グループツーリング
2022年07月30日
3速リトルカブ、初めてのツーリングへ
2022.7.29
今週木曜日は山仲間S氏と遅山仙人と宮城県大崎市鬼首の吹上キャンプ場でキャンプの予定でしたが、このところの急激なコロナ陽性者の増加で順延とすることが決まりました。
そこで、空いた金曜日にツーリングに行くことになり、遅山仙人と相談して、以前から行きたかった鳥海山の北側の由利高原に向かうことにしました。
2日前(まさかのガス欠の必然)に生まれて初めてガス欠を経験したことから、急遽、1リットルの携行缶をホームセンターで買い求め、以前から持っている0.9リットルの携行缶と合わせて1.9リットルの予備ダンクとしました。
何せ、長距離での燃費が皆目見当がつかず、今回のツーリングで検証することにしました。
とにかく、連日の猛暑で水とガソリンはタップリ詰め込んで、出発しました。
ルートは国道13号の一本西側を走る、山形空港の西の県道山形羽入線、東根市長瀞、村山市名取、隼橋、大石田町新山寺・来迎寺、国道347号へ合流する北上コースです
尾花沢市のセブンイレブンで給水タイムとし、コンビニから塩分補給のため塩分チャージタブレットを買いました。
尾花沢から国道13号に入りましたが、気温23度で寒さを感じました。ワークマンから買った紫外線除去率95%の長袖に娘から父の日プレゼントでもらったクロコダイルのTシャツを羽織って行きましたが、寒さに我慢ができず、舟形町で合羽の上着を羽織りました。
後は、ひたすら、国道13号を北上し、新庄市、金山町、真室川町と走り、自動車専用道路を迂回して、県境を目指しました。
山形県側は、ずーと曇っていました。夏のツーリングをして山形県北部の最上地方と呼ばれるエリアで何度も寒い思いをしてきました。昔から冷害で凶作の被害を受けている地域です。午前中、太陽が顔を出さないのです。
朝も早いことから、迂回路は車が全く走っていません。
秋田県との県境にある雄勝トンネルは午前7時半過ぎには通過できました。
秋田に入ると天候が一変しました。2021.7.16「冥途の土産に弁当を持って三途の川へ」でも紹介しましたが、山形県側は曇って寒く、トンネルを抜けると快晴という状態でした。
にかほ市に抜ける国道108号は国道13号から右折ループして、日本海側に向かいます。
途中、松ノ木トンネルは思い出があるトンネルです。昔、山仲間でバイクの師匠であるO氏と鳥海山の南東から秋田県に抜ける成沢林道をツーリングし、松ノ木トンネルを抜けて、院内に出て山形県側に戻ってきたことがあります。
この当時は、松ノ木トンネルから院内までは整備された幅広い道路でしたが、にかほ側はつづら折りの狭い道でした。その道は、旧道として今でも存在しているようでした。
最初に給油したのは道の駅 清水の里・鳥海郷の向かいにあるJAの給油所でした。
自宅からJAの給油所まで131km、2.3リットルの給油でリッター当たり57kmとなりました。ここで、ガス欠の心配が一気に吹っ飛びました。しかし、燃料が濃いことには変わりがなく、メインジェットの番手を下げると時速60km以上からエンジンが回らないという現象が起こり、燃調に難儀してきました。
取りあえずは安心しました。向かいの道の駅で小休止し、鳥海グリーンラインを目指しました。
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2022年07月01日
いつもの道の駅裏磐梯へ
2022.6.24
遅山仙人への冥途の土産として日本最大のニッコウキスゲ群落地である雄国沼湿原をプレゼントし、芸術的?に細い蕎麦を堪能して、帰路につきました。
喜多方方面から帰る時は国道499号を通って、桧原湖に出ます。その時、必ず立ち寄るのが道の駅裏磐梯です。秋に立ち寄った時に、ここで買った自家製的な味噌付けの漬物の味を忘れられないのが仙人です。
一番最初に農産物の直売所に入りました。
お目当ての漬物はありませんでした。秋にならないと買えないのかもしれません。
隣の土産物売り場で、私は職場への土産で喜多方ラーメンせんべい、仙人は槐(えんじゅ)の木でできた花台と飾り台を買いました。仙人のリアボックスがまた重くなりました。
道の駅から桧原湖の西岸を走り、磐梯山展望台に立ち寄りました。
ここは、以前も紹介したように駐車場から歩道に足跡がペイントされており、絶景ポイントへ誘導してくれます。
しばらく、桧原湖の西岸を走った後、歌手の小椋佳の名前の由来になった小椋姓の多い早稲沢の交差点を左折し、西吾妻スカイバレーを一気に駆け上ります。
仙人のバイクは、リアボックスの重さから、パワーダウンし、七曲りの急こう配をやっとの思いで上ってきました。
仙人のスーパーカブが豆粒のように見えます。
白布峠には14時10分に到着しました。本日、2回目のコーヒータイムにしました。
ここで、この夏のキャンプの話題になりました。今年の夏は、宮城県大崎市鬼首の吹上キャンプ場でキャンプを予定しています。以前から仙人がジンギスカンがしたいと言っていました。そして、小さなカセットボンベが使えるコンロを持っていると言い出しました。
そこで、ジンギスカン鍋と飲み物は私が準備するので、仙人はコンロとラム肉や食材を準備するように話したところ、仙人の話は萎んでいしまいました。
いつものことですが、自分はできないと甘えた話ばかりします。山仲間S氏や私から面倒を見てもらっているという感覚は多少あるにせよ、義理でも1回ぐらいは自分でするという自覚は微塵もありません。
仙人にラム肉とコンロの宿題を預けたまま、コーヒータイムは終わり、14時50分に白布峠を下り始めました。
米沢、高畠を通って、山形市内に戻りました。
帰宅し、息子から父の日プレゼントでもらったエビスビールの詰め合わせから、黒ビールを選び、雄国沼湿原の散策と236kmのツーリングの反省会としました。
おしまい
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2022年06月30日
芸術的?に細い蕎麦
2022.6.24
雄国沼の金沢峠からシャトルバスで雄国萩平駐車場に戻ったのは11時15分でした。
朝、7時50分のバスで金沢峠に向かう時は少なかった車も、大分、その数を増やしていました。これから、昼食場所に向かうのには、ちょうどいい時間でした。
遅山仙人は喜多方市内の坂内食堂に行きかったのですが、今まで何度行っても、大行列に遭遇して諦めてきました。
今回は、事前に私が調べておいた農家のそば屋さくらに行くことにしました。この蕎麦屋は、恋人峠の交差点から雄国萩平駐車場に上って行く途中から南に入ったところにありました。雄国萩平駐車場から下りて、数分の所です。
11時25分に到着した時は駐車場には数台の車がありました。駐車場から一寸上ったところに店はありました。
何組かのお客さんがいましたが、とても長いテーブルの端っこに席を取りました。
仙人が2018.10.26のツーリングを思い出しました。小国町の水源の郷交流館で地元産の蕎麦粉の手打ち蕎麦を、何を勘違いしたのか、仙人が温かい蕎麦をオーダーして失敗したことがトラウマになってしまいました。
その時の様子は樽口峠・高ツムジ山ツーリング 水源の郷交流館で紹介しています。それからというもの、仙人は私と同じ物しか頼まなくなってしまいました。しかし、仙人と私は年齢の差があり、食べる量が違うので、昨年から仙人に先にオーダーさせていました。
今回は、私が仙人に天ぷら付きの「天もりそば」を食べるように促して、二人とも同じ物をオーダーしました。
天ぷらが付いて1,000円というのはリーズナブルな感じがしました。麺に特徴があり、細麺でコシがありました。
2018.11.3の一ノ戸弘法そば(喜多方市山都町)の蕎麦のように細い蕎麦でした。仙人は芸術的?に細いと言っていました。
山形県内では、これぐらい細い蕎麦を出す店は多くありません。一ノ戸弘法そばの時と同じように、大盛にするか、もう一枚食べてもいいぐらいの量に感じられました。細麺は重さは同じでも、量は感じないのかもしれません。
次々にお客さんが入り、あっという間に満席になってしまいました。私たちが店の外に出た12時10分ごろには、店の外に数人のお客さんが待っていました。
店の駐車場の西側には蕎麦畑が広がっていました。会津盆地が一望できました。
元来た道に戻り、恋人坂の交差点を右折し、朝来た県道377号を戻ると、左の奥にたくさんの残雪を残した飯豊連峰が鎮座していました。この日、飯豊連峰の山形側、小国町の石転び沢で登山客が滑落して死亡したという痛ましいニュースをしていました。
県道377号の途中から桧原湖に行く国道499号に向かい、いつも立ち寄るJAのガソリンスタンドに行きました。
仙人はリッター51km、私は76kmでリッター25kmの差が付きました。理由はもちろん、仙人のリアボックスが異常に重いことです。重いコレクションを捨てられないだけのことです。
ガソリンスタンドから桧原湖に向かいました。
つづく
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2022年06月03日
介護予防大作戦終了
2022.5.26
自宅からここまで155km。リッター73km。仙人はプラス10kmとして、リッター50kmでした。仙人のカブは110cc並みの燃費です。燃費の悪さの最大の原因は、リアボックスの異常なる重さです。
コレクションいや、ガラクタ満載で、安物ボックスの材質が薄く、雨ざらしで劣化が激しく、いつバラバラになってもおかしくない不安材料を載せて走っています。
ガソリンが無くなることへの異常なまでの不安に対して、燃費を悪くしているリアボックスへの無頓着さは、アンバランスな仙人の脳の個性です。
給油後、阿武隈鉄道丸森駅に立ち寄りました。
この駅は駅員がいる有人駅でした。
山形駅から丸森駅まで仙山線仙台経由で2,030円、奥羽線福島経由で2,330円です。列車の旅も良いよねと、ビアホールがあるのはどこの駅だと言うので、あぶくま駅の中にある産業伝承館を言っているのだろうと思います。
駅の中にはレンタサイクルと思われるものもありました。阿武隈ライン舟下り乗船場や齋理屋敷方面に行くのには、良い交通手段かと思います。
丸森駅から広域農道に出て北上し、柴田町船岡を目指しました。
船岡から国道4号を横切り、一山超えて、村田町へと向かいました。仙人が村田の道の駅を気にしていましたが、予定より1時間20分のタイムロスだったので、山形市内で夕方のラッシュアワーを考えて、無視しました。
村田から川崎町へと進み、国道286号を西進し、セントメリースキー場でコーヒータイムとしました。
平日なので駐車場は無料?かな。
オフシーズンのスキー場では、作業員が点検なのか、塗装なのか、何かの作業中で、ちょうど一服の時間でした。
私たちも一服。仙人はコーヒー豆を持ってきたようですが、計量カップの持ち合わせがありませんでした。私は一回分ずつのコーヒー豆の量を計量して、小分けにして持ってきましたが、仙人は、その辺も無頓着のようです。
しばしの雑談の後、国道286号笹谷峠を目指しました。
快適に笹谷峠まで上り切り、峠には休憩中の工事用トラックと普通自動車1台がありました。
山形市内には夕方5時前には到着しました。
無事に、ヒッキーな仙人の介護予防大作戦は終了しました。
後日、仙人が電話をくれました。
ツーリングの後、気持ちの良い毎日を暮らしていたようです。一時は、体が動かなくて今年はどこにも出られないと自暴自棄になっていました。
体の衰えは自分の心が作るものだと仙人に言い聞かせ、電話を切りました。
243kmの旅、終わり
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2022年06月01日
なかなか辿り着けないレストラン緑山
2022.5.26
ヒッキーな遅山仙人を外に連れ出す殺し文句「緑山に行こう」を具現化するため、山津見神社から宮城県丸森町のレストラン緑山に向かいました。
山津見神社から国道115号へ北上しました。山津見神社へは北側が正式な入り口なのか、大きな石柱が立っていました。
国道115号に交差する手前から天然の要塞・霊山の岩山が良く見えます。霊山には今まで何度も登ったことがあります。
国道115号との交差点をそのまま進んでいくと霊山の登山口へと上って行きます。この交差点を右折し、途中から左折します。
一山超えて、玉野の集落から左折してトンネルをくぐり、道なりに進みます。八雲神社の交差点から左折してレストラン緑山に向かう予定でしたが、時間に余裕があったので、松ケ房ダムを回ってからレストランに向かうことにしました。
ダムの堤体まで行かずに、堤体へ行く交差点からレストランに行くことにしました。
ところが、間違って、八雲神社の方へ戻ってしまいました。急いで、折り返して、道を急ぎました。
レストランまで、あと少しというところで、県道が全面通行止めになっていました。宮城県道路管理GISをよく見てきませんでした。国道399号や国道113号を中心に見てきたので、丸森町付近は抜けていました。
止む無く、迂回路を走りましたが、狭くて、車1台がやっと急な山道で、前を走る乗用車とトラックが道を譲ってくれました。
山を下ると仙人のスーパーカブの燃料計がゼロになり、仙人は悲愴な面持ちになりました。私はメーターはアバウトであることを知っているので、仙人にガソリンタンクを開けさせて、中身を確認すると十分燃料が残っていました。
予定より20分遅れて、11時50分にレストラン緑山に到着しました。
店の外で待つことにしました。私たちが待っている間、3ナンバーの何故か白い車が何台も来ましたが、みんな諦めて帰って行きました。
12時50分に入ることができました。
オーダーしたのは緑山セット(税込み1,650円)です。
大きなホタテ貝が4つで食べ応えがありました。仙人の栄養不足には最高の昼食です。
私たちが最後の一組前の客で、仕事が落ち着いたのかシェフが挨拶に来てくれました。
シェフは最近、オートバイで上りの急な砂利道で立ゴケをして足をうち、しばらく痛かったと言っていました。
仙人は、本当はシェフの奥さんに会いたいのです。シェフの奥さんは仙人の妹さんの友達です。昔、仙人の家に妹さんを訪ねてきたので、仙人は知っていると言っていました。奥さんを〇〇〇ちゃんと気安く呼んで、私に話しをしますが、〇〇〇ちゃんは仙人と会いたがっていないと思います。有難迷惑と考えられないのが仙人の脳の個性なのです。
これらのことを考えて、私はシェフの奥さんに会えないウィークディを狙って、レストラン緑山に連れて来ているのです。
美味しい料理をたらふく食べて、帰路につきました。
つづく
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