨が明けそうです。私は、方々に用事があり、BH氏とのツーリングが先か、私の用事が先かという状態になりました。
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