七ヶ宿ダム右岸を走る千歳山で芋煮会

2020年09月25日

久しぶりに千歳山登山

2020.9.22

昨年11月の初旬、尾花沢市と宮城県加美町との県境にある翁山の登山をするために林道を車で走っていきましたが、予想外の大雪で断念して引き返しました。このため、リベンジを果たそうと体力調整のため、千歳山に登りました。

昼に山頂で食事という設定で、朝、昼食を作りました。

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パンとイワシの味噌煮、キャベツでホットサンドを作りました。

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革の重登山靴を持って出発です。

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現在のように高い建物が無かった時代は山形市内のどこからでも見ることができる円錐形のピラミダルな山です。上の写真は以前撮った写真です。千歳山の麓まで市街地が伸びています。このため、山形市民にとってはシンボリックな山です。

千歳山2

山形県内の内陸部は、東に宮城県との県境があり、そこを源流として北西方向に幾つもの川が流れ、平野部に流れ込む付近に必ずと言っていいほど、三角形の山が作られています。まるで、オカルト雑誌ムーで取り上げられそうな、きれいな三角形を成しています。

千歳山


幾つかある登山口のうち、一番オーソドックスな千歳山こんにゃく店前に朝10時集合としました。この店は、国道286号改修前は砂利道に車を置いて、道から歩いて下ったところに木造の古い建物が立っていました。山形県民のソウルフードである玉こんにゃくを売っていました。この店の玉こんにゃくは手作りで大きくコシがあったので、宇都宮でスナックを経営していた叔母が度々買いに来ていました。その後、土地収用移転で現在地に新しい店を開店しました。

参加者はいつもの三人です。以前は、屋外のイベントにはバングラデシュ珍道中記に登場する悪友も参加していましたが、最近は、魔が差したのか、頭脳の世界に没頭し、シャバに出てくることもなく、自分で呪いをかけたわけでもないのに醜い豚になってしまいました。

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大方の予想通り、遅山仙人は10分以上遅れて到着しました。付近には片側2車線の大きな国道が交差しているので、ここまで原付で来るのには、ちょっとした技が必要なのです。仙人のBOXの中には米5kgが入っていました。来る途中買ってきたと言うのです。

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山仲間S氏からコールマンの真新しいサブザックをもらい、荷物を詰め替えました。

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S氏が言う「苔生したスーパーカブ」とは、上の写真のように実際にフェンダーに苔が付き始めたからなのです。もちろん、苔を落とそうなどという発想は仙人には毛頭ありません。仙人は付き始めたのではなく、すでに憑いているのです。

この日は、登山客の車が駐車場や駐禁でない道路にたくさん路駐していました。バイクや自転車もたくさんあり、すでに相当数の登山者が登っていると思われました。

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登山口を予定の30分オーバーの10時30分に登り始めました。一番体力のない仙人を先頭に仙人のペースで登りました。通称岩五郎稲荷(千歳稲荷神社)の林立する赤い鳥居を潜ります。

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岩五郎稲荷に登山の無事を祈願し、本格的に登り始めました。

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山頂までは登山口から私の足では25分から30分というところです。途中、下山する何人かの登山客とすれ違いました。4連休最終日ということもあり、家族連れ、特に小学生を連れた家族が多かったようです。

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五合目付近の眺めの良いところで小休憩としました。山頂は見晴らしが良くないので、ここで眼下に広がる山形市街地を眺めました。市街地が麓まで来ているので福島市の信夫山からの眺めを彷彿させます。

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千歳山はアカマツの緑が生える山でした。松茸も取れる山でした。しかし、御多分に漏れることなく、全国に蔓延したマツノマダラカミキリ(松くい虫)に寄生するマツノザイセンチュウによる枯死が大量発生しました。

現在のような伐倒薬剤処理以前は、寄主であるマツノマダラカミキリ防除のためヘリコプターによるスミチオン散布を試みましたが、市民団体による反対運動が展開されて社会問題になったこともあります。

地主である林野庁は造林の山でない千歳山の自然の変遷を重視したため、下刈りなどの手入れは行われませんでした。アカマツの樹齢も古く、次世代への更新が上手くならなかったために、比較的若い生きたマツの根に共生する松茸も生えなくなってしまいました。

マツノザイセンチュウに強いアカマツの品種が密かに植えられきましたが、千歳山の表土は栄養化が進み、貧栄養の山に生えるパイオニア植物であるアカマツは本来の役割を終え、松の緑から雑木の緑へ変貌しています。

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数々の学校の校歌に千歳山の松が歌われてきましたが、時代の変遷を感じます。

次回、山頂での昼食の様子をお伝えします。



himajintaro at 20:02│Comments(0)自然 | 登山

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