千歳山で芋煮会焼肉牛将もGo To Eatに参加しています。

2020年09月28日

あこや姫伝説の松

2020.9.22

千歳山山頂の展望台で山形のソウルフード芋煮を食べ、相変わらずの取り留めもない話でゆっくりした時間を過ごし、午後3時過ぎに下山を始めました。

下りのルートは東側の萬松寺(ばんしょうじ)に下りるコースを選択しました。

上りは北側の千歳山こんにゃく店から岩五郎稲荷を経由してつづら折りに登るので、ゆっくり登れば、さほど負担とも思われませんが、昼食をしていたら70代と思われるご夫婦から、同じコースは道が悪くて同じ道を帰りたくないので、別のコースは無いかと尋ねられました。

千歳山

南側に下るルートがあるのですが、国土地理院2万5千分の1地形図に表示されていないルートがあり、五合目付近で北側ルートと東側ルートに等高線沿いに行ける道があるので、そちらも選択肢の一つと説明しました。

千歳山はアカマツが生えるぐらいの岩山なので登山道の所々に岩のあることは仕方のないことです。

千歳山では東側ルートが尾根沿いを直登する、まさに三角形の斜辺をストレートに登るという最大の難コースです。

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最初は緩い下りでしたが、途中から切れ落ちるような急な下りになってきます。

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まさしく、尾根を下っています。

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こういう岩の多い場所では、甲の高い革靴が安定しています。また、ビブラムソールというゴム底が岩に食いついて歩きやすいのです。

仙人は登山靴を履かなくなりました。こういう場所では、登りよりも下りで事故が発生します。足をくじかないかと心配して見ていました。

高校の部活で千歳山を走り回った元アスリートの遅山仙人もこのコースを忘れていたと言っていました。

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階段になると岩が無くなってきた証拠です。

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平らな所に出てくると、千歳山の由来になった、あこや姫伝説の阿古耶(あこや)の松に到着します。

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太いマツは枯れてしまったのか、若いマツがたくさん囲いの中に生えていました。

現在の萬松寺の住職が副住職時代にあこや姫伝説について雑誌に投稿されています。

あこや姫伝説

あこや姫については、まんが日本昔ばなしでも放映されました。
http://nihon.syoukoukai.com/modules/stories/index.php?lid=1265

京都精華大学の研究対象にもなっています。
あこや姫伝説の諸相 - 京都精華大学
https://www.kyoto-seika.ac.jp/researchlab/wp/wp-content/uploads/kiyo/pdf-data/no40/kitoh_naoyoshi.pdf

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今回は萬松寺の本堂の方に下りずに墓地の方に下りました。

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時刻は午後4時過ぎ。一時間ちょうどで下りてきました。ここから千歳山の北側を巻くように走る市道を歩き、最初の登り口まで戻ってきました。

路駐の車や、自転車、バイクもなく、私たちのバイクだけが残っていました。

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軽く汗をかく、良い運動でした。仙人は疲れたようです。次回のツーリングを約束して解散としました。


himajintaro at 07:00│Comments(0)歴史・文化 | 登山

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