中秋の満月に月山を越える。玉川寺で本懐を遂げる

2020年10月04日

たらのき代の棚田を走って玉川寺へ

2020.10.2

大網たらのき代04

国道112号朝日第一トンネルを抜けるとすぐの所に大網地区への交差点があります。そこを右折し、朝日第二トンネル側の車線を跨いで、山形自動車道の巨大なアーチ橋の真下を走ると大網地区へ上っていきます。

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月山ダムの堤体が見えます。

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遅山仙人を連れて初めて月山を越えたのは2016年8月10日で、この時は大網の注連寺に立ち寄りました。注連寺は作家・森敦が芥川賞を受賞した小説・月山の舞台になったところです。

この時は、注連寺から即身仏(ミイラ)で有名な本明寺のある東岩本に抜けて庄内東部地区広域農道(スーパー農道・庄内こばえちゃライン)に合流し、そのまま北上して、庄内をロケ地とした映画のセットがあるスタジオセディック庄内オープンセットを見学しました。

広域農道については「広域農道と農免道路とは?」で詳しく説明しています。

今回は、県道𣗄代大網(たらのきだいおおあみ)線を走り、一山越えて、たらのき代地区から庄内こばえちゃラインに合流することにしました。

大網たらのき代01

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大網地区の入り口から徳川家康とゆかりのある湯殿山総本寺瀧水寺大日坊へのT字路を右折します。

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大日坊の山門前を通り過ぎて、そのまま道なり進んでいきます。この道が県道𣗄代大網線です。

複数の市町村を跨いで走る道路の場合は都道府県道となり、一つの市町村で完結している場合は市町村道であるのが一般的です。

この県道は、平成の大合併前の羽黒町たらのき代地区から朝日村大網地区を結ぶ道路でした。合併により、どちらも鶴岡市に合併しました。

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山道をどんどん進んでいきます。一見、基幹林道のような道路の幅です。

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国土地理院2万5千分の1地形図にある大網放牧場は使用されておらず、荒れ野の状態でした。きっと、昭和から平成までたくさんの牛が放牧されていたのでしょう。

2018.7.13の「四ケ村の棚田 番外 次年子放牧場編」で紹介した次年子放牧場と同じような状況だったのかもしれません。

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大網たらのき代02

大網放牧場を過ぎると、上の地図のように「天保堰」という江戸時代天保年間に作られた農業用水路沿いに走ります。

天保堰についてはミツカン水の文化センター機関紙『水の文化』43号 庄内赤川水源林保全の歴史に詳しく載っています。
http://www.mizu.gr.jp/kikanshi/no43/07.html

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天保堰を離れ、庄司谷地堤付近に来ると風景が一変します。緩やかな草原風に見えますが、実際は広大な蕎麦畑でした。まもなく、刈り取りの時期を迎えようとしていました。

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緩やかな蕎麦畑から砥沢山に伸びる尾根沿いを走るとブナ林になります。標高500mから600mにブナの林があるのは珍しいのです。

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2020.5.30の山菜取り快適なツーリングロードでも紹介したように低山帯でのブナ林は珍しいことですが、たらのき代地区にはスキー場があり、写真のブナも枝を真上に伸ばしていることから、この辺りは降雪量が多く、冬は厳しい気候なのかもしれません。

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山道のツーリングでは植物の変化で標高や人里までの距離の目安が付きます。

砥沢山の下りからはブナからナラ、コナラの雑木や杉に変化し、そろそろ、たらのき代が近くなってきたことがわかります。

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大網たらのき代03

たらのき代は、やまがたの棚田20選に選ばれています。急な高低差は無く、きれいな棚田です。

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県道𣗄代大網線に別れを告げて、県道𣗄代鶴岡線に入ります。

途中、展望台の案内標識があったので左折しましたが、ただの駐車場でした。

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さらに、県道を下っていくと、同じように展望台の案内標識があり、右折すると、今度は駐車場の奥が展望台になっていました。

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柿畑の奥に金峯山(きんぼうさん)と国道112号線沿いの集落が見えました、ここからは鶴岡市街地は見えませんでした。先に見た展望台の案内標識は何だったのでしょうか?

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この展望台から少し下ると前述のスーパー農道・庄内こばえちゃラインとの交差点になり、右折して北上します。

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羽黒山の赤い大鳥居が右手に見える前に目的地である玉川寺(ぎょくせんじ)の小さな看板が道路右側に見えます。そこを右折し、そのまま道路沿いに玉川集落を走ると、まもなく玉川寺への案内板が見え、左折すると玉川寺の駐車場になります。


himajintaro at 21:03│Comments(0)グループツーリング | 道路

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