クラゲ見るために月山を越えて庄内平野を斜め横断しました。

2019年07月17日

クラゲ、クラゲ、クラゲ

開館時刻20分前には玄関前に行列ができました。福島からの観光客も来て長蛇の列になりました。

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展示室はイワナ、ヤマメの淡水魚に始まり、一般的な海の魚のほかに、写真は撮ってきませんが日本海から遡上するたくさんのサケの幼魚が泳ぎ回っていました。

しかし、何といっても圧巻はクラゲの展示です。さらに、9時30分から始まったクラゲの話がとても面白く、クラゲに対する見方が変わりました。

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水族館の職員の説明によると、クラゲはプランクトンの仲間で、自分の意志で泳げないものは、大小にかかわらずプランクトンと呼ぶのだそうです。

クラゲは基本的に有性生殖ですが、幼生が無性生殖のままクローンでいくらでも増えていくという事実には驚きでした。

毒を持つものと持たないものがあります。展示しているクラゲの名前ラベルに「刺」という文字があるものが毒を持つ種類です。獲物を捕まえるときに触手から獲物に向けて小さな毒針を無数に発射します。

毒で動きが鈍つたプランクトンや小魚は触手によりクラゲの中心部に送り込まれ、胃まで持って行き消化します。今まではどれが胃なのかわかりませんでした。

毒を持たないクラゲは体の周りに付いている繊毛のようなものが光に反射して虹色に輝きます。

これらの様子は全てカメラで拡大してモニターに映し出されました。

クラゲに関する知識があるのと無いとでは、水族館のクラゲの面白さが変わります。クラゲの話を聞いただけでも加茂水族館に来た価値がありました。

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クラゲの話を聞いた遅山仙人が「クラゲのように行きたい」と言うので、「今でも十分浮遊(浮浪)して暮らしているではないか?自分の意志に関係なく方々に連れ回されているだろう」と返しました。

まずは毒を持つクラゲ

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そして、毒を持たないクラゲ

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時間はあっという間に過ぎてゆき、次の目的地までの移動のために駐車場に戻ってきました。

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加茂水族館には2輪専用の駐輪場があります。ここに富山ナンバーのスウェーデン製のバイクが置いてありました。日本海側は酒田まで高速道路でつながったので、北陸から来るには便利になったと思います。

開園前に警備員さんと話しましたが、ゴールデンウィーク中は大混雑したようです。「今はインターネットで何でもわかる時代だから...」と全国からお客さんが来るそうです。

混雑時には駐輪場は原付にとっても有難い心遣いです。

これから、次に目的地まで移動します。


himajintaro at 07:00│Comments(0)グループツーリング | 観光

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クラゲ見るために月山を越えて庄内平野を斜め横断しました。