道路

2019年07月16日

クラゲ見るために月山を越えて

風前の灯だった田舎の水族館をリニュアルオープンした山形県鶴岡市加茂にある加茂水族館。クラゲ水族館としてあっという間に、全国にその名を轟かせて5年が経ちました。

まだ、クラゲ水族館になってから一度も行ったことがないので、7月5日の金曜日にいつもの遅山仙人を誘い、月山の六十里越街道を走ることにしました。

DSC01809

遠方に映る月山はまだ白く、冬季閉鎖から開通した国道112号を走るのは2年ぶりです。仙人は新庄市西部の戸沢村を回る国道47号ルートと思っていたようですが、遠回りになるので、このルートを選択しました。

IMG_20190705_055606

日の出前に出発し、大型車の交通量が多い寒河江市経由の112号を走らずに、いつもの寒河江川右岸を遡り、本道寺から112号に入りました。

IMG_20190705_061700

寒河江ダムを過ぎて、月山へ向かう旧道六十里越をめざします。ここから直進は自動車専用道路になるので、自動二輪でないと走ることができません。

IMG_20190705_062348

IMG_20190705_063046

弓張平公園までの上り坂でエンジンをうならせ、志津の旅館街を通り抜け、夏スキーで有名な月山までの交差点を直進します。

IMG_20190705_063535

ここからは、ほとんど、平日の交通量は無く、急なアップダウンも少なく、ブナ林の中を走り抜ける快適なワインディングロードとなります。平日ではありましたが、この日はネマガリタケ(ササタケ、通称月山タケ)を取る人たちと思われる車が何台か止まっていました。今年は、遅くまでササタケが出たようです。

IMG_20190705_064242

IMG_20190705_064849

山形県西川町と鶴岡市の境。(写真上)山形県内4地域の内、内陸地方(西川町)と庄内地方(鶴岡市)の境界になる場所です。月山と朝日連峰が連なる峠になっていて、真下に自動車専用道路、通称「月山新道」の月山第一トンネルが走っています。

IMG_20190705_065604

しばらく、下っていくと出羽三山信仰の聖地である湯殿山神社に上る有料道路(自動車専用道路)の入り口に出ます。ちなみに、湯殿山神社にある湯泉がご神体で、女性の秘部とされていたため、女人禁制の時代がありました。ここまで、仙人の自宅から2時間です。

IMG_20190705_070416

そして、月山第二トンネルの真上(写真下)も旧道が走っています。

IMG_20190705_070421

ここから、徐々に景色が変わっていきます。

IMG_20190705_070744

IMG_20190705_070748

ブナ林が開け、この先から一気に下ります。多層民家がある鶴岡市田麦俣(旧朝日村田麦俣)集落の手前に七ツ滝があり、いつも小休憩を取ります。

DSC01843

DSC01844

DSC01841

DSC01840

七ツ滝を下ると直ぐ田麦俣に出ます。多層民家というと茅葺屋根が有名ですが、現在は2軒だけになってしまいました。

IMG_20190705_072211

田麦俣から止む無く交通量の多い自動車専用道路でない112号に入ります。

IMG_20190705_072556

旧朝日村落合で仙人を待っていましたが、10分以上経っても来ませんでした。

遅れてきた仙人に訊ねたら、月山ダムを過ぎ、米の粉ドライブインのあたりから仙人のスーパーカブはだんだん、パワーが落ち、エンジンが止まりそうになったそうです。

道路に停めて、アクセルを全開にするとパワーが戻ってきたそうです。仙人はエンジンブレーキをかけずにトップのままブレーキだけで降りてきたそうです。推測するに、エンジンが冷え切ったためにパワーが落ちたと思われます。それにしてもエンジンブレーキをかけずに降りるとは危険極まりないのです。彼はスピードを上手にコントロールできないため恐怖感がつのり、極端に緊張するので余計疲れます。

IMG_20190705_082151

エンジンの動きが戻ってきた仙人とともに鶴岡市街地に入らず、112号から青龍寺、大山を通って、トンネルを抜けると加茂の港です。この先のT字路を左折し、県立加茂水産高校の前を走ると、ほどなく目的地の加茂水族館に到着しました。

IMG_20190705_082600

IMG_20190705_085139

IMG_20190705_085148

開館時間午前9時の40分前に到着したので、休憩していましたが、平日というのに他県ナンバーの車がどんどん入ってきました。それも、東北以外のナンバーでした。さらに福島交通の観光バスが入ってきました。

驚いているうちに開館時間になりました。

himajintaro at 07:00|PermalinkComments(0)

2019年06月20日

白水ダムへのルートを彷徨う

村山市河島の手打ち塾から東根市の白水川(しらみずがわ)上流の白水ダムに向かいました。ここからは、遅山仙人が先頭です。国道13号とJR奥羽本線を横切り、村山市楯岡から東根市の市街地を抜け、関山方面へ走り、高崎小学校から白水ダムへと向かいます。

丁字路を右に行くと白水ダムという案内板があるにも関わらず、仙人は左に曲がってしまいました。どうも、東根市内に戻っているとしか思えませんでしたが、仙人はどんどん先を急ぎました。東郷小学校の所でようやく右折し、白水川に出て停まりました。

仙人は白水川に出るまで不安だったようです。確かに、白水川を遡ればダムに着きます。しかし、かなり遠回りをしました。昨年、最上町に釣りに行った時も国道47号から近道を走らず川の本流に近いルートを走ったことがあります。この時も、かなり、遠回りをしました。

仙人が先頭で走ったルートを赤、帰路を私が先頭で走ったルートを青に示しました。

0001

上の地図を見ると、どれぐらい遠回りをしたかわかると思います。

IMG_20190526_135324

IMG_20190526_131151

IMG_20190526_131225

白水ダムの上流の日陰の駐車場で本日2回目のコーヒータイムとしました。とても暑い日だったので、木陰は大変助かる休み場所です。四阿(あずまや)が1棟ありましたが、家族連れが利用していました。

帰路は、天童市街地を抜けて山形に単純に戻るのも芸がないので、国道48号を横切り、一山越え、天童市田麦野に出て、天童高原、JR面白山駅、山形市山寺、高瀬を走るルートを選びました。

実は、この時、仙人は今日の自分の不甲斐なさを嘆き、少々落胆していました。4万円のスーパーカブFI車の購入トラブルに始まり、釣りポイント、蕎麦屋、白水ダムへのアプローチを彷徨ったことに気落ちしていました。単純に老化現象の始まりというより、世間に長らく背を向けて生きていたことにより、社会の変化に対応できなくなった、名実ともに仙人の域に達したことの現れでしょう。

IMG_20190526_143437

IMG_20190526_143526

天童高原は家族連れがたくさん遊びに来ていましたが、面白山駅は登山客の姿はありましたが静かでした。

IMG_20190526_144727

IMG_20190526_145228

面白山駅と山寺を結ぶ山形市道はツーリングには最適なコースです。カーブが多いので、注意は必要です。コーナーでスピードを落とす乗用車は道を譲ってくれます。

IMG_20190526_145953

山寺の所部地区から土産物屋が立ち並ぶメインストリートに入らず、左折してJR山寺駅に抜ける新しいルートに抜けました。この時、メインストリートへの交差点の先に人がたくさん並んでいる場所がありました。

この場所は、最近話題になっているジェラート屋さんであることがわかったのは、帰宅してからでした。娘が前日、友人たちと山寺奥の院に登り、帰りに、このジェラート屋さんに立ち寄ったそうです。後日、職場の女性たちも場所がわからないと言っていたので、この場所であることを案内しました。

IMG_20190526_150343

日曜日なので観光客も多かったのですが、世間ずれしない仙人が驚いていました。今なら、サクランボの季節と重なり、土日は観光バスやマイカーで大渋滞になります。こういう時はスーパーカブは重宝します。

IMG_20190526_150518

時間があったので、大森のべにばな霊園で知人の山形大学農学部の元教員の奥様の墓参りをしました。この霊園を紹介させてもらったので、時々、お参りさせてもらっています。キリスト教無教会派の内村鑑三訳、ロイド・ガリソンの一説を知人が墓碑に自らデザインして刻みました。無教会派の敬虔なる信者だった奥様にふさわしい墓になっています。

IMG_20190526_151047

ここから、山仲間に電話し、山仲間の自宅に仙人と伺うことにしました。村山東部広域農道のベニバナトンネルを抜け、山仲間の自宅にお邪魔しました。奥新川へのハイキングの打ち合わせをして帰宅しました。




himajintaro at 22:07|PermalinkComments(0)

2018年12月09日

愛車リトルカブの仕事納め


今シーズン初めての積雪になりました。



スパイクタイヤに交換して冬も走るカブマンがいますが、私はしません。寒いのもありますが、道路に融雪剤である塩化カルシウムを散布するので、バイクが痛みます。

最近、高齢化により道路を除雪するオペレーター(運転手)の確保が難しくなっていると言われています。私も大型特殊自動車の運転免許は持っていますが、運転する機会は、ほとんどありません。

ここ数年、融雪剤を散布する作業車をよく見かけるようになりました。こちらは、融雪剤を積んであるトラックを運転するだけなので普通自動車免許があれば誰にでもできます。

道路の除雪の様な特殊技能は必要がないので、除雪業者も融雪剤散布の仕事をしたくてしょうがないようです。

一昨日から雪の予報が出ていたので、昨日、愛車リトルカブの仕事納めをしました。









きれいに掃除して、ワックスをかけて、バッテリーを外して、シートをかぶせて車庫入れしました。

今年はツーリングで3,200km、通勤や所用を合わせると約5,000km走ってくれました。

大きな事故やトラブルもなく、本当によく走ってくれたと思います。感謝です。

来年も頑張って走ってもらうために、ゆっくり養生してください。

himajintaro at 06:47|PermalinkComments(0)

2018年08月19日

今年前半のエンジンオイル交換


今年前半のツーリングは回数が多かったので走行距離が例年の倍以上となったため、エンジンオイルを交換しました。
オイルの在庫として、広島高潤の飛竜とホンダのG2があったので、ブレンドすることにしました。
今年の猛暑を飛竜でしのいだので、涼しくなるこれからは粘性度の低いオイルでも大丈夫であろうという見込みでブレンドしました。

今年前半は主に県北部を走行しました。以前から、最上町赤倉温泉から宮城県加美町宮崎に抜ける林道を走破しようと考えていました。6月までは積雪による通行止めがあるので、今年後半に走ろうかと思っていた矢先、この前の記録的な大雨により通行止めになってしまいました。山形県側は県道最上小野田線ですが、当分の間通行止めとなっています。

後半は、県南部、福島県、宮城県を走りたいと思います。









himajintaro at 17:28|PermalinkComments(0)

2017年07月28日

広域農道と農免道路とは?

道路には、道路の管理者の違いによる道路があります。

例えば、国道ですが、数字が一桁と二桁と100番台の一部を国土交通省(旧建設省)が管理している道路と、俗にいう三桁国道と呼ばれている都道府県や政令指定都市が管理している国道があります。

さらに、都道府県が管理している都道府県道、市町村が管理している市町村道があります。

そして、道路を作る目的によって異なる道路があります。自動車専用道路や高速道路などは自動車(自動二輪では125cc以上)だけを走らせる目的や高速に移動させる目的で作られています。

今回の話題は、一般的に「農道」と言われている道路です。この「農道」は農業用の自動車が通るという目的により作られています。

田んぼや畑が広がる所では、必ず、無数の「農道」が走っています。そこは、農耕用のトラクターやトラック、スピードスプレーヤーなどの防除車両が走ります。「農道」の管理者は土地改良区(注1)と呼ばれる「公法人」や農業関係の団体であることがほとんどです。

このため、前述の国道、都道府県道、市町村道のような「公道」ではないため、道路交通法の適用を受けないので、運転免許証が必要ない場合があります。

この「農道」の中でも、グレードが高い「農道」が「広域農道」や「農免道路」です。どちらも、国(農林水産省)の補助金により作られた道路です。

まず最初に「広域農道」です。





国の補助制度により、農道を作るための事業名があります。「広域農道」の正式事業名は「広域営農団地農道整備事業」です。そして、ほかの「広域農道」と区別するため通過する地域の名称を頭に付けて、上の写真の場合は、「置賜東部地区広域営農団地農道整備事業」が、この道路建設のための正式事業名です。そして、「ぶどう・松茸ライン」という愛称を付けています。ブドウと松茸の産地の中を走るために、この愛称が付けられました、

「広域農道」は国から補助事業として認めてもらうために、広い範囲の農業地帯を通過し、農道として新たに建設する部分もあれば、一部、既存の都道府県道や市町村道の改修も含めて一本の「農道」として計画されます。このため、道路の総距離数は数十キロが普通です。また、道路の幅員(幅)は、都道府県道とほとんど同じレベルです。トンネルを掘る場合もあります。この道路を新たに建設する部分は都道府県の農林土木事務所などが設計発注します。

「広域農道」は新たに建設された部分は都道府県や市町村が管理するため、公道として扱われます。

次は「農免道路」です。





「農免(のうめん)道路(農道)」の正式名称は「農林漁業用揮発油税財源身替(みがわり)農道整備事業」という舌を噛みそうな、とんでもなく長い事業名です。「広域農道」の場合は正式名称から何となく事業の中身が推測できますが、こちらは意味が理解できないはずです。

農業や漁業用の車両がガソリンや軽油を使う場合、その燃料にかかっている税金を財源(補助金)として、農道を作る事業という意味なのです。なんか、分かりにくい事業です。

この道路は、「広域農道」よりも狭い範囲で、距離も十キロ前後が多く、交通量が少ないという前提で若干道路幅も狭く、新規に建設するために都道府県の土木事務所などが設計発注します。

完成すると市町村が管理するため公道になります。

このように、「農道」といえども、一般道となんら遜色のない「農道」は、時としてバイクのツーリングにはもってこいのコースになることがあります。


注1 「土地改良区」とは
農家によって構成されて団体で、農地での生産性を向上するため、農道の整備や田や畑の区画整理、水路の整備などを行います。法律上は「公法人」として、都道府県や市町村などの地方公共団体に準ずる団体として扱われます。このため、地方公共団体と同じような税制上の優遇措置があります。また、様々な事業を行うために各農家から賦課金という名称で所有する面積に応じた負担金を集めます。この賦課金は地方税と同じで、納めないと差し押さえなどの強制徴収が認められています。


himajintaro at 22:25|PermalinkComments(0)