国道47号を避けて岩出山へ仙人、遂にズボラが仇に

2020年09月06日

山の中の蕎麦屋さん

2020.8.22

鬼首吹上高原オートキャンプ場から国道47号を避けて、荒雄川の右岸を走り、岩出山に出ました。岩出山には、昨年の9月13日に一斗缶の「おおくぼのかりんとう」を買うために遅山仙人と来ています。

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昼食場所をGoogleマップで調べて、帰るルート上に蕎麦屋さんを探していました。

加美町宮崎へ行く県道から、ちょっとそれた脇道から急な坂を下ったところに探しておいた手打そば もみじ野がありました。

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もみじに囲まれたテレビ番組に出てきそうなポツンと一軒家です。

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山の斜面に建てたログハウス調の白壁がポイントのこじゃれたお店でした。高床で、床下に薪ストーブ用の薪が積んであり、冬の暖房に薪を使っていることがわかります。

屋根の勾配がきついので、冬はそれなりに雪が降るのでしょうか。アスファルトの道路から、かなり急こう配の砂利道を下りてくることになるので、冬はアスファルトの道路脇にあった駐車場に車を止めて、歩いて下りてくることになるのだろうと、蕎麦が茹で上がる間、思惑にふけっていました。

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私たちは11時10分に到着しましたが、すでに10人ぐらい並んでいました。

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隅の柱の下に置いてある注文票に自分の名前と注文する蕎麦の数を書いておくと、時々、女将さんらしき人が来て、名前を呼んで中に案内してくれます。

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イワナの天ぷらがメニューにありますが、下の沢に養殖池らしきものがありました。

10分ほど待つと、テラス側の席を案内されました。

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仙人は、いつものように感動を覚え、奇声を発するので、口止めをしておきました。他人様に迷惑の掛からないぐらいの音量ならばいいのですが、コロナに関係なく、大音量で、オーバーな、べた褒めをするので周りにいる人の好奇の視線を感じることがあります。

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蕎麦が出てくるまでの間、蕎麦がきを揚げたものがお通しとして出てきました。外で待っている人たちにも配られて、お客さんを退屈させない店の心遣いが感じられました。

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天ぷら蕎麦 税別1,600円

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蕎麦は田舎蕎麦の細切りでした。コシがあり、蕎麦の香りがします。店の名前だけにもみじの青い葉が乗っていました。

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天ぷらには稲の穂が添えられ、表面はカリッとした仕上がりで、美味しい天ぷらでした。藻塩を振りかけていただきました。蕎麦屋さんで藻塩は珍しいです。仙人は、いつも天ぷらを先に食べます。

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蕎麦湯はトロミのある美味しい湯でした。多分、蕎麦粉を溶かして出しているのかもしれません。

土曜日であるためか12時前だというのに、外で並ぶお客さんがどんど増えていきました。

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12時10分ごろ店を出ましたが、下の駐車場は満車で、上の道路の駐車場にも車が溜まっていました。県外ナンバーは無く、宮城か仙台ナンバーばかりでした。唯一、我々が県外ナンバーでした。

地元の有名店だったのでしょうか。山形県内をツーリングで蕎麦屋さんに入ると県外ナンバーがずらりと駐車場に並んでいることがあり、驚くことがあります。地元の人が知らない店がインターネットの普及で県外からもお客さんが来る店になっているようです。

ここから、加美町宮崎へとリトルカブを走らせました。




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