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2019年07月05日

剪定バサミを買いに行きました。

以前から欲しかった剪定バサミを買うために、仕事帰りに遠回りをしてリトルカブで打ち刃物工場に行きました。

職人用の道具は金額がはり、なかなか、買えるものではありません。しかし、プロの道具は素人が使ってもいいものです。とにかく、メンテナンスさえ正しく行えば、長持ちするし、きれいにできるし、長く使っていても疲れません。

私の父は大工でした。50代半ばで他界しましましたが、彼が残した道具は半端ないものばかりです。私も小学生のころから大工仕事を手伝っていました。父の道具を使っていたので、プロの道具の良さは分かっています。

妻の兄は植木職人ですが、まだ現役なので、職人の道具を譲ってもらうまでにはいきません。そこで、意を決して、製造元までリトルカブを走らせました。

向かったのは山形市桧町にある飛塚製鋏所

生垣の刈込に使う大バサミは刃が長いので、まともに買うと、何万円もします。そこで、刈込は今まで使っている安物のハサミを使うことにし、枝を切り落したり、簡単な刈込ができる、少し刃が長いハサミをネットで見つけたので飛塚製鋏所に向かったのです。

工場のそばの自宅兼事務所で奥様が対応してくれました。通常のメンテナンスの仕方を教えていただき、切れなくなったら、1回無料で研ぎ直ししてくれる無料券をいただき、支払いをしてリトルカブで帰ろうとしたところで、普通は話が終わります。

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ところが、私も気が付かなかったのですが、領収書をもらっていなかったのです。奥様が気付き、道路に停めておいたリトルカブまで呼びに来てくれました。

再度、事務所に戻ったら、お茶でもどうですか?とお誘いを受けて、いろいろ、お話をお伺いすることができました。

現在、山形市にある打ち刃物工場は5軒で、そのうち、後継者がいて、複数の職人さんがいるのは飛塚さんの工場だけでそうです。

元々は、果樹農家の剪定バサミを作っていたそうです。このため、果樹の枝切り用のハサミを中心に製品がラインナップしています。

以前は8割がOEM生産だったそうですが、ホームページを作り、テレビ番組の和風総本家でイギリスで飛塚製鋏所の鋏が使われていることを紹介してもらったり、世界に股をかける日本人女性カカオハンターが飛塚製鋏所の鋏を使っていたり、様々な国に輸出され、自社ブランドが6割を超えるようになったそうです。

確かに、Amazonや楽天などの通販サイトには
飛塚製鋏所の名前で出ています。

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昔は鍛冶屋に嫁に来たということが恥ずかしかったそうです。後でわかったことですが、私の高校の同級生が鍛冶屋に嫁に来た奥様の旦那様、つまり、飛塚製鋏所の代表者と幼馴染だということがわかり、同級生からも、いろいろ聞くことができました。

山形には良い物があっても、山形の人はコマーシャル下手なので産業が発展しないという状況を作ってきたことを感じました。

ちなみにハサミの値段は税抜きで11,000円。専用ケースはいくらだったかな?
研ぎ直しは、ハサミを分解して、研いで、噛み合わせを直して、刃の長さにより10,000円~のようです。素人は研がない方が良いとのこと。素人はハサミの噛み合わせは合わせられません。植木職人なら毎年、素人なら普段使いで3~5年に一度の研ぎ直しで充分だそうです。
工場に買いに来てくれた方のみ、期限なしで、研ぎ直し1回無料券がいただけます。

生垣の剪定で使いました。重くて疲れると思いましたが、全く疲れませんでした。以前より、作業がはかどり、例年の約半分の時間で作業を終了しました。

次回は、もう少し太い枝を切る剪定バサミを購入したいと思います。


himajintaro at 07:00│Comments(0)買い物 

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